視聴者をくぎづけにした最新テレビCMはこれだ!7月のテレビCMアテンションランキングを公開
トライグループの人気アニメコラボCMが1位を獲得!シソンヌさん出演の日本ハム「中華名菜」シリーズをアテンション波形で詳細分析
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンの「注視」を測るREVISIO株式会社(旧TVISION INSIGHTS株式会社、所在地 :東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷 康士、以下REVISIO)は、 2025年7月に放送されたテレビCMを独自の「アテンション(注視)データ」で分析し、視聴者の視線をくぎづけにしたテレビCMのランキングを公開しました。

テレビCM「アテンション」ランキングとは
地上波関東キー局で放送されたテレビCMを対象に、クリエイティブの評価指標「Cスコア(クリエイティブスコア)」を基に作成。Cスコアが高いほど、アテンション(=注視)を獲得していた(視聴者の目線を画面にくぎづけにしていた)CMであることがわかります。

7月トップはトライグループ トライ「キミへのエール」篇

1位を獲得したのはトライグループ トライ「キミへのエール」篇でした。人気アニメ『僕のヒーローアカデミア』とのスペシャルコラボCMです。ヒーローを夢見て努力する高校生が主人公のヒロアカ。アニメのシーンと実写の学生が交互に映し出され、視聴者に共感を訴えかける構成となっていました。塾に通う当事者のTeen層はもちろん、親世代のMF2層のCスコアも高い傾向が見られました。
(動画引用元:トライ公式チャンネル/「キミへのエール」篇 https://www.youtube.com/watch?v=X9iCtxgMSIY)
2位にランクインしたニッポンハム/日本ハム 中華名菜「青椒肉絲・ひと◯ま」篇は、“勝手に特命広報”として着任したオリジナルキャラクター、シソンヌ じろうさん演じる中名 華菜(なかな かな)の第2弾のCMです。こちらは今月のピックアップCMで詳しくアテンションポイントを解説しておりますので、ぜひご覧ください。
4位のピザーラ/フォーシーズ 熟成パンチェッタと瀬戸内レモンソース「瀬戸内レモン日和」篇にも注目です。夏を感じさせる青い空と海を背景に、親子で楽しくダンスと唄を披露するこのCM。冒頭、「ピザーラ!」と元気よく叫ぶ倉田瑛茉さんはTBS系ドラマ「西園寺さんは家事をしない」楠見ルカ役で話題になった子役の女の子です。後半の「あう!あう!」というセリフも注視を集める演出として非常に効果的でした。
(動画引用元:ピザーラ公式チャンネル/熟成パンチェッタと瀬戸内レモンソース「瀬戸内レモン日和篇」 https://youtu.be/MNaxR_rd6mU)
こちらの資料では、7月の週間ランキングも公開しています。
ぜひご覧ください。
最新の「テレビCMアテンションレポート」のダウンロードはこちらから
https://attention.revisio.co.jp/l/1010172/2024-09-22/2csp1
今月のピックアップCM:ニッポンハム/日本ハム 中華名菜「青椒肉絲・ひと◯ま」篇
チルド中華惣菜ブランド「中華名菜」シリーズの特命広報である中名 華菜(シソンヌじろうさん)が出演するCMシリーズの第二弾です。
共演の長谷川忍さん演じるスーパーの店員とのやりとりは、シソンヌらしさ全開。まるで二人のコントを見ているようです。CMであることを忘れて、思わず画面に「くぎづけ」となった視聴者が多かったのではないでしょうか。
(動画引用元:Nipponham Group公式チャンネル/中華名菜 青椒肉絲 「ひと◯ま」篇 30秒 https://youtu.be/Z4HvleACezE)
では、同CMを毎秒Cスコアの波形データで詳しく確認してみましょう。
【アテンションポイント】
・【冒頭】シソンヌ長谷川さんのセリフ
「中華名菜が新しくなりました」というスーパーでよく聞くアナウンスのような親近感と唐突感が生まれ、視聴者の関心を惹きつけることに成功。これにより商品がどう変わったのかと興味を抱かせることができていた。
・【5秒目】意外性の創出と効果音
じろうさんが「私は中名華菜!」という自己紹介で登場。キャラ設定に意外性があったことと、ボヨンという独特な効果音で聴覚的な刺激に成功したからか注視がさらに増加。
・【14秒目以降】効果音とじろうさんのセリフ
ボードを指で刺す音や、シンキングタイムを表現するような不思議なBGMで聴覚を刺激。じろうさんの「きゃー!」というセリフ後BGMをオンにしてさらに注視を増加させたのち、青椒肉絲の調理音と食べシズルカットを挿入。高い注視下で「中華名菜」というサウンドロゴを挿入することに成功した。
CM全体を通して注視を集めるポイントがいくつもありました。アテンション獲得に有効な演出を要所に散りばめていたことで、最後まで視聴者の視線をくぎづけにすることができています。
テレビCMの効果を最大化する「しっかり視られるCM」とは

テレビCMを制作する際、多くの人が直観と経験を頼りにしているのではないでしょうか。このような制作方法では、パフォーマンスの再現性や確実性に不安が残ります。
REVISOでは、14万本以上のCMのアテンションデータを蓄積しているため、「CMの視られる要素」と「視聴者に視られるためのCMづくり」のノウハウを持っています。
詳細はこちらの資料からご確認いただけます。
<本件に関する問い合わせ先>
REVISIO株式会社 広報担当 安武
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Tel(担当直通) 050-5897-4931
【REVISIO株式会社について】
REVISIO株式会社(2022年10月にTVISION INSIGHTS株式会社から社名変更)は、人体認識技術によってテレビ番組・CMの視聴態勢データを取得し、BtoB向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭のテレビに、REVISIOが独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」というREVISIO独自の注視データを広告主・広告会社・放送局など国内累計250社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリア2,000世帯・関西エリア600世帯の地上波全番組の視聴データ、ならびにコネクテッドTVの注視データを提供しています。
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