真駒内カントリークラブにて「ミネベアミツミレディス 北海道新聞カップ」開催

プロトーナメント成功の舞台裏に、“組織改革”という、もう一つのドラマ

　2025年7月10日（木）〜13日（日）、札幌カントリー倶楽部（https://sapporo-country-clb.com/）が運営する真駒内カントリークラブ（北海道札幌市）にて、JLPGAツアー2025シーズン第17戦「ミネベアミツミレディス 北海道新聞カップ」が開催されました。

　今年の大会では、地元・北海道出身の内田ことこ選手が通算16アンダーでツアー初優勝。初日から首位を守り抜く“完全優勝”という快挙を成し遂げ、地元ファンの大きな歓声に包まれました。

　大会期間中、戦略性に富んだコース設計と行き届いたホスピタリティは高く評価され、来場者・選手・関係者のすべてにとって記憶に残るイベントとなりました。

　しかし、この成功の背後には、「組織としてどう動くか」を見つめ直してきた、もう一つのストーリーが存在します。

成功の裏に、「人」がいる。

　私たち株式会社イマジナは、札幌カントリー倶楽部の人材育成・組織改革のパートナーとして、長期にわたり伴走してきました。

　特に注力したのが、マネジメント層の意識改革と現場の対話の再構築です。

■ 管理職研修：理念を「教える」のではなく「体現できる人」へ

　トーナメントの開催が迫る中でも、クラブは「すべての価値提供は“人”から始まる」という信念を貫き、マネジメント層向けに理念とマネジメントを深く結びつけた研修を実施。

　「理念を掲げる」ことではなく、「理念が行動として現場にあらわれるために、自分はどう動くべきか？」──その問いと向き合いながら、部下との関係構築、部署の方向づけ、自分自身のリーダーシップスタイルを見直す機会を設けました。

■ 組織横断の“対話インタビュー”：現場のリアルから課題を可視化

　クラブ内の複数施設・部署を横断しながら、社員一人ひとりへのインタビューを実施。

「日々、どんな想いで仕事をしているのか」「何にやりがいを感じ、何に不安を覚えているのか」──そうした声を丁寧に拾い上げ、組織内に潜むコミュニケーションの断絶や、改善の糸口を可視化しました。

　この対話を通じて得られた“現場の声”が、部門間の相互理解や連携強化の起点となり、まさに今回のような大規模イベント時にもブレないチーム運営を支える礎となっています。

仕組みではなく、“人”が感動を生み出す

　選手の活躍に注目が集まる一方で、その舞台を支えたのは、整備、接客、運営、警備、ボランティアなどあらゆる現場で懸命に動いたスタッフ一人ひとりの姿でした。

　いかに優れた仕組みを整えても、最後に“動く”のは人です。

　その人が、自らの仕事に誇りを持ち、「自分がこのクラブのブランドをつくっている」という当事者意識を持てるかどうか──そこにこそ、感動の質を決定づける本質があります。

　今回の大会では、そうした“人の力”が見事に機能し、クラブ全体としての価値提供が高い次元で実現されました。

“人の可能性の最大化”と向き合い続ける

　私たちイマジナは、「人と組織の可能性の最大化」を信条に、全国の企業・団体の変革に寄り添ってきました。

　理念を浸透させたい。組織風土を変えたい。顧客体験を高めたい。そのいずれもが、“人から始まる”のです。

　人が変われば、チームが変わる。チームが変われば、ブランドが変わる。

　そしてブランドは、目の前のお客様に、忘れられない体験を届けることができる──その力になるのが、私たちイマジナです。

会社概要

　イマジナは、2,900社以上へのブランディング支援実績をもとに、理念浸透・人材育成・組織強化に特化したコンサルティングを提供しています。「社員に向き合う」インナーブランディングのリーディングカンパニーとして、企業の持続的成長をサポートします。

（HP：https://www.imajina.com/）