ナッジを、仕事・商品・サービスの設計へ。「Nudge Product®」の研究・実践サイトを公開
選ぶ自由を残し、使う人に役立つ 工夫を考える。32件の研究・公的資料と、4ステップで作れる設計メモを公開
説明を足しても、使い始めてもらえない。一度は使われても、次の機会には選ばれない。仕事・商品・サービスの企画・設計・改善で、こうした場面に向き合う方へ。リクエスト株式会社は、研究を手がかりに、試す工夫と確かめ方を一つの設計メモにできる「Nudge Product®」の研究・実践サイトを公開しました。
本サイトを公開するリクエスト株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:甲畑智康)は、980社・33.8万人の働く人のデータを研究基盤に、組織行動科学®の研究・教育開発を行っています。サイトでは外部研究の結果と適用条件を読み、自分の場面で試す工夫を考えられます。作成したメモは保存・印刷でき、試作や検証の相談にも使えます。
Nudge Product®の研究・実践サイト
https://nudge.requestgroup.jp/

使う人が、何を選び、何を始めたいのか
説明の量だけで判断せず、選ぶときの環境、始めるための条件、使っているときの経験を確かめます。本人が何を実現したいのかに照らして、変える点を考えます。
ナッジは、選択肢を残し、金銭的な条件を大きく変えずに、情報の見せ方や配置などで行動を後押しする工夫です。
例えば、サービスの入口に「説明を見る」「試してみる」「あとで決める」という三つの選択肢があるとします。まず試して自分に合うか確かめたい人には、試す入口を先に見せる。説明を読むことも、あとで決めることもできます。

大切なのは、運営側がしてほしい行動だけで設計を決めないことです。本人が何をしたいか、役に立つか、迷いや負担を増やしていないかを確かめます。
研究の結果と、当てはまる条件を読む
公開時点で32件の研究・公的資料を掲載しています。「選ぶ環境」「始める条件」「使用中の経験」「次の一回」「人と場所の違い」「使う人の価値」の六つの問いや、考えたい場面から探せます。
「通知への反応は、その先の行動につながるか」「実験の結果が分かれば、現場に取り入れられるか」など、設計を考える際に見落としやすい問いを紹介。各記事では、研究で分かったこと、言える範囲・条件、自分の場面で考える問いを分け、原典へのリンクを掲載しています。
研究の結論をそのまま別の現場へ当てはめず、対象者や場所、観察期間などの違いも読む構成です。今後は毎週1件程度を目安に、新たな研究を確認・追加していく予定です。
研究を探す
https://nudge.requestgroup.jp/#library
4ステップで、試す案と確かめ方を一つのメモに
「場面を決める」「見直す点を選ぶ」「工夫を選ぶ」「確かめ方を選ぶ」の順に進み、設計メモを作成できます。例から始め、自分の場所や道具に合わせて文章を書き換えられます。
メモには、支えたい行動、本人への役立ち方の見立て、今回変えること、観察することを整理します。一度使われたことと、次の機会にも使われたことを分け、役立ち方と負担も確かめる構成です。作成したメモは保存・印刷でき、試作・検証の相談にも活用できます。
自分の場面で設計メモをつくる
https://nudge.requestgroup.jp/#design
予想外の使い方から、新しい役立ち方も探る
例として、商品を検討する人が店頭の見本を撮影していたら、何のためかを聞いてみる。家で誰かと比べたいのであれば、持ち帰って一緒に選べる小さな見本セットが役立つかもしれません。
そこで確かめるのは、見本セットが実際に比較へ使われるか、持ち運びや返却にどのような負担があるかです。本人の工夫や望みを手がかりに、提供する内容そのものを考え直します。
本サイトには、まだ使い方や役立ち方が分からない段階から、観察や本人との対話を通じて案を考える入口も設けています。
Nudge Product®の研究・実践基盤
Nudge Product®は、リクエスト株式会社の研究・実践・商品開発の取り組みです。組織行動科学®を共通の基盤とし、ABA Operations Research®センターを研究・実践検証と商品開発の母体としています。
当社が整理したメーカー営業リーダー10名の実践報告には、相手が忙しいと予想していたものの、対話を通じて、必要な情報や調整が回答を止めていたと分かった例がありました。話す前の見立て、新しく分かった事実、変える支援、次に確かめる結果を分けて振り返る方法を公開しています。
Nudge Product®の設計メモでも、「本人への役立ち方の見立て」を「今回変えること」「観察すること」と分けます。相手の事情を確かめてから工夫を選び、使われたかだけでなく、本人にどう役立ったかを見直すためです。
ナッジに加えて、行動するために必要な道具や時間、使っているときの経験、新しい役立ち方まで扱います。掲載する外部研究の結果と、当社による実践への提案を区別し、使う人や現場の条件に照らして考えられる形で届けます。
ABA Operations Research®センター
https://requestgroup.jp/aba-operations-research
Nudge Product®の研究・実践サイト
https://nudge.requestgroup.jp/

リクエスト株式会社について

リクエスト株式会社は、980社・33.8万人の働く人のデータを研究基盤とし、8つの研究機関から研究と実践を進めています。具体的な仕事の事実を確かめ、本人が方法を使えるように、仕事の条件と周囲の支援を一緒に整えます。
980社・33.8万人は当社の研究基盤の規模を示し、本サイトや設計メモの効果検証数を示すものではありません。

会社概要
会社名:リクエスト株式会社
代表者:代表取締役 甲畑智康(こうばた ともやす)
所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目4番8号 京王フレンテ新宿3丁目4F
設立:2020年10月2日
公式サイト:https://requestgroup.jp/

本件に関するお問い合わせ
リクエスト株式会社
サイトの内容、仕事・商品・サービスへの活用、試作・検証の進め方、取材についてお問い合わせください。
メール:request@requestgroup.jp
相談フォーム:https://requestgroup.jp/request
フォームのお問い合わせ内容に「Nudge Product®について」と記載いただくと、相談の対象を確認しやすくなります。

組織行動科学®・リクエスト株式会社の公開資料一覧
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
