ユーグレナ社、社内の「ゴミゼロ」に挑戦!CFOの提言を受け社内意識が変化・向上、ゴミ削減プロジェクトを始動
石垣島の直営カフェが沖縄県初のゼロ・ウェイスト認証を取得、ゴミ箱撤去など
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、このたび、18歳以下の初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)※1の提言を受け、サステナビリティを軸とした事業を目指すユーグレナグループの一員である仲間※2ひとりひとりが、自らが地球環境に与える影響を再認識したことをきっかけに、会社から廃棄するゴミの量を削減することを目的として、社内の「ゴミゼロ」を目指すゴミ削減プロジェクトを始動します。
※1 社会問題の解決を目指し未来を創っていくためには、将来世代による経営への参加が必要と当社は考えており、2019年より18歳以下の条件でCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)のポジションを設けています https://www.euglena.jp/cfo/
※2 ユーグレナグループでは、社員のことを同じ志をもった「仲間」と呼んでいます
※1 社会問題の解決を目指し未来を創っていくためには、将来世代による経営への参加が必要と当社は考えており、2019年より18歳以下の条件でCFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)のポジションを設けています https://www.euglena.jp/cfo/
※2 ユーグレナグループでは、社員のことを同じ志をもった「仲間」と呼んでいます
当社は、サステナビリティを軸とした事業を展開し、お客様が当社の展開する事業や商品に触れることで、未来のための持続可能な取り組みに寄与できることを目指しています。
2020年6月に18歳以下の初代CFOの提言を受け、ペットボトル商品を全廃すること、および2021年までに商品のプラスチック使用量を50%削減することを決定しました※3。また、それ以外にも、ペットボトルドリンクが購入可能な社内の自動販売機を撤去することなど、サステナビリティを軸とした事業展開を目指すユーグレナグループにおいて「ゴミゼロ」を目指すべきという提言を受けていました。
※3 2020年6月29日の当社ペットボトル商品全廃に関するリリース https://www.euglena.jp/news/20200629-2/
一方、CFOからの提言を受けて以降、社内ではペットボトル商品をなるべく購入しないで済むようマイボトルを持ち歩く、プラスチック包装を避けるよう意識して買い物をするなど、プラスチックやゴミに対する仲間の意識が高まっています。その中で、仲間の間から「会社のゴミ箱を撤去することで、会社から廃棄されるゴミの量を減らせるのではないか」という声があがり、これを契機として社内の「ゴミゼロ」を目指すゴミ削減プロジェクトが始動するに至りました。
また、ゴミ削減プロジェクトに先駆けて、沖縄県石垣市で当社が運営している直営カフェ「ユーグレナ・ガーデン」が、事業所における廃棄物削減の認証制度であるゼロ・ウェイスト認証を沖縄県で初めて取得しました。
ゴミ削減プロジェクト詳細
廃棄物の削減方法としては、3Rと呼ばれる「Reduce:リデュース(ゴミの発生抑制)」「Reuse:リユース(再利用)」「Recycle:リサイクル(資源化)」の3つが代表的な方法と言われています。この中で、「リユース(再利用)」と「リサイクル(資源化)」には廃棄物の処理にエネルギー消費が必要となり、廃棄物の削減にあたって新たな環境負荷の発生が避けられません。一方で、3Rのうち「リデュース(ゴミの発生抑制)」は最も環境負荷が小さく廃棄物の削減が可能であり、当社がすぐに実行できる取り組みであることから、当社のゴミ削減プロジェクトは「リデュース(ゴミの発生抑制)」を中心に推進しています。
■オフィス等での取組
・ゴミを見える化する「ゴミステーション」の設置
本社オフィス(東京都港区)、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(神奈川県横浜市)、福岡営業所(福岡県福岡市)などでゴミ箱を撤去し、「ゴミステーション」を設置しました。
「リデュース(ゴミの発生抑制)」を実現するために、まずは「捨てることが面倒になる環境づくり」が必要と考えました。複数あったオフィス内のゴミ箱を撤去し、一か所の「ゴミステーション」に集約した、ゴミを捨てることにひと手間かかる環境設計が“ゴミの発生抑制”の行動につながることを期待しています。
本社オフィスの「ゴミステーション」では、ゴミ分別を徹底するため、中身の見える透明容器を設置し、①ゴミは資源ゴミ含め以下の12種類に徹底分別し、②ゴミの量が多い「燃えるゴミ」と「プラスチック、ビニールゴミ」は、回収容器がどれぐらいの日数で満杯になるか観測をし、推移を記録します。本社オフィス以外の「ゴミステーション」でも、容器が満杯になった時点でその日時を記録し、ゴミの量を“見える化”することで、ゴミ削減意識の向上を促進します。
これらの取り組みを通して、今後、オフィス内でのゴミの排出量を継続的に計測し、ゴミの削減につなげていきます。
・本社オフィスの自動販売機の撤去
