20代非正規雇用者に「理想の年収」と「将来のための長期投資」について調査

つみたてNISAやiDeCoなど「行っていない」が7割

株式会社ジェイック

株式会社ジェイックが運営する、フリーター・既卒・第二新卒向けの就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」は、株式会社アスマークに調査委託し行った、20代の非正規雇用者を対象とした「理想の年収と将来のための長期投資」に関するアンケート調査の結果を発表します(回答者数:400名、調査日:2023年5月15日-2023年5月16日)。

■昨年の年収/「50〜100万円未満」(30%)が最多、3人に2人が「年収150万円未満」

理想の年収を聞く前に、まず「昨年の年収をお教えください」と質問したところ、「50〜100万円未満」が30%で最多となり、次いで「100〜150万円未満」が24%となりました。「50万未満」の13%と合わせると、全体の67 %、およそ3人に2人が「年収150万円未満」という結果になりました。男女別の結果でも、男性・女性ともに「50〜100万円未満」が最多、次いで「100〜150万円未満」という結果になり、大きな差は見られませんでした。


■理想の年収/「250〜300万円未満」(17%) が最多、次いで「300〜350万円未満」(14%)

次いで「理想の年収を教えてください」と質問したところ、「250〜300万円未満」が17%で最多、次いで「300〜350万円未満」が14%、「600万円以上」が13%となりました。男女別の結果では、男性は「300〜350万円未満」が18%で最多となり、次いで「600万円以上」が17%、また女性は「250〜300万円未満」が22%で最多となり、次いで「200〜250万円未満」が21%という結果になりました。昨年の実際の年収と比較すると、男女ともに多くの方がより高い年収を理想としている傾向が見受けられます。


■将来のための長期投資について「行っていない」が73.7%と最多

「NISA・つみたてNISA(少額投資非課税制度)、iDeCo(個人型確定拠出年金)など、将来のための長期資産運用を行っていますか?」と質問したところ、「行っていない」が73.7%と全体の7割以上を占め、「行っている」は6.8%となりました。


■行わない理由について、「興味がないから」(46.5%)と、「行いたいが、運用資金がない/制度のことがよくわからない」(計41.0%)がほぼ同率の結果に

行っていない方にその理由を質問したところ、「資産運用に興味がないから」が46.5%、「行いたいが、各制度のことがよくわからず始められない」が21.0%、「行いたいが、運用資金がないので始められない」が20.0%となり、興味がない方と、行いたいが運用資金や制度の理解不足で始められていない方がともに約4割と同率の結果になりました。



今回の調査結果について、18年以上フリーターを含む若年層の就職支援に携わっている、当社執行役員の柳井田は、次のように述べています。


「『昨年の年収』について、およそ3人に2人が『年収150万円未満』という結果になった一方で、『理想の年収』については、『250〜300万円未満』が最多、次いで『300〜350万円未満』となり、現状より高い年収を理想としている方が多数いると言えます。またパーソルキャリア株式会社は、2022年の20代の正規雇用者の平均年収は342万円と公表しており(※)、20代非正規雇用者の年収とは、差があることが分かります。しかし売り手市場の昨今、新卒採用や経験者採用の激化により、20代の非正規雇用者を積極的に正規雇用採用している企業も多数あり、就職活動や転職活動をすることで、年収を上げ、理想の年収を達成することも十分可能です。


また将来のための長期投資については、20代非正規雇用者の実施率は低く「興味がない」が4割を超えた一方で、「行いたい」と考える人も約4割にのぼりました。政府は国民の金融資産所得の拡大を目指し、2022年に「資産所得倍増プラン」を発表、2024年からは新しいNISA制度も始まります。非正規雇用者を含む若年層の実施率を高めるためには、長期投資や制度に関しての情報提供をすることや、本人が将来のマネープランについて考える機会を作ること、また賃上げなどで長期投資にまわせる資金を確保させることなどが必要だと考えられます。」

(※) 2022年12月公表「転職サービスdoda」調査:「平均年収ランキング(平均年収/生涯賃金)【最新版】」



ジェイック執行役員カレッジ事業部長 柳井田 彰

15年以上若年層の就職支援、中堅・中小企業の採用支援に従事する中で、国家資格2級キャリアコンサルティング技能士も取得。採用コンサルティングやキャリア形成に関するセミナーにも数多く登壇。また現在は、AIを活用した面接練習アプリ「steach」の開発責任者も務める。



【調査概要】

調査名称:「理想の年収と将来のための長期投資」に関する調査

調査対象:20代の、雇用形態がパート・アルバイトか無職の方

調査機関:株式会社アスマーク

調査方法:インターネット調査

回答者数:400名(男性200名、女性200名)

調査期間:2023年5月15日-2023年5月16日


■ジェイック 就職カレッジ🄬概要

20代・30代のフリーター・既卒・第二新卒者向けの、就職と就職後の活躍を見据えた教育融合型の就職支援サービスです。個別の就職相談、就職支援の講座、優良企業最大20社と会える集団面接会までをワンストップで無料提供しています。2005年のサービス提供開始以来、33,000名以上(※)の就職支援実績があります。

※2005/5/1~2023/4/30の弊社主催の面接会参加人数

▶求職者向け公式ホームページ https://www.jaic-college.jp/sales/



■会社概要

代表取締役:佐藤 剛志

設立   :1991年3月

資本金  :2億6,107万円(2023年1月末現在)

本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-101 神保町101ビル6F(東京本社・受付)

事業所  :東北支店、名古屋支店、大阪支店、広島支店、九州支店、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ

事業内容 :若手総合職就職・採用支援サービス「ジェイック 就職カレッジ®」 

      中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック 中退就職カレッジ」  

      新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」

      特性マッチングサイト「FutureFinder 🄬」

      大学支援サービス

      各種教育セミナー事業、原田メソッド🄬教育研修事業、7つの習慣🄬教育研修事業、

      デール・カーネギー・トレーニング教育研修事業、リーダーカレッジ、エースカレッジ、

      社員教育教材の開発・販売事業

URL    :https://www.jaic-g.com/

既卒向け就職支援サービス:https://www.jaic-college.jp/

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【お問い合わせ先】

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1991年03月