経営学部の学生6名がフードロス削減に取り組む 文京区の協力パン屋とも契約し大学内で「夜のパン屋さん」を開催
~売れ残りパンを再販売して廃棄量を削減へ~
「夜のパン屋さん」と本学学生の活動について
「夜のパン屋さん」は、フードロス問題に起因し、複数の店舗から営業時間内に売り切れなかったパンを預かり、まとめて販売することでパンのロスを減らす取り組みで、2020年よりビッグイシュー日本が開始しました。
馬渡ゼミ ブルーム班では現在、フードロス問題に着目し、「パンの廃棄を減らすためにできること」をテーマに研究を進めています。その中で大学の所在地である文京区付近にて、「夜のパン屋さん」の活動を知り、取材、研究を重ねてきました。そして、取り組みへの理解を深める中、フードロス削減に繋がるだけでなく、物価高騰による経済困窮や、人材活用など、様々な利点がある本活動へ自分たちも参加したいという意識が高まり、コラボ活動を本郷キャンパスで実施させていただくこととなりました。
実施した2日間で販売したパンは、「夜のパン屋さん」で通常販売しているパンに加え、文京区周辺の計24店舗のパン屋へ学生たち自ら交渉を行い契約できた1店舗を加えて、文京学院大学まちラボ本郷前にて再販売を行いました。両日とも、多くの学生・教職員や近隣住民の方がご来店いただき、パンは完売。お客様からは、美味しいパンが普段より安く買えた!と好評で、短い期間ながらも大変盛り上がりました。また、売上金57,340円は、夜のパン屋さんを通して、各パン屋さんへ支払われます。
本施策を通じて学生たちは、「夜のパン屋さん」の活動を広めるとともに、研究課題であるフードロスの削減に関する理解と関心を深めるために、自分達に今できることは何かを探究していきます。
さらに、今回の反響を受け、10月、11月にも「夜のパン屋さん」文京学院大学版の企画を検討しています。ぜひ引き続きご注目ください。
■学生のコメント(経営学部3年 山本瑠奈)
再販売活動に取り組んでいる夜のパン屋さんにご協力をいただき、活動の認知・利用者の拡大、継続的なパンの廃棄量削減を最終目標に研究をしました。当日は、大学関係者だけではなく、通りがかりの一般の方にも購入していただくことができました。パンは短時間で完売、利用者からは「また買いたい」という反応が多く、大学での出店は大成功でした。今後は他大学でも出店を行うことを目標に活動をしていきます。
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