Inspiro、Microsoft Windows Virtual Desktop (WVD) を利用し、オペレーター3,000名によるリモートワークを可能に
Microsoft社のテクノロジーの活用により、コロナ禍での従業員の働き方改革、および高水準なサービスの継続的提供を実現
新型コロナの影響により、Inspiroは早急に従業員のリモートワーク化を実現する必要がありました。同時に、お客様企業の業務継続だけでなく、繁忙期の増員にも短期間で対応するために、更に2,000~3,000名のオペレーターへの導入を進める必要がありました。
しかしながら、当時のIT基盤は大半の機器が物理サーバー上で稼働していたため、リモートワークや増員に必要な対応を行うことが難しく、また、仮想デスクトップ(VDI)設備も不足していました。
Inspiroは事業継続に向けて、あらゆるシナリオとプロバイダーを評価した結果、供給・運用・DaaSのメンテナンス性の高さに優れた、Microsoft社のAzureベースのリモートデスクトップであるWindows Virtual Desktop (WVD)を選定しました。また、従業員のコミュニケーション、コラボレーション、エンゲージメントのためMicrosoft Teams も同時に導入しました。
「Microsoft Azureを選択した理由は、費用対効果が高く、柔軟性と拡張性に優れ、WVDを使用しながらオペレーターの生産性を高めることができるからです。」とInspiroの最高情報責任者(CIO)であるMark Mistalは述べています。
また、「私たちは、WVDを展開し実装するにあたり、Microsoft Teamsを主要コミュニケーションチャネルとして活用しました。また、Microsoft社は、Inspiro従業員にTeamsの研修とサポートを提供し、リモート環境でのコラボレーション機能を強化しました。」 とMistalは付け加えています。
ITオペレーション担当シニアマネージャーのRom Saldivarは 「トレーニングでは、Teamsが日々のタスク、会議の開催、トレーニングの実施などでどのように役立つかについて深く掘り下げた議論が行われ、洞察に富んだものでした。」 と述べています。
これらのソリューションを活用し、Inspiroは、フィリピン及び米国の従業員に対して約1,900台のWVD端末を利用したリモートワーク化を実現しました。また、お客様企業からの増員要請にも確実に対応したことから更なる信頼を得ており、信頼性は99.99%を達成しています。Microsoft社のソリューションは現在、Inspiroの業務運営に欠かせないものとなっています。
Inspiroは、在宅勤務体制への移行が成功したことを受け、パンデミック終息後も在宅勤務を恒常的な体制として維持することを決定しました。この他、DaaS並びにTeamsに加えて、Microsoft社の他のツールを利用した更なる業務効率化についても引き続き検討して参ります。
以上
【2023/9/1追記】
りらいあコミュニケーションズは、KDDIエボルバと経営統合し、2023年9月1日より「アルティウスリンク株式会社」になりました。
【Microsoftについて】
Microsoft(Nasdaq "MSFT" @microsoft)は、インテリジェントクラウド、インテリジェントエッジ時代のデジタルトランスフォーメーションを可能にします。「Empower every person and every organization on the planet to achieve more.(地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする)」を企業ミッションとしています。
【Inspiro Relia, Inc. について】
りらいあコミュニケーションズ株式会社の100%子会社であり、主に北米、及びAPACエリア向けにCRMサービスを提供しております。フィリピン国内向けのサービスシェアは業界最大規模となります。
https://www.inspiro.com/
【りらいあコミュニケーションズ株式会社について】
1987年設立のBPO(Business Process Outsourcing)サービス会社です。全国30ヶ所以上にオペレーションセンターを配置し、グループ全体で3万人を超えるスタッフがコンタクトセンター、バックオフィス、対面営業支援などの顧客接点周辺のBPOサービスに従事し、国内主要企業向けにサービスを提供しています。東証1部上場(証券コード:4708)。
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