AIエージェント「AIto」を提供するメディアリンク、兵庫県の「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」に採択

姫路市と連携し、AIチャットボット等を活用した「医療相談窓口の自動化」と、それによる「医療従事者の負担軽減」の実証実験に取り組みます。

メディアリンク株式会社

カスタマーサポートを自動化するAIエージェント「AIto(アイト)」を提供するメディアリンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:松本 淳志、以下 メディアリンク)は、兵庫県主催の「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」において、姫路市が募集したテーマ「365日診療を受けられる安全・安心な社会の実現」に採択されたことをお知らせします。

「ひょうごTECHイノベーションプロジェクト」とは

兵庫県内の社会課題をスタートアップ事業者等が有する革新的な技術を活用して解決を図り、その成果を同様の課題を有する県内外市町に横展開を目指す取り組みです。

2025年7月23日に社会課題・地域課題テーマが発表され、多数の応募の中から厳正な選考が行われた結果、当社メディアリンクを含む14の共創アイデアが採択されました。

▼ひょうごTECHイノベーションプロジェクト

https://web.pref.hyogo.lg.jp/sr10/hyogo-tech.html

採択された実証実験の概要

  • 自治体:姫路市

  • テーマ:365日診療を受けられる安全・安心な社会の実現

  • 解決策:患者がAIチャットボット等を活用し、緊急性が低い病気やけがの場合は自己解決に導き、緊急性の高い患者を優先的に診察する仕組みを実証。

  • 実証期間:2025年10月~2026年2月末

  • 成果発表会:2026年3月予定

採択の背景

姫路市では、「姫路市休日・夜間急病センター」における夜間や休日の医師・看護師不足が深刻な課題となっています。特に休日は市民からの電話問い合わせが多く、電話対応を担当する看護師の負担が増大しており、医師や看護師がコア業務に集中できない状況が続いています。

また、電話相談事業(救急医療電話相談(小児科))の廃止が検討されており、軽症の相談窓口が減少することで市民の不安が増える可能性があります。

このような状況の中、医療従事者の負担を軽減し、最終的には医師不足を解消することが求められています。

採択された解決策の概要

「姫路市休日・夜間急病センター」において、AIチャットボット「AItoChat(アイトチャット)」等を導入し、患者が緊急性が低い病気やけがの場合は自己解決に導くことで、緊急性の高い患者を優先的に診察する仕組みを検討し、実証実験を実施します。

本実証実験においては、電話相談員が蓄積してきたノウハウをナレッジデータ化し、それを基に生成AIが自動回答を行うことで、24時間365日の多言語対応可能な相談窓口を実現します。これにより、軽症の問い合わせに対して市民が自己解決できる環境を提供し、医療従事者の電話対応業務の削減を目指します。

実証実験で提供するソリューション「AItoChat」について

AItoChat(アイトチャット)

「AItoChat」は、RAG技術とLLMを組み合わせた、従来型とは全く異なる新世代型AIチャットボットです。自社ナレッジをデータベース化し、ユーザーの質問や発言内容に合わせて検索、その結果を基にAIが最適な回答を生成します。

▼RAG型AIチャットボット「AItoChat」

https://mediatalkgai.studio.site/

メディアリンク株式会社について

会社名 :メディアリンク株式会社(https://www.medialink-ml.co.jp/

所在地 :〒108-0014 東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F

代表者 :代表取締役 松本 淳志

設立  :2009年7月

事業内容:コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステム開発、及びコンサルティング

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会社概要

メディアリンク株式会社

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URL
https://www.medialink-ml.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝5-31-17 PMO田町5F
電話番号
03-3455-2700
代表者名
松本 淳志
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2009年07月