【24卒 採用動画の就活フェーズ別活用状況調査】学生が知りたいのは「社風とのマッチ度」。就活フェーズに合わせた動画が求められる
『24卒対象 採用動画の就活フェーズ別活用状況調査』2023年9月実施 株式会社インタツアー
新卒採用において動画コンテンツは重要です。学生にとっては文字よりも動画の方が親しみやすく、短時間で情報を伝えられます。実際の仕事風景や社員インタビューを動画で掲載すれば、企業の魅力がダイレクトに伝わるでしょう。ゆえに、入社後ギャップを抑えられるメリットもあります。一方で、闇雲にたくさん動画を作ればよいわけではありません。「学生の関心を惹く動画」「入社意欲を高めやすい動画」に重点を置き、採用コンテンツを作ると効果的です。
当調査では、就活がほぼ終わりに近づいている24卒生を対象として、就活のフェーズごとに興味関心が高まった採用動画の種類や登場する人物などを聞き、データにまとめました。
Z世代の心を動かす動画を徹底調査!採用動画の就活フェーズ別活用状況調査-資料ダウンロード
新卒採用において動画コンテンツは重要です。学生にとっては文字よりも動画の方が親しみやすく、短時間で情報を伝えられます。実際の仕事風景や社員インタビューを動画で掲載すれば、企業の魅力がダイレクトに伝わるでしょう。ゆえに、入社後ギャップを抑えられるメリットもあります。一方で、闇雲にたくさん動画を作ればよいわけではありません。「学生の関心を惹く動画」「入社意欲を高めやすい動画」に重点を置き、採用コンテンツを作ると効果的です。
当調査では、就活がほぼ終わりに近づいている24卒生を対象として、就活のフェーズごとに興味関心が高まった採用動画の種類や登場する人物などを聞き、データにまとめました。
調査結果のポイント
●採用動画を見る目的は就活のフェーズごとに変化
エントリー前の就活生は「具体的な仕事内容」がわかる動画を重視
選考期間に参考にする動画は「社風」「キャリアモデル」
最終選考フェーズでは面接を意識した「キャリアモデル」「求める人物像」の動画視聴が増加
内定承諾のフェーズで参考にしている動画は「社風」「入社後の待遇」
●全フェーズを通して「社風とのフィット」が重視されている
●動画視聴の目的ごとに参考になる登場人物も変化
仕事・会社選びでは「若手」「現場社員」
選考対策では「社長・役員」「人事担当」
調査概要
『24卒対象 採用動画の就活フェーズ別活用状況調査』
調査機関:株式会社インタツアー
調査対象者:24卒大学生
調査母数:8,873名(文系学生7,893名、理系学生980名)
回答数:466名
調査方法:『インタツアー』マイページまたはSNS経由によるWebアンケート
調査期間:2023年9月1日~2023年9月10日
24卒生対象 採用動画の就活フェーズ別活用状況調査 設問構成
当調査では、「説明会~1次選考」「1次選考~最終選考」「最終選考~内定」「内定~内定承諾」のフェーズごとに見た採用動画について聞いています。
Q.1 「説明会~1次選考」の間で見て、1番興味・関心が上がった動画はどんな内容ですか?
なぜ上記の動画を見たか教えてください。
Q.2 Q1で回答した動画について、どのような人が出ていたり、取り上げられていると参考になりますか?
Q.3 「1次選考~最終選考」の間に見て、1番会社に対する理解が深まった動画はどんな内容ですか?
Q.4 なぜ上記の動画を見たか教えてください。
Q.5 Q4で回答した動画について、どのような人が出ていたり、取り上げられていると参考になりますか?
Q.6
Q.7 「最終選考~内定」の間に見て、 1番会社に対する理解が深まった動画はどんな内容ですか?
Q.8 なぜ上記の動画を見たか教えてください。
Q.9 Q7で回答した動画について、どのような人が出ていたり、取り上げられていると参考になりますか?
Q.10 「内定~内定承諾」の間に見て、1番内定承諾を決める時に参考になった動画はどんな内容ですか?
Q.11 なぜ上記の動画を見たか教えてください。
Q.12 Q10で回答した動画について、どのような人が出ていたり、取り上げられていると参考になりますか?
Q.13 どのような経路で採用動画にたどり着きましたか?
Q.14 どういうメディアに採用関連の動画がアップされていると見やすいですか?
