ラフール、経済産業省推進事業「職域における心の健康関連サービス」活用に向けた研究会に参画

~社員のメンタル不調を予防し、パフォーマンス向上につなげるサービスの開発・活用を促進~

株式会社ラフール

株式会社ラフール(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:結木啓太、以下「ラフール」)は、株式会社NTTデータ経営研究所(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山口重樹、以下「NTTデータ経営研究所」)が、健康経営を推進する企業、心の健康関連のサービス提供事業者、アカデミアとともに「職域における心の健康関連サービス」活用に向けて設立した研究会に参画したことをお知らせします。なお、本取り組みは経済産業省推進事業「令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業(需給環境整備等事業)」の一環として実施するものです。従業員のメンタル不調を予防し、パフォーマンス向上につなげるサービスの開発や活用の促進を行ってまいります。

本研究会では、健康経営を推進する企業・サービス提供事業者・アカデミアの三者によって、民間サービスの情報開示の在り方についての検討が行われるほか、健康経営を推進する企業・サービス提供事業者の各作業部会を構成し、健康経営を推進する企業による「心の健康関連サービス」の選択を支援するツールの開発や実証などを行います。


これらの活動を通じて、デジタルメンタルヘルスやポジティブメンタルヘルスといった新たな技術を含め、品質や信頼性が確保されたサービスが開発・提供されること、また、健康経営やウェルビーイング経営を推進する企業による自社のニーズに合ったサービスの活用が進むことを目指します。


当社は創業当初より一貫して企業や社員へのメンタルヘルス対策に取り組んでおり、それらの知見を活かし、現在は企業の人的資本経営、ウェルビーイング経営実現に向けた支援を行っています。人的資本経営を実現する組織改善ツール「ラフールサーベイ」は1,600社に導入いただいており、メンタルやフィジカル、エンゲージメント、価値観、人間関係、組織への信頼といった回答データを約1億ほど保有しています。生産性年齢の減少、人的資本の情報開示化が進み、ますます働く人の心の健康が大切となっていくなかで、当社の知見やデータ、実際のお客様の声をもとに、メンタルヘルスをポジティブに捉え、企業成長への一要因として認識し、課題に向き合い取り組む企業を増やすべく研究会に参加いたします。


  • 研究会立ち上げの背景と目的

うつ病・不安障害の発症に伴う社会的損失は約5.5兆円と試算されており、そのうち7割を労働損失費用が占めると言われています。また、社員が心の不調で休職すると企業にとって1.5倍のコスト増にもつながることが試算されます。職域における心の健康の保持増進は、社員や健康経営を推進する企業、社会全体のパフォーマンス向上の観点から、企業が取り組むべき重要な課題です。我が国では、労働安全衛生法により産業医の設置やストレスチェックなどの制度が整備され、企業の取り組みが底上げされてきましたが、スティグマやリテラシー不足、対応する人事・専門職のリソースやノウハウの不足などから、十分な対応ができているとはいえません。


また近年、心の健康と仕事の生産性やワークエンゲージメントとの関連が指摘されるようになり、企業の人的資本経営の観点からも、心の健康に関する取り組みの重要性は今後一層高まると考えられます。その一方で、健康経営を推進する企業に向けた健康経営に関わる調査では、約半数が「外部サービスが役立っていない」と回答しており、その要因として以下のような課題が挙げられています。


<サービスの選択に関する課題>

・自社の課題に対してどのようなサービスがあるか不明

・サービスの評価基準がないため、適切なサービスを選択できない


<サービスの品質確保に関する課題>

・評価基準がないため、開発・提供の各段階で品質が確保されない

これらの背景から、サービス提供事業者がサービスの品質や信頼性を確保し、健康経営を推進する企業が自社の課題にもとづいたサービスの選択や活用ができるよう支援することを目的とした研究会を設立する運びとなりました。


  • 研究会の概要

本研究会では、健康経営を推進する企業が抱える課題に対応した質の高いサービスを開発・提供するための環境整備や、健康経営を推進する企業が自社の課題に応じたサービスを選択するための「サービスの比較が可能な共通の尺度(情報開示項目)」をとりまとめ、「職域の心の健康保持増進における民間サービスの情報開示のあり方」についての提言を作成します。


さらに、需要サイドである健康経営を推進する企業と供給サイドであるサービス提供事業者それぞれの作業部会を構成し、健康経営を推進する企業が自社の課題に合った質の高いサービスを選択できるツールのプロトタイプを開発し、その可能性や課題についての検証を行います。


  • 今後について

当社では、本研究会での取り組みを通じて、健康経営並びに、人的資本経営、ウェルビーイング経営を実践するニーズや課題を収集し、職域における心の健康の保持増進の取り組みを推進できる職場環境づくりに寄与してまいります。


  • ラフールについて

・社名:株式会社ラフール

・本社所在地:〒103-0025 東京都中央区⽇本橋茅場町2-9-5 ⽇進ビル7階

・設⽴:2011年11⽉30⽇

・代表者:代表取締役社⻑ 結木啓太、代表取締役副社長 小梨明人

・事業内容:メンタルヘルステック事業(ラフールサーベイの開発・運営)、保育園事業

・URL:http://www.lafool.co.jp


  • ラフールサーベイとは

ラフールサーベイは組織と働く個人の可視化と行動変容を促し、ウェルビーイング経営を実現する組織改善サーベイです。定期的に社員にサーベイを実施し、組織の課題、非財務情報(ESGへの取り組み)を可視化、分析、課題特定、改善立案、対策までをワンストップで行い、生産性向上と離職防止につなげられます。


【特徴】

① 累計導入企業1,600社、250,000アカウント、約1億の回答データを活用した多角的な調査項目、分析精度

② サーベイ結果に対する課題解決ヒント自動表示や対策サービスが充実

③ 個人の行動変容を促すアドバイスコメントやセルフケアコンテンツ


ラフールサーベイで集積される、メンタル、フィジカル、エンゲージメント、人間関係、組織関係、仕事内容、社内外ハラスメント、離職リスク、高ストレス者、ESG施策チェックをはじめとした総合的な人材データにより、組織の詳細な課題・非財務情報(ESGへの取り組み)を可視化し、改善。個人のセルフケアに繋げるための行動変容を促し、ウェルビーイング/人的資本を実現します。


・URL:https://survey.lafool.jp/

・アプリ版対応端末:iPhone/Android

・対応言語:日本語

・サービス地域:日本

・サービス開始日:2019年2月(Web版)、2019年6月(アプリ版)

・価格:ダウンロード無料

・開発・運営:株式会社ラフール

・App Store:https://apps.apple.com/jp/app/lafool/id1342462230

・Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.lafool.lafoolapp



【本件に関する問い合わせ先】

株式会社ラフール 広報担当:大澤

TEL:03-5643-3707

FAX:03-5643-3708 

Mail:news@lafool.co.jp

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会社概要

株式会社ラフール

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URL
http://www.lafool.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋茅場町2-9-5 日進ビル 7F
電話番号
03-5643-3707
代表者名
結木啓太
上場
未上場
資本金
12億4150万円
設立
2011年11月