信頼できる情報源は、公共機関の公式サイト・SNS、NHKテレビ、新聞 休日のインターネット利用時間は18~29歳で「10時間以上」が2割
情報収集に関する実態・意識調査(2025年9月定点ココロスタイルリサーチ)

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2025年9月、全国18~79歳の男女3,000名を対象に「情報収集に関する実態・意識調査(2025年9月定点ココロスタイルリサーチ)」を行いました。本調査は、生活者の意識やライフスタイルの変化の兆しを捉えることを目的として、定点で実態・意識調査を実施するものです。今回は情報収集編として、情報収集に関する考え方・態度、情報源の信頼度、新商品感度、情報伝播度、平日と休日のインターネット利用時間に着目し分析をしました。
■調査結果
【情報収集に関する考え方・態度】
情報収集についての考え方・態度を4段階で聴取した。非常に+まあそう思う割合は、「発信者がわからない情報は信用しない」「他の人より遅くても確実で信頼できる情報が欲しい」がTOP2で年代が上がるほど割合は増える。続く7割台は、「専門家の意見でもひとつの参考意見として受け取る」「少しでも疑問に思ったら、複数の情報源を比較・確認する」「ただでさえ情報量が多すぎるのでムダな情報はできるだけ排除したい」。<図1>

【情報源の信頼度】
13の情報源を呈示し4段階で信頼度合いを聴取した。信頼している+やや信頼している割合は、「公共機関の公式サイト・SNS」「テレビ(NHK)」が62%、「新聞(紙版/WEB版)」で60%と信頼度が高く、いずれも年代が上がるほど割合は高い。一方、信頼度が低いのは「一般個人のSNS」と「有名人・インフルエンサーのSNS投稿」で2割に満たないものの、「口コミサイト・レビュー」も加え、若い世代ほど信頼度が高まる傾向が顕著であった。<図2>

【新商品感度・情報伝播度】
新しい商品やサービスが上市した際の新製品感度は、「多くの人が使うようになるまで待ってから、新しい商品を買ったり利用したりする」が33%と様子見の人が多い。「周囲の誰よりも先に新しい商品を買ったり、サービスを利用する」「自分で情報収集してから、周囲の人が使い始める前に新しい商品を買ったり、利用したりする」は若い世代ほど高く、特に18~29歳、30代は2割半ばであった。<図3>

情報伝播度は、「まったく情報発信はしていないので影響力はない」が48%。伝播力について「多くの人への影響力がある」「いろいろな人に影響力がある」「それなりに影響力はある」と回答した人は18~29歳、30代で3割前後を占めた。<図4>

【インターネット利用時間】
直近1か月間のプライベートで使うインターネット利用時間は、平日3.1時間、休日3.8時間で若い世代ほど利用時間は長い。ボリュームゾーンは平日・休日ともに1~3時間。18~29歳のボリュームゾーンは、平日5時間、休日10時間以上であり、他年代に比べ利用時間の長さが際立っている。<図5>

■レポート項目一覧
□ 属性設問(性別/年齢/未既婚/居住地/子どもの有無/同居人数/同居家族/同居子ども・孫の学齢/職業/住まい/世帯年収/ポテンシャル・ニーズ・クラスター)
□ 調査結果サマリー
▼調査結果:情報収集について
□ 積極的に調べようとする姿勢
□ 情報収集に関する考え方・態度
□ 新製品感度
□ 情報接触度
□ 情報伝播度
□ 流行への感度(自動車/ファッション/電化製品/デジタル機器/食品・飲料/話題のレストランなど飲食店/レジャー・観光スポット/スポーツ・エステ/映画・テレビ・動画・ゲーム/家具・インテリア・生活用品)
□ 普段接触するメディア
□ 情報源の信頼度
□ 直近1年間の連絡・通信手段の利用状況
□ SNSの接触状況
□ 生成AIによる情報収集の質・効率の向上
□ 1日当たりのインターネット使用時間(平日・休日)
□ 「人とのつきあい」についての考え方
▼時系列データ集
▼参考資料
□ ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について
◆レポートのダウンロードはこちらから
https://www.cross-m.co.jp/report/20250930kokoro
■調査概要
調査手法 :インターネットリサーチ
調査地域 :全国47都道府県
調査対象 :18~79歳の男女、人口構成比に合わせて割付
調査期間 :2025年9月5日(金)~6日(土)
有効回答数:本調査3,000サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります
■会社概要
会社名:株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/
所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F
設 立:2003年4月1日
代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
事業内容:マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社クロス・マーケティング広報担当 : マーケティング部
TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275
E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp
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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」
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