トイレから市民の環境意識を啓発！千葉大生がecoトイレットペーパーをデザイン

エコメッセ2017inちば（10月９日）でお披露目＆配布

国立大学法人千葉大学

2017年10月6日 14時00分

千葉大学環境ISO学生委員会の学生たちが参加する、千葉市地球温暖化対策地域協議会の次世代分科会では、市民への環境意識啓発品として、ecoトイレットペーパーを製作しました。10月９日（月・祝）に開催される「エコメッセ2017inちば」にて配布されます。

次世代分科会について

千葉市地球温暖化対策地域協議会では、市民、事業者、市などの様々な主体がメンバーとなり、地域の特性に応じた地球温暖化対策を推進するため、平成16年度から活動しています。平成28年度には次世代を担う10代、20代の学生が中心となって地球温暖化問題について取り組むため、分科会の１つに「次世代分科会」を新たに設置しました。現在のメンバーは千葉大学環境ISO学生委員会の学生７名です。
次世代分科会の第１弾の取り組みとして市民向けの環境意識啓発品の製作を行いました。今後は、協議会キャラクターの作成、エコメッセinちばでの展示内容検討、PTA向け環境教育内容の検討などを行っていきます。

環境意識啓発品：ecoトイレットペーパー

学生たちの話し合いの結果、啓発品は幅広い世代の人が通年で使用できる日用品ということでトイレットペーパーに決定しました。ロール本体には学生がデザインした「エコアクション」と題した８つの環境への取り組みがイラスト付きで描かれています。包装紙にもエコアクションのイラストがデザインされています。

トイレットペーパーのロール部分のイラスト

＜担当学生の声：山口逸平（工学部２年）＞
「今回、啓発品の決定、内容の検討、デザイン作成まで、全て学生で意見を出しながら行いました。幅広い世代の方に楽しんでいただけるようにデザインしましたので、たくさんの市民の方が身近な環境への取り組みについて考えるきっかけになることを願っています。」

第22回　エコメッセ2017inちば

【日時】2017年10月９日（月・祝）10:00～16:00
【料金】入場無料
【会場】幕張メッセ国際会議場
※ecoトイレットペーパーは、千葉市地球温暖化対策地域協議会のブース（40番）と千葉大学環境ISO学生委員会のブース（83番）にて配布します。
会場案内図　http://www.ecomesse.com/event
エコメッセホームページ　http://www.ecomesse.com/

千葉大学環境ISO学生委員会とは

2003年10月、千葉大学においてISO14001認証取得への動きが始まるとともに発足し、環境マネジメントシステムの構築・運用に貢献。現在では、学内の研修講師、目的目標実施計画の原案作成、内部監査、外部審査対応、環境報告書作成、省エネ省資源・緑化・堆肥化等の活動、地域との連携、学内への啓発活動などを担当。

■千葉大学の環境への取り組み
http://www.chiba-u.ac.jp/general/approach/environment/index.html
http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/chiba_u_csr.html

■関連するプレスリリース
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