エントリー前の就活生は「具体的な仕事内容」がわかる動画を重視
最も回答が多かった選択肢は「具体的な仕事内容」42.9%で、「社風や社内の雰囲気」13.9%、「企業理念」12.7%が続きました。
設問2では、Q1で回答した動画を視聴した理由を聞きました。「具体的な仕事内容」では入社後の仕事内容をイメージしたいという回答が多く、その他の回答では、自分とマッチしているかどうか、会社を選ぶ軸の参考としたい、といった回答が目立ちました。
説明会からエントリーに至るこのフェーズでは、既に業界などの選択は済んでおり、入社後の仕事などの実務面、会社の理念や社風といった企業選定をする為の情報が重視されていました。
エントリー前の就活生は「若手社員」が登場する動画を参考にしている
設問3では、設問1で回答した動画について参考になる登場人物について聞きました。
もっとも多い回答は「若手」65.7%で、自分に近い年代の社員がどのような働き方をしているのかイメージすることを重視していることが伺えます。設問1で回答を得た動画の内容ごとに登場人物の回答を集計すると、上位3種類の動画いずれも「若手」が最多の回答でした。
エントリーを控えたフェーズでは、若手社員の働き方や、若手社員から見た会社の雰囲気などの情報を提供する採用動画が有効だと考えられます。
選考期間では「社風」「キャリアモデル」の動画を参考にしている学生が増加
設問4では「1次選考~最終選考」の間に見て、1番会社に対する理解が深まった動画の内容について聞きました。設問1に続き「具体的な仕事内容」26.4%が最多となり、「社風や社内の雰囲気」22.7%と続きますが、3番目には「入社後のキャリアモデル」13.7%が上がりました。
設問5では設問4の動画を視聴した理由について聞きました。回答は、入社後の仕事やキャリアについて具体的にイメージしたいという回答が多く、また、選考を意識した回答も散見されました。エントリー・1次選考までの前フェーズでは「会社選び」の傾向が強かったのに対して、より働き方のフィット感を確認する情報を重視している傾向が見えます。
選考期間に見たいのは「若手」「中間層」に加えて「社長・役員」「人事担当」の動画
設問6では設問4で回答を得た動画の内容に対して、どのような登場人物が参考になるか聞きました。
「若手」47.2%「中間層」46.8%が上位を占めています。また、設問3と比較して「人事担当」「社長・役員」と回答する就活生が増えています。選考が進むにつれて、選考を担当する人物に対する関心が高まっていると考えられます。
また、動画の内容別に集計した結果では、「中間層」と回答したケースが伸びました。エントリー前・1次選考のフェーズから回答数が伸びた「入社後のキャリアモデル」を扱った動画では、「中間層」のほか、 「人事担当」 「同性」などを中心に回答が分散し、多様なモデルケースを参考にしたいという志向性が伺えます。
最終選考フェーズでは面接を意識した「キャリアモデル」「求める人物像」の動画視聴が増加
設問7では、「最終選考~内定」の間に見て、 1番会社に対する理解が深まった動画の内容について聞きました。
「入社後のキャリアモデル」22.7%が最多で、「求める人物像・能力」16.5%が続きました。選考の最終段階を経て結果を待つフェーズでは、面接での回答に参考になる情報を得たい、という傾向が見えます。
最終選考フェーズの動画視聴理由は「選考対策」と「入社後のイメージ形成」
設問8では設問で回答した動画を視聴した理由について聞きました。
回答の傾向としては、「内定をもらうためにどんなアピールをすればいいか知るため」といった選考対策としての情報収集と、「入社後どのようなキャリアステップを積んでいくかイメージできるように」といった入社後の具体的なイメージ形成のための情報収集に分かれました。
最終選考フェーズでは「中間層」や「社長・役員」の動画を参考にしている
設問9では設問7で回答した動画の登場人物について、参考になる人物を聞きました。
「中間層」48.1%が最多となり、前フェーズと比較して「若手」38.0%と逆転しています。また、「社長・役員」31.8%も伸びました。
動画の内容別に見た場合でも、「求める人物像・能力」「具体的な仕事内容」などで「社長・役員」の回答が多くなっています。
設問8の回答で、「選考対策」の意識が強く出ていましたが、動画の登場人物についても最終選考で接する「社長・役員」の情報を得たいという意識が垣間見えます。
内定承諾のフェーズで参考にしている動画は「社風」「入社後の待遇」
設問10では、「内定~内定承諾」の間に見て、1番内定承諾を決める時に参考になった動画の内容について聞きました。最も回答が多かった選択肢は「社風や社内の雰囲気」25.3%で、「入社後の待遇(給与や福利厚生など)」20.2%が続きました。
設問1や4の回答からは傾向が大きく変化しており、内定を得た後に内定を承諾していいかどうか判断する材料として「社風」「待遇」が重視されていることがわかります。
