ビームスが海外向け卸事業に本腰、フランス・パリの展示会にウィメンズカジュアル〈BEAMS BOY〉が、24年秋冬シーズンのオリジナル商品で本格出展

〈BEAMS BOY〉欧米地域の卸先「2倍超」拡大に手応え、卸事業の実績で先行するメンズカジュアルの〈BEAMS PLUS〉に続き、グローバル市場でのブランド化に前進

株式会社ビームス

株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:設楽洋、以下ビームス)は、フランス・パリの2024年秋冬ファッションウィークにあわせて、3つの自社ブランドを紹介する「AW24 BEAMS パリ展示会」を2024年1月17日(水)から 1月21日(日)で開催し、そのなかでも〈BEAMS BOY(ビームス ボーイ)〉ブランドにおいては、初めてシーズン商品を投入し、海外の卸先を24社まで拡大させたことを発表します。

24秋冬のオリジナル商品をプレゼンテーションする〈BEAMS BOY(ビームス ボーイ)〉の出展エリア①24秋冬のオリジナル商品をプレゼンテーションする〈BEAMS BOY(ビームス ボーイ)〉の出展エリア①

24秋冬のオリジナル商品をプレゼンテーションする〈BEAMS BOY(ビームス ボーイ)〉の出展エリア②24秋冬のオリジナル商品をプレゼンテーションする〈BEAMS BOY(ビームス ボーイ)〉の出展エリア②

ビームスの人気ウィメンズレーベルのオリジナル商品を、ブランドと定義して海外向け卸事業がスタート
〈BEAMS BOY〉は、ビームスのウィメンズレーベルのひとつで1998年にスタートし、オーセンティックなメンズ服の持つ強さと、背景のあるデザインに憧れを持つ女性に向けた、自社企画のオリジナル商品と国内外からの仕入れによるセレクト商品によって構成されており、レディース衣料の国内市場においては、商材の独自性に加え、担当ディレクターや店舗スタッフのこだわりに共感する女性ファンを多く獲得してきました。同レーベルの商品は日本国内では、ビームスによる店舗およびECでのみの販売ですが、2022年に自社企画のオリジナル商品をブランドと定義し、定番商品(※)に限定したラインナップで海外向け卸事業をスタートし、2024年2月現在では欧米を中心とする11社に対して取引を行なっています。
※定番商品とは、打ち出し・トレンドを色濃く反映した◯年春夏(秋冬)シーズン商品と異なり、一定期間の年や季節などを跨いで店頭に並ぶ定番的な商品のこと


今回の展示会で、初めてシーズン商品を投入、24社からオーダーを獲得

フランス・パリで1月17日(水)から 1月21日(日)の4日間開催した展示会で〈BEAMS BOY〉は、今回初めて定番商品だけでなく、24年秋冬シーズン商品を投入しており、欧米バイヤーにも国内市場と同じく、シーズン商品を紹介したことがトピックです。展示会は「〈BEAMS BOY〉ブランドを大切に広げてくれる取引先と丁寧に商談を行いたい」という、同社グローバル戦略部の方針のもとアポイント制で実施され、今回は29社のバイヤーと商談を行い、現卸先11社の「2倍超」となる24社からオーダーを受け付けました。

展示会場では〈BEAMS BOY〉のコーディネイトや大切にしていることを表現したブック類も配布①展示会場では〈BEAMS BOY〉のコーディネイトや大切にしていることを表現したブック類も配布①

展示会場では〈BEAMS BOY〉のコーディネイトや大切にしていることを表現したブック類も配布②展示会場では〈BEAMS BOY〉のコーディネイトや大切にしていることを表現したブック類も配布②

欧米バイヤーからの反応

展示会における欧米バイヤーの反応は「メンズライクなレディースという〈BEAMS BOY〉のコンセプトがユニークだ」といった声が多かったほか、ブランドを複層的に構成する「トラッド」「ワーク」「ミリタリー」「アウトドア」「スポーツ」というテーマそれぞれの商品群に対して、テイストの異なる幅広い取引先が、〈BEAMS BOY〉ブランドの中でも、自社にあうテーマの商材のみをピックアップして買い付けるという、海外展示会ならではといった動きも見られました。

今回初めて定番商品だけでなく、24年秋冬シーズン商品を投入今回初めて定番商品だけでなく、24年秋冬シーズン商品を投入

ビームスの海外事業戦略、卸事業は〈BEAMS PLUS〉〈BEAMS BOY〉に注目

2024年度以降のビームスにおける海外事業戦略は、同社現地法人が直接8店舗を運営している台湾をはじめとするアジア地域では店舗ビジネスに軸足を置き、欧米地域においては2009年から卸事業を開始し、24年秋冬シーズンでは83社からのオーダーを獲得しているメンズカジュアルの〈BEAMS PLUS(ビームス プラス)〉を中心に、今回の〈BEAMS BOY〉のような独自性がありグローバル市場でも競争力が高いレーベルのオリジナル商品を、信頼できる取引先に卸していくことで、ブランドとしての地位を確立させていく方針です(※)。

※24年秋冬シーズンのフランス・パリ展示会におけるビームス全体の実績(卸先数:113社、ブランド重複の卸先もあるため、延べにすると140社 出展ブランド:〈BEAMS BOY〉〈BEAMS JAPAN〉〈International Gallery BEAMS〉の3ブランドが合同会場を設けたほか、〈BEAMS PLUS〉ブランドも単独会場で展示会を実施)


  • 株式会社ビームス 経営企画室 グローバル戦略部 部長 戸田 慎(とだ まこと)コメント

ビームスが「セレクトショップ」として、海外のモノやコトを日本に紹介するなかで培ってきたネットワークや知見は、日本から海外にブランドを広げる海外向け卸事業においても、当社独自の武器になると信じています。〈BEAMS BOY〉は、国内での店舗接客を通して得られるお客様の声や販売実績をもとに制作される完成度の高いオリジナル商品を、世界のお客様に届ける準備を粛々と進めてきました。今回の展示会を通して更なる飛躍ができる手応えを感じています。


  • 「AW24 BEAMS パリ展示会」概要

期間:2024年1月17日(水)〜 2024年1月21日(日)

時間:9:00 〜18:00(初日1月17日(水)のみ午後13:00からの開催・17:00最終入場)

会場:Casa Italia 75 Rue de la Fontaine au Roi, 75011 Paris, France

出展ブランド:〈BEAMS BOY〉〈BEAMS JAPAN〉〈International Gallery BEAMS〉

 ※〈BEAMS PLUS〉は同期間にパリの別会場でブランド単独の展示会を実施


  • 〈BEAMS BOY〉概要

メンズ服の持つ強さと背景のあるデザインに憧れを持つ女性のために、1998年にスタートしたレーベル。ヘビーデューティーな服や定番として生まれたメンズ服、ものとして存在感のある服たちの魅力や着こなしを〈BEAMS BOY〉独自の視点を通して提案します。

URL:https://www.beams.co.jp/beamsboy/ 


  • 株式会社ビームス概要

1976年、東京・原宿で創業。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。特にコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す仕掛け役として豊富な実績を持ち、企業との協業や官民連携においてもクリエイティブなソリューションを提供しています。日本とアジア地域に約160店舗を擁し、モノ・コト・ヒトを軸にしたコミュニティが織り成すカルチャーは、各地で幅広い世代に支持されています。
URL:https://www.beams.co.jp/

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会社概要

株式会社ビームス

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URL
http://www.beams.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前1-5-8
電話番号
-
代表者名
設楽洋
上場
未上場
資本金
-
設立
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