ラフール主催「Well-Being Workers®︎ Awards 2025」、約2,300社の中から著しく組織改善が進んだ受賞企業6社・1名が決定

人的資本／ウェルビーイング経営支援の株式会社ラフール（本社：東京都中央区、代表取締役社⻑：結木啓太、以下「ラフール」）は、約2,300社の利用企業の中から「ラフールサーベイ」の活用や導入成果を通じ、著しく組織改善が進んだ企業の取り組みを表彰する「Well-Being Workers®︎ Awards 2025」を開催し、各賞の受賞企業および受賞者が決定したことをお知らせします。ラフールでは今後も継続的に本アワードを開催し、組織改善を推進する企業事例を積極的に発信してまいります。

受賞企業・受賞者一覧（敬称略）

• ウェルビーイング経営大賞

山本精工株式会社

• 健康経営推進部門

最優秀賞：株式会社プログレス

優秀賞：株式会社フォーバル

優秀賞：ニュートン・コンサルティング株式会社

• 従業員エンゲージメント部門

最優秀賞：ＨＴＣ株式会社

優秀賞：ＡＩ ＣＲＯＳＳ株式会社

• 特別賞

山本精工株式会社 総務課 森本泰介 様

「Well-Being Workers®︎ Awards 2025」表彰概要

約2,300社の利用企業の中から「ラフールサーベイ」の活用や導入成果を通じ、著しく組織改善が進んだ企業の取り組みを表彰する本アワード。 2025年は、組織の状態や改善アプローチに合わせ、「 ウェルビーイング経営大賞」「健康経営推進部門」「従業員エンゲージメント部門」の3部門を設置。さらに、長きにわたり卓越したウェルビーイング経営を実践し、3年連続での受賞を果たした企業を讃える「殿堂入り」を新設いたしました。

1） ウェルビーイング経営大賞

従業員の健康に対しても、エンゲージメント向上に対しても、改善施策の立案・実行・評価・改善を行い、継続的に顕著な実績をおさめた企業を表彰する部門です。

2） 健康経営推進部門

健康や個人ラフールネスの改善で施策を実行し、顕著な実績をおさめた企業を表彰する部門です。

3） 従業員エンゲージメント部門

エンゲージメントや職場ラフールネスの改善で施策を実行し、顕著な実績をおさめた企業を表彰する部門です。

受賞企業における「ラフールサーベイ」の活用概要、取り組みの成果

▼ ウェルビーイング経営大賞／殿堂入り

【 山本精工株式会社（本社：大阪府大阪市、代表取締役：山本 正人） 】

〜Well-Being Workers®︎ Awards 2024、2024+に続き3年連続受賞により、殿堂入り〜

山本精工株式会社さまは、直近の「ディープサーベイ」においてスコア73.77点・偏差値62（Aランク）、回答率100%という極めて高い実績を記録されました。特筆すべきは、「働きやすさ」と「業績」の完璧な両立です。正社員・パートを含む全従業員の残業時間ゼロを約2年間継続しながら、営業利益率10%以上を9年連続で達成。さらに直近3年間の平均昇給率は年5%を実現されています。

この背景には、「従業員手帳（モノリス）」を用いた理念の明文化や、社長自ら毎年3時間をかける全社員への説明会など、徹底した価値観の共有があります。また、個人の「人間性」を評価するスキルマップの運用や、サーベイ結果に基づく丁寧な個人面談により、他者への不満が感謝へと変わる組織風土を醸成。「上司に気軽に話せる（96%）」「同僚に気軽に話せる（100%）」といった驚異的な心理的安全性の高さが、組織の強さを証明しており、まさにウェルビーイング経営の模範となる企業です。

▼ 健康経営推進部門

【 最優秀賞：株式会社プログレス（本社：東京都千代田区、代表取締役：室伏 勇二） 】

株式会社プログレスさまは、健康経営優良法人2025（中小規模法人部門）に認定されるなど、健康経営への取り組みを加速させています。特筆すべきは、楽しみながら健康意識を高める施策の展開です。全社員参加型の「ウォーキングイベント」や家族を招待する「ファミリーデー」の開催、社内報での健康情報発信などを通じ、コミュニケーションの活性化と組織の一体感醸成を実現している取り組みが高く評価されました。前回受賞時の高いエンゲージメントを維持しつつ、さらなる組織改善を推進されています。

【 優秀賞：株式会社フォーバル（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：中島 將典） 】

株式会社フォーバルさまは、1,000名を超える大規模組織でありながら、「ディープサーベイ」では60.89点を記録し、前回比＋1.22ポイントの着実な改善を実現されました。特筆すべきは、全社健康リテラシーの向上と、部門ごとの課題解決に焦点を当てた実効性の高い施策です。各事業部門の責任者がサーベイ結果を分析し改善策を実行する体制を確立。さらに、役員を含む全社参加型の「ウォーキングラリー大会」など、従業員が主体的に健康行動に取り組めるプログラムを導入し、健康維持増進とエンゲージメント向上につなげられており、これらの取り組みが高く評価されました。

【 優秀賞：ニュートン・コンサルティング株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：副島　一也） 】

