推し活、家族に話す? 話さない? 9割が推しやオタクを家族に明かすも「理解されない」「からかわれる」悩みの声も

ブックリスタ

株式会社ブックリスタ(本社:東京都港区、代表取締役社長:村田茂、以下「ブックリスタ」)が運営する「推し活研究部(おしけん!)」(以下文中「おしけん!」)にて、推しのいるユーザーに対して、自分の推しやオタクであることを家族に明かすかについての調査を行いました。

ブックリスタでは、推し活に特化したサービス、推し活アプリOshibanaを運営しています。ユーザーは、‟推し活をしている人”が中心。推し活アプリOshibanaが設立した「おしけん!」は、ユーザーの皆様の推し活をより楽しく、サポートすることを目的とした部活動です。

今回は、推し活をしている10代~60代のユーザー598人に、家族に推しを明かすかについてアンケートを行いました。本レポートでは、毎回10代からの回答が多く、平均して回答者全体の半分以上を10代が占めています。そのため、推し活を牽引する若年層の動向が常に調査結果に色濃く反映されています。今回の調査では回答者のうち、10代以下~10代が64.5%を占めるという結果になっています。

◆推し活ユーザーの家族に推しを明かすかについての調査レポート

【推し活調査の概要】

調査対象:推し活をしている全国のユーザー

回答人数:598人

調査時期:2025年5月1日 ~ 6月25日

調査方法:推し活アプリOshibanaにてオンラインアンケートを実施

※本レポートのデータは、小数点以下第2位を四捨五入しています(合計しても100%にならない場合があります)。

※調査は報酬無しで実施しています。

■ 家族に「推し活」を明かしている? 約9割が「明かしている」と回答!

今回の調査では、「家族に推しがいること・オタクであることを明かしているか?」という問いに対して、「明かしている(バレた)」と「秘密にしている」の2択で回答いただきました。

その結果、「明かしている(バレた)」が90.8%と圧倒的多数に。一方、「秘密にしている」は9.2%にとどまりました。

・推しは永瀬廉くん。家で廉くんが出演しているドラマや音楽番組をたくさん見ていたら家族に「最近、この人が出てる番組よく見てるね」と言われ、自分から推しだと言った(10代女性)

・推しは夜神月。期間限定で無料公開していたアニメを見て興奮しすぎたので母に推しがバレた。なお、母は夜神月が嫌いで否定された。泣いていいですか(10代女性)

・推しはロー。寝言でロ〜大好き〜と言っていたらしく、それでバレた(10代女性)

・推しが好きすぎて、誰かにどうしても語りたくて母親に早口で語った(20代女性)

寄せられた回答には、寝言でうっかり話してしまった、推しを見ている様子から気づかれたなど、身近な家族だからこそ意図せずに自分の推しや、オタクであることが知られてしまったというケースが多く見られました。

また、グッズを購入するためやライブに参加するため、やむを得ず親に説明したという声も少なくありませんでした。

・未成年でライブに行ったりグッズを買うためには家族の許可が必要だったから推しのことを話した(10代女性)

・推しは緋八マナさん。ボイスが欲しくて買ってもらう時にバレた(10代女性)

・親もオタクなので子供の頃からグッズを買ったりライブに行ったりすることにも協力的だった(20代女性)

その中には、「公言したことで、どこに出かけるかや行きたい理由を伝えやすくなった(10代女性)」という意見もあり、実際に「家族も一緒にハマってくれている」「推し活を通じて家族と仲良くなった」など、家族ぐるみで楽しんでいる声も多数寄せられました。

・母も妹も推し語りを聞いてくれるのでありがたい!(10代女性)

・グッズに関して、オタクの先輩である母親からアドバイス貰ったりしてる(20代女性)

・推しは「いれいす」。お母さんと武道館ライブビューイング見に行ったら、お母さんもりうらくん推しになった(10代)

・スイーツパラダイスのコラボに祖母を連れて行って、この人が推しだよと伝えました(20代女性)

・娘から外堀固められました(40代女性)

こうした声からは、日常をともにする家族に推し活を明かしておくことで、活動がしやすくなり、精神的な安定も得られることが見て取れます。

一方で、「家族に秘密にしている」と回答した方からは、こんな切実な声も寄せられました。

・推しがバレるとからかわれる。理解されない(10代女性)

