【BtoBマーケティング担当者の生成系AI活用実態は?】BtoB企業の56.3%が生成系AIを活用、そのうち、9割以上が効果を実感
〜一方で、生成系AIの出力品質とスキル不足に課題も〜
ワンストップでリサーチデータマーケティングを実現する「リサピー®️」(https://ideatech.jp/service/research-pr)を運営する株式会社IDEATECH(本社:東京都港区、代表取締役社長:石川友夫、以下:IDEATECH)は、BtoB企業のマーケティング担当者103名を対象に、BtoB企業におけるマーケティング担当者の生成系AI活用に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。
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01|マーケティング担当者の56.3%が、生成系AIを活用、うち91.4%が、「効果を得られた」と回答
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02|生成形AIの活用場面は、「ターゲット顧客の分析・セグメンテーション」が、48.3%でトップ
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03|8割以上が、生成形AIに「改善点あり」と回答、「出力内容の精度や品質のばらつき」(59.6%)や「活用方法の知識・スキル不足」(53.2%)など
本調査のダウンロードはこちら:https://ideatech.jp/download/198/?utm_source=pr_241128
■調査概要
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調査名称:BtoB企業におけるマーケティング担当者の生成系AI活用に関する実態調査
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調査方法:IDEATECHが提供するリサーチデータマーケティング「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
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調査期間:2024年11月11日〜同年11月19日
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有効回答:BtoB企業のマーケティング担当者103名
※ 合計を100%とするため、一部の数値について端数の切り上げ処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「リサピー®︎」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
■約6割の企業が、マーケティング業務で生成系AIを活用
「Q1.あなたの会社では、マーケティング業務において生成系AIを活用していますか。」(n=103)と質問したところ、「積極的に活用している」が21.3%、「部分的に活用している」が35.0%という回答となりました。
・積極的に活用している:21.3%
・部分的に活用している:35.0%
・活用していない:35.9%
・わからない/答えられない:7.8%
■現在利用している生成形AI、「ChatGPT」が86.2%で最多
Q1で「積極的に活用している」「部分的に活用している」と回答した方に、「Q2.現在あなたが利用している生成系AIの種類を教えてください。(複数回答)」(n=58)と質問したところ、「ChatGPT」が86.2%、「Gemini」が17.2%、「Copilot」が17.2%という回答となりました。
・ChatGPT:86.2%
・Gemini:17.2%
・Copilot:17.2%
・Perplexity:13.8%
・Claude:10.3%
・Bing AI:8.6%
・Genspark:5.2%
・その他:3.4%
・わからない/答えられない:6.9%
■生成形AIの活用場面、第1位「ターゲット顧客の分析・セグメンテーション」、第2位「マーケティング施策のアイデア出し」
Q1で「積極的に活用している」「部分的に活用している」と回答した方に、「Q3.マーケティング業務において、どのような場面で生成系AIを活用していますか。(複数回答)」(n=58)と質問したところ、「ターゲット顧客の分析・セグメンテーション」が48.3%、「マーケティング施策のアイデア出し」が46.6%、「メールマーケティングの文面作成」が44.8%という回答となりました。
・ターゲット顧客の分析・セグメンテーション:48.3%
・マーケティング施策のアイデア出し:46.6%
・メールマーケティングの文面作成:44.8%
・競合分析やマーケット調査:43.1%
・SNSの投稿文や広告文の作成:34.5%
・データ分析・レポート作成:32.8%
・ブログ記事、ホワイトペーパーなどの作成:27.6%
・SEO対策のキーワード選定:12.1%
・その他:3.4%
・わからない/答えられない:3.4%
■「ヒアリング調査の結果まとめ」や「大量の英文の翻訳」などで活用の声も
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.Q3で選択した以外に、生成系AIを活用しているマーケティング業務があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=56)と質問したところ、「ヒアリング調査の結果まとめ」や「大量の英文の翻訳」など39の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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ヒアリング調査の結果まとめ。
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顧客データの幅広い分析。
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議事録などをまとめること。
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大量の英文の翻訳。
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抽出したアイデアをイラストにしてよりビジュアルにしてアイデアを膨らませます。
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顧客の加入傾向などの分析。
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天候予測からの重要予測。
■91.4%が、生成系AI活用による効果を実感
