地域情報プラットフォーム運営のフューチャーリンクネットワーク、AI型チャットボット「AItoChat」を導入。電話問い合わせを最大54%削減し、サポート業務を効率化。

シナリオ型からAI型へのリプレイスにより、月間300～400件の電話対応を大幅削減。運用負荷の軽減と自己解決率の向上を実現

メディアリンク株式会社

2025年6月20日 10時00分

カスタマーサポートを自動化するAIエージェント「AIto（アイト）」を提供するメディアリンク株式会社（本社：東京都港区、代表取締役：松本淳志、以下メディアリンク）は、株式会社フューチャーリンクネットワーク（本社：千葉県船橋市西船4-19-3 西船成島ビル、代表取締役：石井丈晴、以下フューチャーリンクネットワーク）において、「AItoChat（アイトチャット）」が導入されたことをお知らせします。

導入企業紹介

2000年に設立されたフューチャーリンクネットワークは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」の運営を中心に、地域情報流通事業と公共ソリューション事業を展開する企業です。2025年4月には地域事業者の情報発信を支援するAIエージェント「まいぷれくん」をリリースするなど、地域発展のための多彩な取り組みを行っています。同社は全国各地のパートナー企業と「まいぷれ」を共同運営しており、各社をバックアップするため、電話窓口をはじめとした複数のサポートチャネルを用意しています。

導入の背景

フューチャーリンクネットワークでは、「まいぷれ」の管理画面操作方法について、パートナー企業からの電話問い合わせが頻発していました。本来であればマニュアルで自己解決できる内容が多く、電話窓口やスーパーバイザーの業務を圧迫していました。対策としてシナリオ型チャットボットを導入していましたが、運用負荷が高い状況でした。

導入の成果

AItoChatへの切り替えによりパートナー企業の自己解決が促進され、月平均550件発生していた電話問い合わせが昨対比で約38〜54%削減されました。また、AI型チャットボットへの移行により、データの入れ替えやチューニングなどの運用負荷が大幅に軽減。Googleスプレッドシートでナレッジデータを管理できるため、簡単なメンテナンスで運用できるようになりました。

今後の展望

フューチャーリンクネットワークでは現在、AItoChatの社内向けチャットボットとしての活用検討が進んでいます。既存の社内FAQを組み込むことで、電話による問い合わせ対応を行うスタッフが適切な回答を迅速に提供できる環境の構築を目指しています。当社も引き続き、同社におけるAI技術を活用したカスタマーサポートの効率化を支援してまいります。

※本件の詳細については、下記URLよりご覧ください。

https://mediatalkgai.studio.site/posts/case04-futurelinknetwork