株式会社イマジナ、『共感価値の設計図』12月23日発売
人が育たない時代に、企業は何を教えるべきか――「人間力」を育てる理念浸透の重要性を問う新書

株式会社イマジナ(本社:東京都千代田区、代表取締役:関野吉記)は、2025年12月23日、人材育成と組織変革をテーマにした新書籍『共感価値の設計図 〜まだ知られていない、"理念"の本当の価値とチカラ〜』を発売いたしました。
■ データが示す「人が育たない」現実
近年、日本社会では「スキル教育」や「即戦力化」への関心が高まる一方で、人としての在り方や学ぶ姿勢、誠実さといった“人間力”を育てる教育が後景に退いているとの指摘が増えています。実際、複数の調査結果からも、日本社会における「学ぶ姿勢」や「主体性」の弱さが浮き彫りになっています。
OECDが実施する国際学習到達度調査(PISA)では、日本の学力水準は高い一方、 「学ぶことが将来に役立つと感じている生徒の割合」は加盟国平均を下回る傾向が続いています。
米ギャラップ社の調査では、日本の従業員エンゲージメント率は約5%前後と、先進国の中でも最低水準に位置しています。
また、国内調査においても「指示がなければ動けない」「失敗を極端に恐れる若手社員が増えている」と感じる管理職は7割以上にのぼるとされています。
これらは単なる世代論ではなく、人としての基本姿勢を育てる教育が不十分なまま社会に出ている構造的な問題だと言えるでしょう。
■ スキルの前に、教えるべきものがある
本書『共感価値の設計図』が提示するのは、「スキル教育の前に、そもそもどのような姿勢で仕事・他者・自分自身と向き合うのかを教える必要がある」という視点です。
その中心となる考え方が、理念を“教育の軸”として活用する理念浸透です。
理念とは、単なる形式的なスローガンや掲示物ではありません。日々の判断基準となり、行動の質を揃え、人間力を育てるための“共通言語”です。
理念が機能している組織では、指示がなくても考え、学び、行動する人材が育ちやすくなります。
■ 3,000社の支援から体系化された「根本教育モデル」
イマジナは、20年以上にわたり3,000社を超える企業の組織改革・人材育成を支援してきました。
その現場経験から導き出されたのが、「人の心が動く組織」に共通する設計思想です。
本書では、なぜ理念が浸透しないのか、人間力はどのように組織で育つのかといった問いに対し、具体事例とともに体系的に解説しています。
■ 書籍概要
書名:『共感価値の設計図 〜まだ知られていない、"理念"の本当の価値とチカラ〜』
発売日:2025年12月23日
発行:株式会社イマジナ
内容:理念浸透/人間力教育/組織変革/人材育成
スキルや制度を整える前に、人の在り方をどう育てるのか。
『共感価値の設計図』は、その本質的な問いを、企業・教育・社会に向けて投げかける一冊です。
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