職人の技術と厳選素材で“ゼロから未来へ” 石井食品・ユーハイム発「スラッシュゼロ ラボ」、多様な企業を巻き込む共創プロジェクトを10月10日に発足

~第一弾・規格外を含む和栗を使用したモンブランを関東・関西限定17店舗で期間限定販売~作り手の豊かなつながりが生む「おいしい」を未来へ!

石井食品株式会社

2025年10月9日 「スラッシュゼロ ラボ」プレス発表会

 食品添加物に頼らない商品製造(※1)に取り組む、石井食品株式会社(本社:千葉県船橋市、代表取締役社長執行役員:石井智康、以下「石井食品」)と株式会社ユーハイム(本社:神戸市中央区港島中町7-7-4 代表取締役社長:河本英雄 以下、ユーハイム)は「/0(スラッシュゼロ)(※2)の日」(10月10日)に、食と社会をつなぐ共創プロジェクト「/0ラボ(以下、スラッシュゼロ ラボ)」を発足し、理念に共感してくださる仲間を募ります。

 「スラッシュゼロ ラボ」は、職人の確かな技術と良質な素材を軸に、食品添加物に頼らないものづくりを行う企業が集い、一企業の枠を超えた商品を発信するプロジェクトです。そして発信する商品を通じ、心地よい食の時間を提供するとともに、企業・生産者・顧客をつなげて「スラッシュゼロ」という食文化の在り方について考えるきっかけを作ります。

 プロジェクト発商品の第1弾として、和栗のフードロスに配慮した「和栗のモンブラン」を開発。2025年10月10日より、ユーハイム17店舗(関東と関西の一部エリア限定)で発売します。

※1:製造工程で食品添加物を使わないことを指す。

※2:スラッシュゼロとは:食品表示の「原材料名」に「/(スラッシュ)」以降がないこと。食品添加物を表記する場合は、「/」などで区切ることが法的なルール(※)。「/0」は製造工程に、食品添加物を使っていない証です。(※原材料名と食品添加物を区分する際、「/」を使用することは一例です。)

起点は職人・作り手の豊かなつながりが生む「おいしい」を未来へ!

スラッシュゼロ ラボ ロゴ

◆スラッシュゼロ ラボの概要と発足まで

 スラッシュゼロ ラボは、食品添加物に頼らないものづくりをする企業同士が手を取り合い、各々の企業の強みを掛け合わせながら、「スラッシュゼロ」という新しい食のあり方を発信するプロジェクトです。

 発端となったユーハイムと石井食品は、菓子と惣菜という異なる領域で事業を展開し、職人が扱う技や素材もそれぞれ異なります。ユーハイムは、バター100%の焼き菓子や独自の原材料づくりに取り組むなど「シンプルでまじりけのない素材」を追求。一方の石井食品は、「厳選した素材を育む生産者を支え、ともに歩む」姿勢を大切にしています。

 歴史や理念に違いはありながらも、「職人によるものづくりを大切にし、おいしいものを届けたい」という思いは共通しています。効率に反する場面があっても食品添加物に頼らず、素材の力を活かすものづくりに挑んできた点も重なりました。

 そして、より多くの人々に「おいしい」を届けるために、ユーハイムと石井食品の2社にとどまらず、同じ志を持つ仲間を業界の垣根を越えて募ることを決意しました。その思いから誕生したのが「スラッシュゼロ ラボ」です。

◆ロゴの意味

 ロゴマークは、スラッシュゼロ ラボがめざす「おいしい」の在り方を表しています。赤いハートは「職人の真摯な思い」。青い葉は「厳選した素材」。黄色は「お客様の心地よいひととき」。おいしさを作るには欠かせない3つの要素を、職人の手が支えている様子を表しています。

 そして「手」は人や社会がつながる「連帯」の象徴でもあります。企業同士や、ラボとお客様が「おいしい」のもとにつながる温かな連帯を結ぶことができるようにとの思いを込めました。

スラッシュゼロ ラボ ロゴの意味

◆プロジェクトの取り組みについて

1.企業の垣根を超え、新たなスラッシュゼロの商品を創出します

一つの企業では作ることが叶わなかった商品が、複数の企業が集まることで可能になります。技術や素材へのこだわりを分かち合い、融合させ、商品を通じて社会に「おいしい」の笑顔を届けます。