ニュートン・コンサルティング株式会社さまは、産業医と連携したストレスチェックやパルスサーベイの活用により、従業員のメンタルヘルスケアを強化されています。特筆すべきは、「対話」を重視した風土づくりです。1on1ミーティングや全社ミーティングを通じ、心理的安全性の高い職場環境を構築。課題の早期発見と解決を実現し、高い回答率と組織満足度を維持されている取り組みが高く評価されました。

▼ 従業員エンゲージメント部門

【 最優秀賞：ＨＴＣ株式会社（本社：北海道札幌市、代表取締役：臼井 宏太郎） 】

ＨＴＣ株式会社さまは、「ディープサーベイ」において69.37点（Bランク）の高スコアを記録し、継続的な組織改善を実現されています。特筆すべきは、「全員参画型経営」を掲げ、理念浸透とエンゲージメント向上を両立させている点です。サーベイ結果の分析に基づき、生成AIの活用や社内クラウド導入といったDXを推進。業務効率化によって生まれた余剰時間を顧客支援に充てることで、「勤務時間内での成果」を最大化しました。その結果、年度内離職率7.2%という低水準を達成し、事業所間のスコア格差も縮小するなどの取り組みが高く評価されました。

【 優秀賞：ＡＩ ＣＲＯＳＳ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：原田 典子） 】

ＡＩ ＣＲＯＳＳ株式会社さまは、「ディープサーベイ」において66.57点・偏差値57（Aランク）という高水準を記録し、前回からの着実なスコア向上を実現されました。特筆すべきは、ER（Employee Relations）機能の立ち上げによる組織基盤の戦略的強化です。 「Smart Work, Smart Life」というミッションの再定義に加え、経営層との双方向対話を生む「社長ランチ」や「オープンドア」制度を展開。心理的安全性を高めることで「採用→定着→成長→活躍」という好循環を創出し、人的資本経営の視点から、社員の自律的なキャリア形成と事業成長を両立させる取り組みが高く評価されました。

▼ 特別賞

【 山本精工株式会社 総務課 森本 泰介 様 】

山本精工株式会社の組織改善活動において、2021年の理念経営導入から現在に至るまで、サーベイ運用推進者として中心的な役割を果たされてきました。サーベイを単なる測定ツールとせず、「コミュニケーションを丁寧に推進する」という方針のもと、現場社員へのフィードバックや対話の機会を創出。経営陣と従業員の架け橋となり、現在の高エンゲージメント組織の構築に多大なる貢献をされたことが高く評価されました。

「Well-Being Workers®︎ Awards 2025」開催背景・目的

採用難や離職、メンタル不調など、人材に関する課題が経営に直結する今、「ウェルビーイング経営」を単なる理念ではなく“実践知”として組織に根づかせる動きが求められています。

ラフールは、「すべてのはたらくをウェルビーイングに」というビジョンのもと、「人×データ×AIで組織の挑戦を支えるソリューションカンパニー」として、これまで蓄積してきた組織データとAIを活用しながら、「企業内集団効力感」を高める仕組みづくりを支援してまいります。

本アワードは、ウェルビーイング経営を実践する企業やリーダーの取り組みを紹介し、「学び」「共有」「称賛（表彰）」を通じて、より多くの企業が“ウェルビーイングに働ける組織づくり”を実現するためのノウハウを届ける場として開催いたしました。

なお「Well-Being Workers®︎ Awards」の開催は４度目です。

ラフールでは今後も継続的に利用企業の表彰や活用事例の発信を行い、組織サーベイやウェルビーイングの取り組みを通じた組織改善の可能性を示していく方針です。

■ ラフールについて

・社名：株式会社ラフール

・本社所在地：〒103-0025 東京都中央区⽇本橋茅場町2-9-5 ⽇進ビル7階

・設⽴：2011年11⽉30⽇

・代表者：代表取締役社⻑ 結木啓太

・事業内容：メンタルデータテック®︎事業（ラフールサーベイの開発・運営）、採用支援事業（テキカクの開発・運営）、保育園事業

・URL：https://corp.lafool.co.jp/

■ ラフールサーベイについて（https://survey.lafool.jp/）

ラフールサーベイは、従業員と組織の状態を多角的に調査し、表面的な結果だけでなく、課題の根底にある“要因”まで可視化する組織改善ツールです。要因を正しく把握することで、最適な施策の立案と改善サイクルの実行が可能になり、離職防止・エンゲージメント向上につながります。累計導入社数は2,300社を超え、人的資本経営やウェルビーイング経営の実現を推進し、企業価値向上を支援します。

■ テキカクについて（https://tekikaku.lafool.jp/）

企業の組織文化とのマッチ度から、採用候補者の定着率・活躍度がわかる適性検査ツールです。採用ミスマッチや早期離職、低パフォーマンスを防ぎ、目指す組織に "必要な人材" かを可視化し、組織力向上に貢献するサービスです。企業で働く社員と採用候補者の双方が、ウェルビーイングに働けるかのマッチ度を算出し、人材不足、早期離職の課題を解決し、人的資本経営の実現を支援します。