長崎県島原市へ「防災毛布」を寄贈 ~自治体の災害対策を支援 お客様から回収した不要衣類をリサイクル毛布に~
雲仙普賢岳の災害教訓を継承する『いのりの日』を前に贈呈式を開催
青山商事株式会社(本社:広島県福山市/代表取締役社長:青山理(おさむ))は、長崎県島原市へ「防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)」100枚を寄贈いたします。これに伴い、5月27日(月)に島原市役所にて贈呈式を開催します。当社は2018年より、お客様から回収した不要衣類の一部をリサイクルし、防災毛布を作製しています。2019年からこれまでに国内で計8自治体・総数1700枚を寄贈しており、島原市へは、2023年6月に続き2度目の寄贈となります。
島原市は、半島という地域特性があるとともに、1991年5月から数年に渡り「雲仙普賢岳の噴火災害」を経験されており、その教訓から災害対策を強化しています。特に6月3日は、大火砕流が発生し被害が大きかったことから「いのりの日」として毎年慰霊の黙祷を行い、市民の防災意識向上のため啓発をされています。また当社では、①過去に大規模な自然災害を経験した地域 ②災害発生時に物資が届きにくい離島や遠隔地 ③当社店舗を営業している地域 の3つを基準として地方自治体へ防災毛布を寄贈しています。洋服の青山 島原店は1992年3月より営業を続け地域の皆様から長年ご愛顧いただいており、市の災害対策の一助になり貢献できればと、島原市へ昨年度に続き2度目の寄贈をいたします。
<贈呈式 概要>
日時:2024年5月27日(月)10:00~
場所:島原市役所 3階 会議室(長崎県島原市上の町537番地)
主な出席者:島原市 市長 古川 隆三郎 様
青山商事株式会社 広報部長 長谷部 道丈
洋服の青山 島原店 店長 織部 鴻輔
寄贈:防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)100枚
※1枚あたりのサイズ 200㎝×140㎝
<参考資料>
◆防災毛布(災害支援用リサイクル毛布)の寄贈取り組み
防災毛布は、店頭で回収したスーツ等の一部をリサイクルして作られています。当社では、お客様と取り組むエコ活動の一環として、着なくなった衣料品を「洋服の青山」「スーツスクエア」などで回収し、クーポン券と交換しています。回収した衣類は、主に海外へのリユースや、車の断熱材・荷物の緩衝材などにリサイクルされており、2018年からは近年の全国的な自然災害の激甚化・頻発化を鑑みて防災毛布へのリサイクルも開始しました。全国47都道府県(離島含む)に営業店を展開する当社として、被災の経験から災害対策に取り組む地域住民の皆様に少しでもお役立ていただければと、2019年より自治体へ寄贈しております。
◆回収した衣類から防災毛布へのリサイクル工程
・「洋服の青山」「スーツスクエア」などで回収されたスーツ等の一部は、工場で裁断され、ガーネット反毛機で綿状に加工されます。その後、綿状になった原料と再生ポリエステルを混ぜ合わせ、糸の元が作られます。
・専用機械で撚りをかけて糸に仕上げます。この糸を紡織機で織り上げて反物にし、表面を起毛させ毛先を揃えます。
・反物の端にパイピング仕上げを施して毛布が完成します。
・出来上がった毛布は真空パック詰めし、段ボールに梱包して弊社の商品センターにて保管しています。
◆衣類の回収量に応じて森林保全団体「more trees」に寄付
2021年度より、衣料品の回収量に応じて森林保全団体「more trees(モア・トゥリーズ)」に1キロあたり2.5円を寄付する取り組み(年間上限100万円)を行ってきました。2024年4月1日からは、1キロあたり10円(年間上限500万円)に寄付額を変更し、取り組んでまいります。
<衣料品回収量に応じた寄付の実績>
2021年度(2021年4月~2022年3月):回収量 約340トン/寄付額 850,322円
2022年度(2022年4月~2023年3月):回収量 約350トン/寄付額 874,930円
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