七十七銀行、電話応対の待ち時間を減らし、顧客利便性の向上とオペレーターの業務負荷軽減のため「AI Messenger Voicebot」を導入
〜 預金口座の開設や解約、インターネットバンキングやアプリの利用方法など、よくある質問に自動応答〜
株式会社サイバーエージェントの連結子会社である株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山 結人)は、顧客利便性の向上を図るため導入された株式会社七十七銀行(本社:宮城県仙台市、頭取:小林英文、以下「七十七銀行」)の「AI Messenger Voicebot」が導入から1年を迎えたことをお知らせします。
■ 導入の目的
七十七銀行には、インターネットバンキングやアプリに関するご照会など、日々さまざまなお問い合わせが寄せられております。
これらのお問い合わせを限られたオペレーターが電話応対する現状では、電話が混雑する時間帯には待ち時間が長くなり、放棄呼が増加するという課題がありました。
また、受電人数を増加させずに、平日の時間外や土日祝日に顧客応対時間の拡大を実施する計画がありました。
そこで、この課題等を解決するため、金融業界で既に導入実績のある「AI Messenger Voicebot」を導入いただきました。
■ 導入内容
今回の七十七銀行では、「AI Messenger Voicebot」を下記領域の電話応対にご活用いただいております。
この導入により、お客様の待ち時間や強制切断の削減が図られ、顧客利便性の向上および、オペレーターの業務負荷の軽減につながっています。本プロジェクトでは、今後とも順次自動回答の範囲を拡大していきます。
▼活用箇所(一部)
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インターネットバンキング、アプリに関するお問い合わせ
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預金等に関するお問い合わせ
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その他(時間外(土日祝日含む))のお問い合わせ
▼導入フェーズ
フェーズ1: 一次受付やアナウンス、SMS送信機能を活用し、基本的な手続きの自動化を実施のうえ、平日時間外をボイスボットで対応。
フェーズ2: お客様の自由な発話に対して自動回答する機能や、受電が集中してオペレーターが対応できない場合に、自動ヒアリングや自動回答する機能を追加のうえ、土日祝日に対応時間を拡大。その後も引き続き自動回答範囲を拡大するとともに、応答内容の精度を向上。
■ 今後の展望
七十七銀行では、「AI Messenger Voicebot」の活用範囲の拡大を検討しており、更なるお客様の利便性向上とオペレーターの業務負荷の軽減を目指します。
AI音声対話サービス「AI Messenger Voicebot」とは
AIチャットボット「AI Messenger Chatbot」の対話戦略技術を活かした”音声対話に特化した独自対話エンジン”により、従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話を実現する電話応対の自動化サービスです。
【株式会社AI Shift 会社概要】
社名 :株式会社AI Shift
所在地 :〒150-6122 東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア22階
代表者 :代表取締役社長 米山 結人
設立 :2019年8月30日
事業内容 :チャットボット/ボイスボットの開発・販売、生成AIリスキリング/コンサルティングおよびAIエージェントの提供
企業URL :https://www.ai-shift.co.jp/
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