若者とシニアの間で、苦手なモノのイメージに差があり、仲良くなりたいという気持ちがある傾向~若者とシニアに関するアンケート調査~
若者、シニア共に貯金・貯蓄額は「50万円未満」が1位となる。さらに、「お互いに仲良くしたいか」については、共に「相手からくるようであれば仲良くする」と約半数が回答
マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマーク(東京都渋谷区東、代表取締役:町田正一)は、全国15~34歳、60歳以上の男女に「若者とシニアに関するアンケート調査」を実施し、その結果を5月31日に公開しました。
※調査日は2024年5月9日(木)~5月10日(金)です。
調査結果
1970年代から少子高齢化といわれていますが、現在、高齢者といわれる方の人口比率は2023年に29.1%となりました。一方で15歳未満の人口比率は11.4%となり、その差は年々開いています(引用:統計局による2023年9月の人口推計)。
大きく年齢差もある世代ですが、若者とシニアはお互いにどのようなイメージを持っているのでしょうか。
そしてそのイメージは実際の若者・シニアとどの程度合致している、または差があるのでしょうか。
今回は若者世代(15~34歳)とシニア世代(60歳以上)へご自身のことと、お互いにどのようなイメージなどを持っているのかを調査しました。年齢差がある中で「仲良くしたい」と思っているのかどうかなども聴取しています。
トピックス
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若者、シニア共に貯金・貯蓄額は「50万円未満」が1位
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対人関係の中で若者はシニアが「人に注意をすること」を苦手ではないと思っていたが、実際はシニアの約40%が苦手と回答
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お互いに仲良くしたいかについては、若者・シニア共に「相手からくるようであれば仲良くする」
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実際に仲良くできているかでは、若者・シニア共に「身近に対象の人がいない」と「自分は仲良くできていると思っている」が同程度の回答
ピックアップ
■貯金・貯蓄額
Q1.ご自身の貯金・貯蓄額をお知らせください。(1つ選択)
Q10.あなたの思う、シニアが貯めているであろう貯金・貯蓄額をお知らせください。
あなたの思う、若者が貯めているであろう貯金・貯蓄額をお知らせください。(1つ選択)
若者の実際の貯金・貯蓄額は、1位50万円未満(33.3%)、2位300~500万円未満(13.8%)、3位100~200万円未満(12%)となり、シニアの実際の貯金・貯蓄額は1位50万円未満(17.3%)、2位3000万円以上(16.3%)、3位1000~2000万円未満(13.3%)となり、どちらの世代も1位は50万円未満であった。
若者、シニア、どちらも50万円未満の割合が、イメージよりも実際は高くなっていた。
■ライフスタイルの中で苦手なもの
Q5.ライフスタイルの中で、あなたが苦手なことを全てお知らせください。(複数選択可)
Q12.ライフスタイルの中で、あなたが思う、シニアが苦手そうなものをお知らせください。
ライフスタイルの中で、あなたが思う、若者が苦手そうなものをお知らせください。(複数選択可)
若者の半数が「シニアはオンラインショッピングが苦手」と思っていたが、実際に苦手と答えたシニアは7.3%だった。シニアの60%以上が「若者は早起きが苦手」と思っているが、実際は30%程度の人が苦手と回答するにとどまった。
■対人関係の中で苦手なもの
Q6.対人関係で、あなたが苦手なことを全てお知らせください。(複数選択可)
Q13.対人関係の中で、あなたが思う、シニアが苦手そうなものをお知らせください。
対人関係の中で、あなたが思う、若者が苦手そうなものをお知らせください。(複数選択可)
実際に苦手だと回答するものは、若者もシニアも大きな差はなく、年齢による大きな差は出にくいことがわかった。
一方でシニアが若者は「人に合わせることが苦手」と43.5%の方が思っているが、実際は15.5%とイメージと差が開いた。
若者はシニアが「人に注意をすること」は5.3%と苦手ではないものと思っていたが、実際は37.5%の方が苦手と回答しており、ここもイメージとの差が開いていた。
■両世代で仲良くしたいか
Q14.あなたはシニアとどの程度仲良くしたいと思っていますか。/あなたは若者とどの程度仲良くしたいと思っていますか。(1つ選択)
若者、シニア共に約半数が「相手からくるようであれば仲良くする」と回答。
一方で若者・男性は10%程度がシニアに対し「絶対に仲良くしたくない」と回答しているが、反してシニア・男性は約40%が若者に対し「できれば仲良くしたい」と回答しており、男性は年齢で差が出ることがわかった。
■両世代間で仲良くできているか
Q15.あなたは実際にシニアとどの程度仲良くできていますか。/あなたは実際に若者とどの程度仲良くできていますか。(1つ選択)
実際の仲の良さについては、若者・シニア共に30%以上が「身近に対象の人がいない」と回答しているが、同程度の割合で「自分は仲良くできていると思っている」と回答している人もいる。
調査概要
調査名 |
若者とシニアに関するアンケート調査 |
対象者条件 |
【性別】男女 |
調査項目 |
【本調査】 |
サンプルサイズ |
800サンプル |
割付 |
15~34歳(若者)の男女、60歳以上(シニア)の男女均等 |
調査期間 |
2024年5月9日(木)~5月10日(金) |
調査方法 |
Webアンケート |
調査機関 |
株式会社アスマーク |
株式会社アスマーク
代表取締役:町田 正一
所在地 :〒150-0011 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティータワー4F
電話番号 :03-5468-5101
FAX番号 :03-5468-5102
設立 :2001年12月21日
資本金 :139百万円(2023年12月31日現在)
加盟団体 :一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会
取得認証 :プライバシーマーク(登録番号:12390094)
マーケットリサーチ製品認証規格(ISO 20252)
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