「までっこ鶏」飼料用米使用マークの表示をスタート
年間約380t活用で食料自給率向上に貢献
地元産米を飼料にも活用し資源循環
「までっこ鶏」は、までっこチキン生産者連絡協議会(岩手県)の生産者が、1998年から産直産地として契約し供給しています。近年、地域の資源循環に配慮し、国産自給飼料である飼料用米の活用を進めてきました。
このたび、飼料用米を仕上期飼料に10%以上使用する仕組みが整ったことから「モモ肉」や「手羽元」など、計12商品(※1)で「お米マーク」を表示します。これにより年間約380tの飼料用米が活用される見込みです。
※1 一部商品は順次切り替え予定
飼料用米の活用を表示「お米マーク」
パルシステムは2022年から、飼料用米を使用する畜産商品へ「お米マーク」を表示しています。「までっこ鶏」が加わったことで「お米マーク」の対象商品は「日本のこめ豚」や「コア・フード国産飼料で未来へつなぐ平飼いたまご」など計50商品になりました。
飼料用米使用の飼料用米使用が進むことで、日本人の米離れや輸入飼料の値上がりから、米農家や畜産農家を守ることにつながります。これからも畜産全体で国内の自給飼料の活用をすすめていきます。
・日本のこめ豚:https://item.pal-system.co.jp/pork/komebuta/
・産直こめたまご:https://item.pal-system.co.jp/eggs/kometamago/
・おしごと年鑑「日本のこめ豚」紹介:https://information.pal-system.co.jp/press/230707-oshigotonenkan/
田んぼと米生産を応援「お米で超えてく」
現状、米の消費量は年々減少しています。食料自給率だけでなく景観や生物多様性、防災など多面的な機能を有する田園の保全を図るためパルシステムでは、消費者への米に関する情報発信や、米を使用した商品開発、飼料用米の活用、予約登録米(※2)を広げる呼びかけ「お米で超えてく」を展開しています。
※2予約登録米:組合員が利用したい産地に予約登録し、新米収穫以降1年間定期的に届ける制度
・お米で超えてく:https://www.pal-system.co.jp/koeteku/okome/
■商品詳細
『までっこ鶏』
「までに」は産地である岩手県北地方の方言で、「大切に」「ていねいに」を指します。「までっこチキン生産者連絡協議会」の生産者が、飼料に抗生物質や合成抗菌剤は不使用で、自然の光と風が入る鶏舎で健康的に育てています。鶏肉特有のくさみが少なく、あっさりとした味わいが特徴です。
【商品サイト】 https://item.pal-system.co.jp/chicken/madekko-torimomo/
【組織概要】
パルシステム生活協同組合連合会
所在地:東京都新宿区大久保2-2-6 、理事長:大信 政一
13会員・統一事業システム利用会員総事業2,530.9億円/組合員総数171.4万人(2023年3月末現在)
会員生協:パルシステム東京、パルシステム神奈川、パルシステム千葉、パルシステム埼玉、パルシステム茨城栃木、パルシステム山梨、パルシステム群馬、パルシステム福島、パルシステム静岡、パルシステム新潟ときめき、パルシステム共済連、埼玉県勤労者生協、あいコープみやぎ
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