千葉大生の提案で京葉銀行がエコチャレンジ!用紙使用量の大幅削減に成功

~千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト~

国立大学法人千葉大学

千葉大学環境ISO学生委員会と京葉銀行が2017年から協同で実施しているecoプロジェクトの一環で、学生がエコアイデアを提案し、各支店が省資源に取り組み、学生がそれを評価する「京葉銀行エコチャレンジ」という企画が行われました。
  • 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト ~7色の虹を千葉から未来へ~」について

千葉大学環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同して地域活性と環境活動に貢献するため、2017年7月にスタートしたプロジェクトです。学生が発案した7つの企画(https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/plan.html)があり、地域の方や学生、京葉銀行の関係者に対して、環境意識の啓発につながるイベント等の活動を行っています。
 
  • 「京葉銀行エコチャレンジ」企画
「京葉銀行エコチャレンジ」は7つの企画の1つで、学生が京葉銀行支店を訪問してエコアイデアを提案し、それをもとに、各支店が設定した省エネ・省資源に関する目標の達成に向けて取り組みます。その後、取り組み状況や成果などを学生が評価し、支店への表彰も行うという企画です。各支店の環境意識の向上、環境負荷削減及び経費節減を目指すとともに、学生と行員が交流することで学生にとって貴重な社会経験の場となることが目的です。

【ステップ1:2017年】学生が支店を訪問

 

学生がみどり台支店を訪問して業務の実態を見学しました。すでに取り組んでいる省エネ・省資源行動もあれば、まだ取り組む余地があるものもありました。行員とのミーティングも行い、銀行で取り組みやすいエコアイデアをチェックシートの形で京葉銀行に提案しました。

ミーティングの様子ミーティングの様子


【ステップ2:2018年12月】「省資源行動&目標設定&実施計画策定シート」の作成

 

チェックシートの中でも、今回の評価対象項目を”紙の削減率”に絞り、学生が支店で使える「省資源行動&目標設定&実施計画策定シート」を作成し、対象となる千葉市内の支店20店舗に配布しました。

【ステップ3:2019年1月】各支店でエコチャレンジの実施

 

各支店でシートを記入して、コピー機・プリンターにおける紙の使用量の削減に1ヶ月間(2019年1月4日~31日)取り組みました。その際、コピー機・プリンターの近くに学生が作成した紙削減啓発ポスターを貼り、視覚的にも周知しました。

 

「省資源行動&目標設定&実施策定シート」と「紙削減啓発ポスター」「省資源行動&目標設定&実施策定シート」と「紙削減啓発ポスター」


【ステップ4:2019年2月】支店の取り組み結果の評価
京葉銀行から各支店のコピー機・プリンターのデータをもらい、学生が用紙の使用量を計算し、以下の3部門に分けて支店の評価を行いました。
① 前年度からの総印刷枚数の削減率
② ①の減少且つ、総印刷枚数に対するカラー印刷の減少率
③ ①の減少且つ、総印刷枚数に対する片面印刷枚数の減少率(両面印刷は片面2枚分)

その結果、①総印刷枚数の削減率61.0%、②カラー印刷の減少率59.4%、③片面印刷枚数の減少率58.3%で、3部門全てにおいて海浜幕張支店が選ばれました。

【ステップ5:2019年2月26日】表彰式

 

 

表彰式の様子(前列:学生、後列:行員)表彰式の様子(前列:学生、後列:行員)

海浜幕張支店で行われた表彰式では、環境ISO学生委員会から海浜幕張支店福本支店長へ、賞状と省エネステッカーが授与されました。また、行員と学生たちとの間で、環境負荷削減をテーマにしてディスカッションが行われました。

 

ディスカッションと各班の発表の様子ディスカッションと各班の発表の様子

 
  • 企画担当者の声
■「京葉銀行エコチャレンジ」企画リーダー 丸山達也(環境ISO学生委員会・工学部2年)

三部門で受賞した海浜幕張支店が紙使用量の削減に向けてコピー機のモニターに大きく啓発の張り紙を貼ったり、朝礼で呼びかけたりするなど、取り組みに対する熱意を感じ、この企画をやって良かったと思いました。今回は紙の削減のみに絞って行いましたが、今後は電気、水といったエネルギーについても啓発できたらと思います。

■「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」担当 高橋陽介(京葉銀行 法人営業部法人営業グループ 係長)

今回の京葉銀行エコチャレンジを通じて、紙の削減活動から『環境』について改めて考えるきっかけになりました。銀行では現在ペーパーレス化を進めておりますが、その中で重要なのは無駄をなくすという個人の意識であり、今回の活動では、そうした個人の意識付けを行えた点で非常に有意義なものになったと思います。
活動の中で、千葉大学の学生の皆さんのアイデアにより作成いただいた省資源行動チェックシートは、支店における現状把握に役立ち、目標設定に具体的な数値と行動指針を立てて実施することができました。
今回の活動は千葉市内の支店の中で行ったものですが、この活動を銀行全体に広げ、個々の環境意識向上と環境負荷の削減にこれからも取り組んで参りたいと思います。また地域金融機関として、SDGsに向けた取り組みを通じ持続可能な地域社会づくりにより積極的に貢献する事を目指していきます。
 
  • 本件に関するお問合わせ
 京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065
千葉大学環境ISO事務局 TEL:043-290-3572

▼「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」webサイト
http://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
▼2017年度プロジェクト実施報告会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000259.000015177.html
▼関連する2018年度のプレスリリース
「都市鉱山発掘プロジェクト」を学生・銀行・企業の協同で開始。千葉大生が手づくりした小型家電回収BOXを、京葉銀行の窓口に設置。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000015177.html
千葉大学が「International Green Gown Awards」を受賞
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会社概要

国立大学法人千葉大学

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URL
https://www.chiba-u.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33  
電話番号
043-251-1111
代表者名
横手 幸太郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2004年04月