2040年に向けてネイチャーポジティブアプローチの実践 UCC、タンザニアにおける民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)案件に参加
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、社長/朝田文彦)は、国際農業開発基金(以下、「IFAD」)(※)が農林水産省の拠出金で実施する「民間セクター・小規模生産者連携強化(ELPS)イニシアティブ」の初号案件となる、タンザニアにおけるコーヒーバリューチェーンの持続可能性を高める共同投資事業に、丸紅株式会社(以下、「丸紅」)とともにパートナー企業となりました。
UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしています。また、UCCサステナビリティ指針を制定し、『2040年に向けてネイチャーポジティブアプローチの実践』に向けた取り組みのひとつとして、先月、「森林破壊ゼロ宣言」を制定、特に優先的に生産性の向上および自然生態系回復に関する取り組みを行う「戦略的生産国(ブラジル、ベトナム、タンザニア、ウガンダ)」を決定しました。
現在、世界的な気候変動と人口増加に伴い、将来のコーヒーサプライチェーンの脆弱性が不安視されています。その中でもタンザニアは、日本で馴染みのあるキリマンジャロを代表とした、世界有数の優れたコーヒー豆を生産していますが、近年は単位面積当たりの収穫量低下が課題となっています。そこで、ELPSの枠組みとIFADの小規模生産者ネットワークを活用し、UCCおよび丸紅が長年のコーヒー事業で培ったノウハウを投じることで、安定的で持続可能なバリューチェーンの構築・強化を目指します。これは、UCCサステナビリティ指針に定める“ネイチャーポジティブ”の戦略的生産国のひとつであるタンザニア活動の一環につながります。
<各社役割>
丸紅:堆肥生産に活用できる地域資源の調査並びに現地での進捗管理及び報告
IFAD:プロジェクトの全体管理、インフラ構築及び技術指導に必要な資材の提供
UCC:育苗、環境負荷の少ない農法、堆肥生産及び収穫後の処理に関する技術指導の提供
これからもUCCは、将来にわたりコーヒーが美味しく飲み続けられる世界を目指し、サステナブルな社会の実現に向け、2040年に向けてネイチャーポジティブアプローチの実践してまいります。
(※)国際農業開発基金/International Fund for Agricultural Development(IFAD)
https://www.ifad.org/documents/38714170/39211820/IFAD+AT+A+GLANCE_J.pdf/
関連URL:
UCCのサステナビリティネイチャーポジティブアプローチ
https://www.ucc.co.jp/company/sustainability/nature/nature_positive_approach/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像