ペットボトルを使用した自社商品の廃止に合わせて、田町オフィス内で設置されていたペットボトル飲料を販売する自動販売機を撤去しました。
・ウォータースタンドを設置
これまで当社社内では取り換え式のウォーターサーバーを設置していましたが、浄水システムを備えたウォータースタンドに変更しました。これにより、シングルユースのプラスチックゴミなどの削減につなげていきます。
① ゼロ・ウェイスト活動に必要な知識を備えており、そのための人材育成を行っている
② 適切なごみの分別、資源化を行っている
③ ゼロ・ウェイスト活動を継続的に発展させていくための計画が組まれている
ことなどを満たし、特に地域食材の活用や、おしぼりなどの無料サービス提供の際の工夫、生産や流通過程で通常は廃棄される食材の活用、調理方法や食材調達の工夫によりゴミの発生抑制を実現している点が評価され、4つの認証を取得しました。
その他のゴミに関する取り組み
■社内のゼロ・ウェイスト・チャレンジ・ウィークの実施
仲間のオフィスでの生活だけでなく、家庭での生活も対象にしたゴミの計測と削減を通して、「ゴミゼロ」に対する意識向上を目的としたゼロウェイスト・チャレンジ・ウィークを実施。2020年9月1日~14日の2週間、17名(※仲間の家族を除く)が参加し、1週目では通常出るゴミの量を計測し、2週目ではゴミの削減に取り組み、計測しました。その結果、1週目と2週目を比較し、ペットボトルの本数を平均約52%、燃えるゴミの量を平均約28%削減することができました。
■ユーグレナ社内版循環型社会の実現(物々交換、フリーマーケット)
仲間同士で、自分では要らないけどまだまだ使える日用品などを物々交換するほか、フリーマーケットのように取引できる取り組みをイントラネット上に構築しました。
■社内勉強会やワークショップの開催
自治体として日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」をした徳島県上勝町の体験型環境施設「上勝町ゼロウェイスト・センター”WHY”」を運営する株式会社BIG EYE COMPANYのCEO(Chief Environment Officer)による社内勉強会や、当社の初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)及びサミットメンバーたちによる、仲間とその家族がプラスチックゴミについて学ぶオンラインワークショップなどを開催。
今後も、当社はサステナブルな社会の実現を目指し、大小かかわらず、まず一歩、仲間ひとりひとりが環境に配慮した行動を続けていくよう、仲間の意識向上の機会の創出を継続的に実施していきます。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向
けた研究も行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
2020年6月に18歳以下の初代CFOの提言を受け、ペットボトル商品を全廃すること、および2021年までに商品のプラスチック使用量を50%削減することを決定しました※3。また、それ以外にも、ペットボトルドリンクが購入可能な社内の自動販売機を撤去することなど、サステナビリティを軸とした事業展開を目指すユーグレナグループにおいて「ゴミゼロ」を目指すべきという提言を受けていました。
※3 2020年6月29日の当社ペットボトル商品全廃に関するリリース https://www.euglena.jp/news/20200629-2/
一方、CFOからの提言を受けて以降、社内ではペットボトル商品をなるべく購入しないで済むようマイボトルを持ち歩く、プラスチック包装を避けるよう意識して買い物をするなど、プラスチックやゴミに対する仲間の意識が高まっています。その中で、仲間の間から「会社のゴミ箱を撤去することで、会社から廃棄されるゴミの量を減らせるのではないか」という声があがり、これを契機として社内の「ゴミゼロ」を目指すゴミ削減プロジェクトが始動するに至りました。
また、ゴミ削減プロジェクトに先駆けて、沖縄県石垣市で当社が運営している直営カフェ「ユーグレナ・ガーデン」が、事業所における廃棄物削減の認証制度であるゼロ・ウェイスト認証を沖縄県で初めて取得しました。
具体的な活動は以下を実施中であり、今後、より推進していく方針です。
ゴミ削減プロジェクト詳細
廃棄物の削減方法としては、3Rと呼ばれる「Reduce:リデュース(ゴミの発生抑制)」「Reuse:リユース(再利用)」「Recycle:リサイクル(資源化)」の3つが代表的な方法と言われています。この中で、「リユース(再利用)」と「リサイクル(資源化)」には廃棄物の処理にエネルギー消費が必要となり、廃棄物の削減にあたって新たな環境負荷の発生が避けられません。一方で、3Rのうち「リデュース(ゴミの発生抑制)」は最も環境負荷が小さく廃棄物の削減が可能であり、当社がすぐに実行できる取り組みであることから、当社のゴミ削減プロジェクトは「リデュース(ゴミの発生抑制)」を中心に推進しています。
■オフィス等での取組
・ゴミを見える化する「ゴミステーション」の設置
本社オフィス(東京都港区)、バイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラント(神奈川県横浜市)、福岡営業所(福岡県福岡市)などでゴミ箱を撤去し、「ゴミステーション」を設置しました。
