クラウド型IVR『TeleForce』が大幅アップデート、AI音声分析を搭載
感情分析・シナリオ設定・セキュリティ強化など、25項目の新機能を実装
株式会社ファブリカホールディングスの完全子会社、株式会社メディア4u(東京都港区、代表取締役社長:岩館 徹、以下「メディア4u」)は、AI技術を活用したクラウド型IVR(自動音声応答サービス)『TeleForce(テレフォース)』において、計25項目の新機能および改善を実施しました。
今回のアップデートでは、「生成AIによる通話の感情分析」や「シナリオ機能」「発着信管理の強化」など、AIと自動化を融合した機能拡張を行いました。コールセンターや顧客対応業務のさらなる効率化を実現します。

主なアップデート内容
今回のアップデートは、AI・音声認識、操作性、データ連携、セキュリティの4分野にわたり、計25項目におよぶ機能拡張・改善を行いました。
■ AI×音声解析による応対品質の向上
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生成AIを活用し、通話内容や留守電メッセージを自動で感情分析。会話を「喜び・怒り・悲しみ・中立・活力」の5種類+総合評価でスコア化し、応対品質の可視化を実現しました。
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音声認識IVRにAI機能を追加し、発話内容を解析し、登録キーワードに最も近いアクションを自動実行できるようになりました。
■ 設定・操作性の向上
誰でも簡単に利用できるよう、管理画面の利便性を強化しました。
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コールフローやアナウンスのテンプレート機能を追加し、設定時間を大幅短縮
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複数階層の質問設計が可能な「シナリオ機能」を新たに実装。プッシュ入力で回答を収集し、最終アクションとして電話転送やSMS送信が可能に
■ データ連携・管理機能の拡張
CRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)など外部システムとの連携を容易にするため、データ出力機能を強化しました。
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発着信履歴CSVのカスタマイズ出力が可能に
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発信先用CSVと動的パラメータ用CSVを統合し、顧客名・金額などを一括管理可能
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オートコールのCSV単位で詳細結果を確認可能に
■ セキュリティ・運用管理の強化
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管理画面に発信/着信アイコン表示を追加し、視認性を向上
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マルチチャネル録音対応で、文字起こし・要約を効率化
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電話番号の自動ゼロパディング機能で入力ミスを自動補正
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発信数・着信数・SMS上限の管理設定機能を追加し、不正利用防止とセキュリティ強化を実現
TeleForceとは

『TeleForce(テレフォース)』は、AIを搭載したクラウド型IVRプラットフォームです。自動音声案内・オートコール・SMS送信などの多彩な機能を直感的なUIで操作でき、非対面コミュニケーションの自動化と効率化を支援します。高性能音声生成エンジンにより最大4,000文字のテキストから自動音声を生成可能。時間帯や曜日に応じたコール分岐も柔軟に設定でき、顧客対応の品質向上と工数削減を同時に実現します。
また、ISO認証取得済みのセキュリティ環境で運用されており、大手金融機関や公共機関でも導入実績があります。48か国語対応により、グローバル企業の多言語対応にも活用可能です。
サービスURL:https://teleforce.jp/
今後の展望について
メディア4uでは、AI技術の活用による「業務効率化」と「顧客体験の向上」を両立するプロダクト開発を継続してまいります。今後も音声認識精度の強化や、外部CRMとのAPI連携など、より実用的なアップデートを通じて、企業の音声DXを支援していきます。
本プレスリリースを通じて「TeleForce」にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
会社概要
【株式会社ファブリカホールディングス】
代表者:代表取締役社長CEO 谷口政人
本社所在地:東京都港区赤坂1−11-30 赤坂1丁目センタービル 9F
設立:1994年11月
株式:東証スタンダード市場(コード番号:4193)
コーポレートサイト:https://www.fabrica-hd.co.jp/
【株式会社メディア4u】
代表者:代表取締役社長 岩館 徹
本社所在地:東京都港区赤坂1-11-30赤坂1丁目センタービル 9F
設立:2005 年 11 月
出資比率:株式会社ファブリカホールディングス100%
事業内容:法人向けSMS送信サービス「メディアSMS」の運営・販売
コーポレートサイト:https://www.media4u.co.jp/
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