Q1で「積極的に活用している」「部分的に活用している」と回答した方に、「Q5.あなたは、マーケティング業務への生成系AI活用によって効果を得られたと思いますか。」(n=58)と質問したところ、「非常にそう思う」が22.4%、「ややそう思う」が69.0%という回答となりました。
・非常にそう思う:22.4%
・ややそう思う:69.0%
・あまりそう思わない:5.2%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:3.4%
■生成形AI活用による効果、「業務効率が大幅に向上した」や「コンテンツの質が向上した」など
Q5で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q6.具体的にどのような効果が得られましたか。(複数回答)」(n=53)と質問したところ、「業務効率が大幅に向上した」が52.8%、「コンテンツの質が向上した」が50.9%、「新しいマーケティングアイデアが得られた」が43.4%という回答となりました。
・業務効率が大幅に向上した:52.8%
・コンテンツの質が向上した:50.9%
・新しいマーケティングアイデアが得られた:43.4%
・データ分析の精度が向上した:41.5%
・業務の自動化が進んだ:34.0%
・コンテンツの生産量が増加した:28.3%
・施策のPDCAサイクルが早くなった:18.9%
・顧客インサイトの理解が深まった:17.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:1.9%
■「時間外労働の削減」や「既存スタッフからは出て来ない斬新な発想が生まれる場合がある」などの効果も
Q6で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q7.Q6で回答した以外に、生成系AI活用による効果があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=52)と質問したところ、「時間外労働の削減」や「既存スタッフからは出て来ない斬新な発想が生まれる場合がある」など30の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
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分析の精緻化が進んだ。
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情報収集の効率化。
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時間外労働の削減。
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今の世の中の状況が客観的資料で分かりやすく見やすくなった。
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既存スタッフからは出て来ない斬新な発想が生まれる場合がある。
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セミナーの案内完成に時間が短縮。セミナーテーマが多彩になった。
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翻訳の負担軽減。
■8割以上が、マーケティング業務での生成系AI活用に「改善点あり」と実感
Q1で「積極的に活用している」「部分的に活用している」と回答した方に、「Q8.あなたはマーケティング業務での生成系AI活用において、改善するべき点があると思いますか。」(n=58)と質問したところ、「非常にそう思う」が22.5%、「ややそう思う」が58.6%という回答となりました。
・非常にそう思う:22.5%
・ややそう思う:58.6%
・あまりそう思わない:10.3%
・全くそう思わない:3.4%
・わからない/答えられない:5.2%
■改善すべき点、「生成系AIの出力内容の精度や品質にばらつきがある」や「生成系AIの活用方法に関する知識・スキルが不足している」が上位に
Q8で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q9.具体的にどのような点を改善するべきだと思いますか。(複数回答)」(n=47)と質問したところ、「生成系AIの出力内容の精度や品質にばらつきがある」が59.6%、「生成系AIの活用方法に関する知識・スキルが不足している」が53.2%、「著作権や法的リスクへの懸念がある」が42.6%という回答となりました。
・生成系AIの出力内容の精度や品質にばらつきがある:59.6%
・生成系AIの活用方法に関する知識・スキルが不足している:53.2%
・著作権や法的リスクへの懸念がある:42.6%
・生成系AI活用に関する社内のガイドラインが整備されていない:31.9%
・経営層の理解や支援が得られない:29.8%
・生成系AIツールの選定や導入に時間がかかる:23.4%
・生成系AIの出力内容の確認・修正工数が大きい:21.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:4.3%
■まとめ
今回は、BtoB企業のマーケティング担当者103名を対象に、BtoB企業におけるマーケティング担当者の生成系AI活用に関する実態調査を実施しました。
まず、担当者の56.3%が生成系AIを業務で活用しており、そのうち91.4%が効果を実感していることが明らかになりました。生成系AIが最も活用されている場面は「ターゲット顧客の分析・セグメンテーション」(48.3%)で、次いで「マーケティング施策のアイデア出し」(46.6%)や「メールマーケティングの文面作成」(44.8%)などが挙がりました。また、ツール別では「ChatGPT」が86.2%と、圧倒的な支持を集めています。一方で、活用に課題を感じる声は81.1%に上り、その中で「出力内容の精度や品質のばらつき」(59.6%)や「知識・スキル不足」(53.2%)が主要な課題として挙げられました。
今回の調査では、生成系AIがBtoBマーケティングにおいて重要な役割を果たしている一方で、活用には課題も伴うことが明らかになりました。効率化や質の向上を実感する利用者が多い一方で、スキル不足や出力内容の品質に課題を感じている声も少なくありません。AI技術が急速に進化し、多くの企業での導入が進む中、これらの課題を克服することが、さらなる競争力向上の鍵となるでしょう。社会全体でのAIリテラシー向上や実践的な支援の仕組みを整えることが求められています。
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代表者 :代表取締役社長 石川友夫
所在地 :〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 メゾン青山1001
設立日 :2010年2月
事業内容:①IDEAコンテンツ事業
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