20代の求職者に「働く意義や目的」を調査

1位「お金を稼ぐため」、2位「自分を成長させるため」

株式会社ジェイック

2023年8月3日 11時03分

株式会社ジェイックが運営する、フリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック就職カレッジ®」は、「ジェイック就職カレッジ®」に登録する20代の求職者に対して行った「働くことへの価値観」に関するアンケート結果を発表します（回答者数：132名、調査日：2023年6月2日-2023年6月28日）。

■「働く意義や目的」：1位「お金を稼ぐため」(73.5％)、2位「自分を成長させるため」37.1％

「働く意義や目的として、近いものを2つ選択してください」と質問したところ、1位「お金を稼ぐため」が73.5％、2位「自分を成長させるため」が37.1％、3位「社会や人とのつながりをもつため」「好きなことに取り組むため」が同率で、19.7％となりました。

■「何歳まで働きたいか？」：1位「60〜69歳」（40.9%）、2位「50〜59歳」（23.5%）

「何歳くらいまで働きたいですか？最もあてはまるものを1つ選択してください」と質問したところ、1位「60〜69歳」が40.9％、2位「50〜59歳」が23.5％、3位「40〜49歳」「80歳以上/一生涯」が同率で、9.8％となりました。

今回の調査結果について、18年以上にわたり若年層の就職支援に携わっている、当社執行役員の柳井田は、次のように述べています。

「『働く意義や目的』について、『お金を稼ぐため』が1位になった理由は、生活のために必要不可欠なものであることに加え、昨今続く物価高による値上げなどで、彼らが今まで以上にその必要性を感じていることが考えられます。また2位になった『自分を成長させるため』については、1つの会社に長く勤める終身雇用の考え方が薄まりつつある中で、汎用性や専門性の高いスキルや知識を身に付けたいと考える方や、自身の成長やスキルアップにやりがいを感じる方が一定数いることが考えられます。『何歳まで働きたいか？』については、『60〜69歳』が約4割を占める結果となり、一般的な定年年齢まで働きたいという意向がうかがえます。一方でそれ以外の選択肢においても10％前後の回答を集め、FIREといわれる早期リタイアを望む方や、『80歳以上／一生涯』と長く働き続けたいと考える方もいるという結果となりました。キャリアに対する考え方が多様化する中で、それぞれが望む職業人生を歩むためには、20代のうちから、自律的に長期視点でキャリア形成を考え行動することが重要だと言えます。」