26卒学生に「面接でほめられると嬉しいポイント」を調査　1位は『人柄の魅力』、志望度も9割以上が高まる傾向

株式会社ジェイック

2025年2月25日 10時35分

新卒スカウトサイト「Future Finder®」を運営する株式会社ジェイックは、2026年卒業予定の学生を対象に実施したアンケート調査「面接でほめられると嬉しいポイント」の結果を発表します。（回答者238名、調査日2024年10月23日-2025年1月20日）

■面接でほめられると嬉しいポイント：

1位「人柄の魅力（誠実さ、協調性、リーダーシップなど）」（85.3％）

「面接でほめられると嬉しいポイントについて、当てはまるものを２つ選択してください」と質問したところ、「人柄の魅力（誠実さ、協調性、リーダーシップなど）」が85.3％、「人生観・価値観（人生や人間関係で大切にしていることなど）」が54.6％、「学校内の活動で得た知識・経験・スキル（授業、部活、サークル活動など）」が25.2％、「学校外の活動で得た知識・経験・スキル（アルバイト、個人で行った仕事、インターンシップなど)」が18.1％、「ビジネスマナー（身だしなみ、適切な敬語の使用など）」が13.9％、「保有資格（TOEIC、証明できるスキルなど）」が2.1％、「その他」が0％となりました。

■実際に「嬉しいポイント」を面接でほめられると、

　その会社の志望度は「高まると思う」「やや高まると思う」が合計9割超

冒頭の質問で選択した「面接でほめられると嬉しいポイント」について、「実際に面接でほめられると、その会社の志望度は高まりますか？」と質問したところ、「高まると思う」が53.3％、「やや高まると思う」が37.0％、「変わらないと思う」が8.4％、「わからない」が1.3％となり、9割以上が志望度が高まる傾向がわかりました。

■面接でほめられて嬉しかったエピソード（自由記述・一部抜粋）

面接を経験したことがある方へ、「面接でほめられて嬉しかったエピソードがあれば、教えてください」と自由記述で質問したところ、以下のような回答が寄せられました。

▼人柄、印象について

・清潔感をほめられたこと

・明るくて素敵だとほめられたこと

・人間性についてほめられたこと

・人事の方に「一緒に働きたい」と言ってもらえたこと

▼これまでの経験について

・大学のサークルの統括としての経験を「会社に入ってから経験するようなことを既にやっているのはすごいよ」と言われたこと

・部活動での主将経験をほめられたこと

・資格試験の点数と人柄をほめてもらえたこと

・自身で行ったアプリ開発の話に興味を持ってもらえたこと

・頑張ったことを的確に褒めていただいたり、評価されたりしたこと

・ガクチカについて深掘りされたこと

▼自身の価値観、考え方について

・自分の価値観、考え方を話したときに共感していただいたこと

・明確なキャリアプランを持っていることに、他の学生より明確な考えがありとてもよいとほめられたこと

・サークルやアルバイトなどの作業を進める上での考え方についてほめられたこと

▼面接内容について

・「自己PRでの記載内容を拝見し、実際にお話しさせていただき、とても当社とマッチしているなと感じました」と言われたこと

・逆質問に対して、良い質問だと言われたこと

・はきはきしゃべると言われたこと

・「話が旨いね」と言われたこと

・面接官からの質問に対して「回答がわかりやすい」とほめてもらえたこと

今回の調査結果について、8年以上新卒採用支援に携わっているFuture Finder®メディア事業部長の佐藤は、次のように述べています。

「新卒人材の獲得競争が激しさを増す中、採用面接は企業が学生を見極める場であると同時に、学生の志望度を高めるためにも重要な機会となります。今回の調査では、26卒学生の8割以上が面接でほめられると嬉しいポイントとして『人柄の魅力（誠実さ、協調性、リーダーシップなど）』を挙げ、さらに9割以上の学生が、面接で『嬉しいポイント』をほめられた企業の志望度は高まると回答しており、採用担当者が面接で『適切にほめる』ことが学生の志望度向上に寄与することがわかりました。

新卒学生を含む主に20代の若者は、自分や他者の多様性を尊重し、個々の強みや価値観を大切にする傾向があります。この世代に対しては、応募者それぞれの人格や強み、これまでの人生で培ってきた価値観や考え方を認めることで『この会社は自分を理解してくれる』という信頼感が生まれ、入社への期待感や志望度の向上につながります。実際に若手人材の採用を成功させている企業は、一次面接の段階で、応募者の人柄や強みを称賛するアプローチを多く行っています。採用担当者が学生を積極的に評価し、ポジティブなコミュニケーションを取ることが、採用活動において効果的なアプローチのひとつといえるでしょう。」

株式会社ジェイック　FutureFinder®メディア事業部長　佐藤裕康

ジェイック入社後、中途採用支援からキャリアをスタート。その後は、マーケティング部門の立ち上げ、組織マネジメントを経て、2016年にダイレクトリクルーティングと求人メディアの2つの特徴を併せ持つ新卒採用メディア「Future Finder®」の立ち上げを担当。2020年に同事業部の事業部長に就任。

【調査概要】

調査名称：「面接でほめられると嬉しいポイント」についてのアンケート調査

調査対象：当社サービス「Future Finder®」登録した2026年卒学生

調査機関：自社調査

調査方法：Webアンケート

調査期間：2024年10月23日～2025年1月20日

回答者数：238名

■「Future Finder®」概要

企業と学生との“特性マッチング”を行う就職支援（採用支援）サイトです。心理統計学を活用した診断エンジンを用いて、企業は自社で定着・活躍可能性の高い学生を探し出すことができ、学生は特性検査の結果をもとに、自分の特性が活かせる社風の会社組織・職（仕事）を知ることができます。ダイレクトリクルーティングと求人メディアの２つの特徴を併せ持つサービスで、18卒の支援よりスタートしており、現在は26卒の支援を行っています。

詳細URL：https://futurefinder.net/

■会社概要

社名　　　：株式会社ジェイック

代表取締役：佐藤　剛志

設立　　　：1991年3月

資本金　　：2億6,205万円（2024年7月末現在）

本社所在地：東京都千代田区神田神保町1-101　神保町101ビル7F（受付6F）

事業所　　：名古屋、大阪、福岡オフィス、熊本オフィス、上海ジェイックマイツ

事業内容　：フリーター・既卒・第二新卒者向けの就職・採用支援サービス「ジェイック就職カレッジ®」　

　　　　　　中退者の就職・採用支援サービス「ジェイック中退就職カレッジ®」　　

　　　　　　新卒学生の就職・採用支援サービス「新卒カレッジ®」

　　　　　　新卒スカウトサイト「Future Finder®」