内定承諾のフェーズでは、入社するかの最終判断のために「社風が合うか」「待遇が妥当か」など幅広く検討
設問 11 では設問 10 で回答した動画を視聴した理由につい聞きました。
回答の傾向としては、入社するかどうかの最終判断のために「社風が合うか」「待遇が妥当か」など幅広く検討し、他の内定獲得企業と比較していることが伺えます。
内定承諾の際に参考にする動画では「人事担当」が重視される傾向が強まる
設問12では設問10で回答した動画の登場人物についてききました。
回答は「若手」36.7%が最多となりましたが、「人事担当」35.4%「現場社員」34.1%も高くなっています。
動画の内容別では、「社風や社内の雰囲気」では「新卒入社の社員」が、「入社後の待遇」がテーマの動画で「人事担当」を参考にしている就活生が多く、内定承諾の判断材料として重視されていることが伺えます。
採用動画への導線は「検索経由」と「企業の採用サイト経由」
設問13では採用動画にたどり着く経路について聞きました。「検索サイトで検索して」53.2%「企業の採用サイトを見て」48.1%が上位を占め、企業名での検索や企業の採用サイトを使った積極的な情報収集の結果、動画を
視聴していることがわかります。
設問14では採用動画を見やすいメディアについて聞きました。「YouTube」69.5%が最多で、「各企業の採用サイト」48.1%が続きました。一方で、「Instagram」「X(twitter)」などのSNSは支持が比較的少なくなっています。
これらの傾向から、24卒就活生の採用動画の視聴は、企業の選択肢を増やすための探索行動やSNS上の偶発的な遭遇(企業にとっての母集団形成期)よりも、企業名を認知して情報を確認する手段として使われていたことがわかります。
同調査の詳しい結果は「インタツアー」サービスサイトからダウンロードいただけます。
Z世代の心を動かす動画を徹底調査!採用動画の就活フェーズ別活用状況調査-資料ダウンロード
会社概要
会社名:株式会社インタツアー
インタツアーは、新卒採用向けのリレーション採用プラットフォーム「インタツアー」を展開しています。
学年を問わず学生が企業にインタビューすることで互いの理解を深め、学生と企業の新しいつながり方を提供する採用マーケティング機能で、新卒採用支援を行っています。
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館 16階
代表者:作馬 誠大
設立:2012年5月
資本金:4億円(※海外含むグループ合算/2023年3月末)
事業:インタツアー事業、SNSマーケティング事業、動画コンテンツ事業
グループ名:キャムコムグループ
「働く」に関する社会課題をビジネスで解決する会社として、HRテックをはじめ、人材紹介・製造派遣・外国人雇用支援・事務アウトソーシングなど多様なサービスを展開しています。
本社:東京都港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービルディング南館16階
代表者:グループ代表 神保 紀秀
設立:2001年8月
売上高:1,292億円 ※2023年3月末 グループ計
資本金:4億円 ※2023年3月末 グループ計
従業員数:2,385人 ※2023年3月末 グループ計 派遣スタッフ除く
連絡先:03-6701-4510(代表)
主要拠点 : 全169拠点 ※2023年3月末 グループ計
グループ運営サイト:
「そうキャリ!」派遣・紹介・紹介予定派遣の求人サイト https://sougo-career.jp/
「tenichi」転職・求人情報求人サイト https://ten.1049.cc/
「バイトレ」短期・単発求人サイト https://www.81100.jp/
「インタツアー」インタビューからはじまるリレーション採用®プラットフォーム https://intetour.co.jp/
「インタツアーメディア」就活情報収集サイト https://intetour.jp/media/
「海外人材タイムス」外国人採用向け情報サイト https://kjtimes.jp/
「みんなのトクギ」特定技能外国人に特化した求人・求職ナビサイト https://minnano-tokugi.com/
「ロジパレジャーナル」物流業界向け情報サイト https://logipalette.jp/journal/category/trend/
本リリースについてのお問い合わせ先
株式会社インタツアー
担当:作馬、安田
TEL:03-6731-4455
E-MAIL:ittinfo@intetour.co.jp
問い合わせフォーム:https://intetour.co.jp/contact/
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