2.業界を越え企業や生産者を巻き込み、スラッシュゼロのものづくりの輪を広げます

スラッシュゼロ ラボが目指す「おいしい」は、素材を生み出す生産者や原料メーカー、商品を作る企業、そしてそれを楽しむお客様によって成り立ちます。より多くの人へ届けるため「作り手の豊かなつながりが生む「おいしい」を未来へ!」という思いに共感し、ともに歩んでくださる方々との連帯を築いていきます。

3.スラッシュゼロのものづくりについて、お客様への認知拡大を行います

私たちが重視するのは、職人のクラフトマンシップです。職人が技や思いを注ぎ、素材を活かして作った商品には「おいしい」への様々なこだわりが込められています。こうしたものづくりのこだわりについて、お客様に知っていただけるようお伝えしていきます。

左:ユーハイム テーゲベック   右:石井食品 栗ごはん

スラッシュゼロ ラボ 活動の「おいしいの輪」を広げる第1弾は規格外の和栗を使用した「和栗のモンブラン by 石井食品×ユーハイム」

 活動の第1弾として、石井食品の規格外品の和栗をアップサイクルした「和栗のモンブラン by 石井食品×ユーハイム」をユーハイム一部店舗で発売します。モンブランクリームに使用している和栗は1個当たり「約6.5個」分。

 和栗の”ほくほく”とした繊細でまろやかな甘みと、ナッツを感じさせるほのかな香ばしさが口の中でふくよかに広がるモンブランクリームを、甘さ控えめの生クリームの上にたっぷりと絞り、栗の味をしっかりと楽しめるよう仕上げました。

和栗のモンブラン

使用している和栗について

 石井食品では日本各地の栗の産地へ赴き、生育環境や育成状況を確認した上で、厳選した栗を仕入れています。秋の「栗ごはん」などに使用しているこれらの栗は、本来の風味を損なわないよう漂白や着色を行わないため、一部には色の変化が生じてしまいます。味には問題がなくとも、色調により商品になれない規格外の栗をアップサイクルしました。

※モンブランクリームにのみ、石井食品の和栗(国産)ペーストを使用しています。

商品名:和栗のモンブラン by 石井食品×ユーハイム 税込価格:2,592円

取扱店舗:

 ○関東エリア 11店舗…高島屋日本橋店、アトレ目黒、そごう大宮、西武池袋本店、東武百貨店池袋店、東武百貨店船橋店、京王百貨店新宿店、高島屋柏店、高島屋横浜店、ルミネ荻窪、アトレ吉祥寺

 ○関西エリア 6店舗…阪急百貨店うめだ本店、阪神百貨店梅田本店、あべのハルカス近鉄本店、大丸神戸店、リブ住吉店、ジェイアール京都伊勢丹

原材料名:和栗ペースト(栗、砂糖)(国内製造)、クリーム(乳成分を含む)、渋皮付栗甘露煮、液卵、砂糖、小麦粉、オリゴ糖、ゼラチン、ココアパウダー、粉糖(砂糖、小麦澱粉、植物油脂)

※商品中に和栗84%使用(栗に占める割合)

ユーハイムとは

神戸に本社を置く洋菓子メーカーです。創業者カール・ユーハイムは、1919年に広島の物産陳列館(現 原爆ドーム)で日本初のバウムクーヘンを販売しました。1922年に横浜で開店、翌23年には神戸に居を移しました。以来100年、創業者の思いを継いだ職人の手で、純正な素材を使った、自然な味わいのお菓子を作り続けています。 

(【オンラインショップ】https://e-shop.juchheim.co.jp/)

石井食品とは

「真(ほんとう)においしいものをつくる~身体にも心にも未来にも~」を企業理念に、無添加調理(※)・国産素材を中心とした加工食品の製造販売を行っています。今年創業80周年を迎え、当時から変わらない“誠実なものづくり”を基軸に、さらなる地域共創型商品の展開を目指し、これからも、おいしさはもちろんのこと、安心・安全にもこだわった商品をお届けすることで、お客様に笑顔をお届けしてまいります。

(【オンラインショップ】https://shop.directishii.net/shop/default.aspx) ※(石井食品での製造過程においては食品添加物を使用しておりません。)

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会社概要

石井食品株式会社

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URL
https://www.ishiifood.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
千葉県船橋市本町 2-7-17
電話番号
047-435-0141
代表者名
石井智康
上場
東証スタンダード
資本金
9億1960万円
設立
1945年05月