「リデュース(ゴミの発生抑制)」を実現するために、まずは「捨てることが面倒になる環境づくり」が必要と考えました。複数あったオフィス内のゴミ箱を撤去し、一か所の「ゴミステーション」に集約した、ゴミを捨てることにひと手間かかる環境設計が“ゴミの発生抑制”の行動につながることを期待しています。
本社オフィスの「ゴミステーション」では、ゴミ分別を徹底するため、中身の見える透明容器を設置し、①ゴミは資源ゴミ含め以下の12種類に徹底分別し、②ゴミの量が多い「燃えるゴミ」と「プラスチック、ビニールゴミ」は、回収容器がどれぐらいの日数で満杯になるか観測をし、推移を記録します。本社オフィス以外の「ゴミステーション」でも、容器が満杯になった時点でその日時を記録し、ゴミの量を“見える化”することで、ゴミ削減意識の向上を促進します。
これらの取り組みを通して、今後、オフィス内でのゴミの排出量を継続的に計測し、ゴミの削減につなげていきます。
- 燃えるゴミ
- プラスチック、ビニールゴミ
- ミックスペーパー
- コピー用紙
- ビン
- 缶
- 雑誌
- 新聞
- 電池、ガラス、ゴム
- 金属
- 発砲スチロール
- 段ボール
・本社オフィスの自動販売機の撤去
ペットボトルを使用した自社商品の廃止に合わせて、田町オフィス内で設置されていたペットボトル飲料を販売する自動販売機を撤去しました。
・ウォータースタンドを設置
これまで当社社内では取り換え式のウォーターサーバーを設置していましたが、浄水システムを備えたウォータースタンドに変更しました。これにより、シングルユースのプラスチックゴミなどの削減につなげていきます。
■ユーグレナ・ガーデンがゼロ・ウェイスト認証を取得
石垣島で当社が運営する直営カフェ「ユーグレナ・ガーデン」が、沖縄県で初めてゼロ・ウェイスト認証※4を取得しました。認証要件である、① ゼロ・ウェイスト活動に必要な知識を備えており、そのための人材育成を行っている
② 適切なごみの分別、資源化を行っている
③ ゼロ・ウェイスト活動を継続的に発展させていくための計画が組まれている
ことなどを満たし、特に地域食材の活用や、おしぼりなどの無料サービス提供の際の工夫、生産や流通過程で通常は廃棄される食材の活用、調理方法や食材調達の工夫によりゴミの発生抑制を実現している点が評価され、4つの認証を取得しました。
※4 ゼロ・ウェイスト認証制度とは、一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンが運営する認証制度で、出てきた廃棄物をどう処理するかではなく、そもそもごみを生み出さないようにしようとする「ゼロ・ウェイスト(ごみや無駄をなくす)」活動に取り組む事業所を公的に認証する制度です
その他のゴミに関する取り組み
■社内のゼロ・ウェイスト・チャレンジ・ウィークの実施
仲間のオフィスでの生活だけでなく、家庭での生活も対象にしたゴミの計測と削減を通して、「ゴミゼロ」に対する意識向上を目的としたゼロウェイスト・チャレンジ・ウィークを実施。2020年9月1日~14日の2週間、17名(※仲間の家族を除く)が参加し、1週目では通常出るゴミの量を計測し、2週目ではゴミの削減に取り組み、計測しました。その結果、1週目と2週目を比較し、ペットボトルの本数を平均約52%、燃えるゴミの量を平均約28%削減することができました。
■ユーグレナ社内版循環型社会の実現(物々交換、フリーマーケット)
仲間同士で、自分では要らないけどまだまだ使える日用品などを物々交換するほか、フリーマーケットのように取引できる取り組みをイントラネット上に構築しました。
■社内勉強会やワークショップの開催
自治体として日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」をした徳島県上勝町の体験型環境施設「上勝町ゼロウェイスト・センター”WHY”」を運営する株式会社BIG EYE COMPANYのCEO(Chief Environment Officer)による社内勉強会や、当社の初代CFO(Chief Future Officer:最高未来責任者)及びサミットメンバーたちによる、仲間とその家族がプラスチックゴミについて学ぶオンラインワークショップなどを開催。
今後も、当社はサステナブルな社会の実現を目指し、大小かかわらず、まず一歩、仲間ひとりひとりが環境に配慮した行動を続けていくよう、仲間の意識向上の機会の創出を継続的に実施していきます。
<株式会社ユーグレナについて>
2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の食用屋外大量培養技術の確立に成功。微細藻類ユーグレナ、クロレラなどを活用した機能性食品、化粧品等の開発・販売のほか、バイオ燃料の生産に向
けた研究も行っています。また、2014年より行っている、バングラデシュの子どもたちに豊富な栄養素を持つユーグレナクッキーを届ける「ユーグレナGENKIプログラム」の対象商品を、2019年4月より化粧品を含む全グループ商品に拡大。2012年12月東証マザーズに上場。2014年12月に東証一部市場変更。「Sustainability First(サステナビリティ・ファースト)」をユーグレナ・フィロソフィーと定義し、事業を展開。https://euglena.jp
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