【LINEリサーチ】中学生・高校生のなりたい職業は「国家公務員・地方公務員」が上位。「大人になること」のイメージは不安と期待が入り交じる結果に
LINEリサーチ、全国の中学生、高校生の男女を対象に、なりたい職業に関する調査を実施
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)では、同社が保有する約650万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。
このたびLINEリサーチでは、全国の中学生、高校生の男女を対象に、なりたい職業やその理由、「大人になること」のイメージについて調査しましたので、その結果をお知らせします。
※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます。
https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/43895191.html
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
■中学生・高校生、それぞれ人気の職業は?
中高生に、将来いちばんなりたい職業を聞きました。
中学生をみると、男子中学生の上位3位は「国家公務員・地方公務員」「スポーツ選手」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」という結果になりました。
女子中学生では、「教師・教員・大学教授」「歌手・ミュージシャン」「国家公務員・地方公務員」が上位3位となりました。
高校生をみると、男子高校生の上位3位は「国家公務員・地方公務員」「システムエンジニア・プログラマー」「医師」となりました。「国家公務員・地方公務員」は男子中学生、女子高校生でもそれぞれ1位ですが、男子高校生のほうがやや高い割合となっています。また、2022年の同調査(※)で10位だった「医師」が、今年は3位にランクイン。
女子高校生では、「国家公務員・地方公務員」「看護師」「心理カウンセラー・臨床心理士」が上位3位に入りました。2022年の同調査(※)と比べると、「心理カウンセラー・臨床心理士」が9位から3位となりました。
※2022年度調査:https://lineresearch-platform.blog.jp/archives/41530002.html
中高生を比較すると、中学生の上位にもランクインしていた「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」「スポーツ選手」は、中学生のほうが高校生よりも高めの割合に。「芸能人」「歌手・ミュージシャン」「イラストレーター」も中学生のほうがやや高めでした。一方、高校生のほうが高めの割合となったのは「国家公務員・地方公務員」や「心理カウンセラー・臨床心理士」「設計者・開発者・工業デザイナー」でした。また、「決まっていない・わからない」という回答では、中高生で差はみられませんでした。
■上位3位の職業に就きたい理由は?中高生のリアルな声を紹介!
中高生それぞれの職業に就きたい理由を聞いてみました。
まず、中学生の理由をみてみましょう。
中学生のなりたい職業上位3位では、親の影響だったり、自分が好きなことを伝えたかったり、また、その職種に対する興味だったりと、さまざまな理由がみられました。
そのほかにも、男子中学生のなりたい職業で4位だった「ゲーム業界の仕事」では、プログラミングが楽しいから、ゲームが好きだからといった理由がみられました。また、女子中学生で4位の「イラストレーター」になりたい理由では、絵を描くのが好き、いろいろな人に楽しんでもらいたいといった声がありました。
続いて、高校生の理由をみてみましょう。
高校生のなりたい職業上位3位では、憧れの人や親の影響、収入面の安定や将来性を考えてという理由や、人の生活を縁の下から支えたいなど、さまざまな理由がみられました。
そのほかにも、男子高校生のなりたい職業で5位に入った「設計者・開発者・工業デザイナー」では、ものづくりが好き、環境問題やロボットへの興味という声がありました。また、女子高校生で9位の「イベントプランナー」では人を幸せにする手伝いをしたいなどといった理由がみられました。
■「大人になること」のイメージ、中学生は「忙しそう」、高校生では「義務や責任が増えそう」
中高生に「大人になること」のイメージについて聞いたところ、さまざまな項目があがりました。
中学生の「大人になること」のイメージ1位は5割超で「忙しそう」。2位以降は、「疲れそう」「生活するのが大変そう」「好きなことができるようになりそう」「義務や責任が増えそう」が4割台で続きました。
男女別では、男子中学生よりも女子中学生のほうが全体的に各項目の割合が高めとなりましたが、特に「忙しそう」「人間関係が大変そう」「不安しかない」「大人にはなりたくない」といったイメージは、女子中学生のほうが高い割合でした。一方で「楽しそう」というイメージも、女子中学生のほうが特に高い割合となっていました。
男子中学生では、「人の役に立てるようになる」「社会をよりよくしていけそう」といったイメージが、女子中学生と比べて高めでした。
高校生では、「義務や責任が増えそう」が1位に。2位以降は、「忙しそう」「行動範囲が広くなりそう」「疲れそう」が4割台後半で続きます。中学生と同様に、女子高校生のほうが男子高校生よりも各項目の割合が高めです。中でも、「不安しかない」「お金をかせげそう」というイメージは、特に女子高校生の割合が高くなっていました。
男子高校生では、「人間関係が大変そう」「楽しそう」といったイメージが、女子高校生よりもやや高めでした。
中高生を比較してみると、「好きなことができるようになりそう」「今よりも自由になれそう」「楽しそう」「夢がかなえられそう」「かっこいい」は、高校生よりも中学生のほうが高い割合でした。
一方、「義務や責任が増えそう」「不安しかない」「いろいろな契約や手続きを自分でできる」は、高校生のほうが高い割合でした。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女
実施時期:2023年11月13日~2023年11月15日
有効回収数:1047サンプル
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約650万人以上のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2023年1月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-research/
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