・家族(特に親)はオタクというものにあまり良くない印象を持っているような言動をしているため明かしにくい(20代)

・恥ずかしいので言わないです(10代女性)

・親に理解して貰えない……熱く語ったとしてもへー、的な反応をされるのが嫌!(10代女性)

親や家族の理解を得て推し活をしている人がいる一方で、推し活が家族に理解されない、そもそも推し活をしていることを知られたくない、といった悩みもありました。

身近な存在である親であっても、自分の趣味や熱量を伝えることにはためらいを感じる人も多くいるようです。

■「理解されない」「推しをからかわれたくない」家族に推しをバレたくない人の声

家族に推しやオタクであることを明かしていない人は全年代に一定数見られたものの、特に10代を中心に目立ったのが「家族の理解が得られない・からかわれたくないから明かさない」という傾向です。

・オタク文化に親の理解がなく分かって貰えないし、話しても興味無いと言われるだけだから話さない(10代女性)

・親に馬鹿にされた過去があるから(10代女性)

・家族にバレるとたまにいじられるのが嫌。子どものころは結構あった(20代女性)

過去に家族にからかわれた経験がある、自分の「好き」をどう受け止められるか分からない不安など、背景にはさまざまな思いがあるようです。

では、そんな人たちは家族と暮らす中で、どのようにしてオタクであることや推しがバレることを防いでいるのでしょうか。

・ダンボールはすぐに処分する、モチーフ商品以外は大衆の目に触れないようにする、普段はホーム画面の画像をいい感じの風景の写真にしておく(10代女性)

・基本家族も友達も部屋には入れない。家に来てもリビングで遊ぶようにしてます(10代女性)

・家族にはバレたくないので祭壇を本棚の中に作って、見られないように毎回棚を隠してます(20代女性)

・親にも貸してる漫画の横にBL漫画は絶対置かないようにしてる(10代女性)

・実家にいる時は1人の時にしか配信を見ない。グッズは隠す(20代男性)

・配信聴いてるだけでも嫌な顔されるので、なるべく課題やってるさなかに聞いてるっていうシチュエーションになるようにしてます(20代女性)

家族に推しやオタクがバレないための工夫としては、部屋に人を入れないようにする、グッズや漫画の収納を徹底する、スマホやパソコンの画面を見られないようにするなど、細かい対策が多く寄せられました。

なかには、本棚の中に祭壇を作って毎回棚を隠すという徹底ぶりや、漫画の並べ方にまで気を配るといった声も。また、「配信を聴くタイミングを選ぶ」など、視覚的・聴覚的な対策をしている人も見られました。

家族にバレたくないけれど、好きな気持ちは止められない。

ジレンマと向き合いながらも、それぞれのやり方で推し活を楽しんでいる様子がうかがえました。

本レポートの使用について 

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推し活アプリOshibanaの目指すところ

「おしけん!」を運営する推し活アプリOshibanaは、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」を提供するサービスです。推し活やクリエイターエコノミー市場に関わるほとんどのサービスとの違いは、推す側の立場のユーザーを起点にサービス開発をしている点です。推す側のユーザーファーストを考え、ユーザーと一緒にプロダクト開発を行っています。今後もユーザーのフィードバックを最大化し、サービスに活かす方法について日々検討していきます。

推し活アプリOshibanaでは、アプリ内で推し活ユーザーに向けたアンケートを定期的に行っています。いただいた意見はアプリ開発に反映されるほか、ニュースに取り上げられる可能性も!? 気になる方はアプリをダウンロードしてみてください(対応端末は現在はiOSのみ)。

公式サイト:https://oshibana.fun/

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対応端末:iOS ※iOS14.0以降

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イラスト:三浦ポパ(https://x.com/miurapopa)藍川蓮(https://x.com/aikwarendbiryut

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ブックリスタは、「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」のビジョンのもと、推し活アプリOshibanaやショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」、ポートフォリオEC 「ENRAI」など、新規事業の創造に取り組んでいます。また、電子書籍に関する各種事業を基幹事業として展開し、電子書籍ストアの総合的な運営をトータルにサポートしています。あらゆるエンタテインメントに対象を広げ、デジタルテクノロジーを駆使しながら、新しい価値の創出を実現していきます。

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8億9000万円
設立
2010年07月