生成AIの利用率は28%で、20代の4割はChatGPTを利用 子どもが生成AIを使うことに対し、利用させたい・させたくないは拮抗

-AIに関する調査(2025年)実態編-

株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:五十嵐 幹)は、2025年10月、全国20~79歳の男女3,000名を対象に「AIに関する調査(2025年)」を行いました。2022年11月にChatGPTが登場してから、急速にAI(人工知能)がビジネスや日常生活に入り込んできています。今回は実態編として、生成AIの利用率、初めて使用した時期、主な利用シーンと利用目的、子どもの生成AIの利用、今後生成AIができるようになってほしいことを分析しました。

■調査結果
【生成AIの利用】

月に1日以上生成AIを利用してる割合は28%で、若い世代ほど利用率はより高まる。初めて生成AIを利用したのは、「半年~1年以内」35%、「3か月~半年以内」24%が多く、この1年以内で初めて利用した人は73%を占める。<図1>

利用している生成AIのツールは「ChatGPT」27%、「Gemini」14%、「Copilot」9%の3つに集中、それ以外のツールの利用は極めて少ない。「ChatGPT」の利用率は、20~40代までが高く、特に20代は41%に達する。<図2>

【生成AIの利用シーンと目的】

生成AIを「主にプライベートや趣味」で利用している人は51%、「主に仕事や業務」は38%。<図3>

仕事や業務の場合の利用は、「情報収集や調べもの」「文章の作成・添削」「文章の要約・翻訳」がTOP3で、次いで「アイデア出し、ブレインストーミング」「Excel関数の作成やプログラミング」「資料の構成案作成」。<図4>

プライベートや趣味の場合の利用の上位は仕事や業務と同じ項目があがるが、5番手以降に「日常的な会話や雑談の相手」「悩み相談の相手」といったコミュニケーション相手としてのAI利用が続く。<図5>

生成AIを利用することによって「作業時間が短縮され、時間に余裕ができた」「新しい知識やスキルを学ぶ機会が増えた」などポジティブにとらえている人が多かった。<図6>

【子どもの生成AI利用について】

同居している高校生以下の子どもに対しては、生成AIを「積極的に利用させたい」8%、「条件付きで、利用を許可したい」44%と合わせて52%は利用させたいと思っているものの「利用させたくない」が21%と一定数存在する。利用させたくない・規制したいものは、「宿題や課題をAIにやってもらう」「AIが生成した情報の鵜呑み」「個人情報の入力」など。<図7>

【今後生成AIができるようになってほしいこと】

今後は、生成AIができるようになってほしいことに「リアルタイムで翻訳・通訳してくれる」「面倒な手続き、契約を代行してくれる」が3割台であがった。<図8>

■レポート項目一覧

□ 属性設問(性別/年代/居住地/婚姻状況/職業/同居家族/ポテンシャル・ニーズ・クラスター判別結果)

□ 調査結果サマリー

▼調査結果

□ 普段利用する情報機器

□ 1日あたりのネット利用時間(平日/休日)

□ SNSの利用状況(閲覧するもの/発信や投稿もするもの)

□ 新しい商品やサービスに対する考え方・行動

□ 自宅で利用しているAI機器

□ 今後欲しいと思っているAI機器

□ AI商品・サービスの利用頻度/利用目的

□ 生成AIツールの認知状況(知っているもの/使ったことがあるもの)

□ 生成AIツールの利用頻度

□ 生成AIツールを初めて利用した時期

□ 生成AIツールの利用シーン

□ 生成AIツールの利用用途(仕事/学習/プライベート)

□ 生成AIツールの利用後の変化

□ 生成AIツールの有料プランの加入状況/加入理由

□ 生成AIツールを利用いて良かった点・便利な点(自由回答抜粋)

□ 生成AIツールを利用いて困った点・不便な点(自由回答抜粋)

□ 生成AIツールを利用しない理由

□ 生成AIツールに関する情報源

□ 子どもへの生成AIツールの使用意向

□ 子どもに使わせたくない、規制させたい生成AIツールの内容

□ 生成AIツールで今後できるようになってほしいこと

□ 生成AIツールに解決してほしい課題や悩み

▼ポテンシャル・ニーズ・クラスター(PNCL)について

◆レポートのダウンロードはこちらから

https://www.cross-m.co.jp/report/20251209AI

■調査概要

調査手法 :インターネットリサーチ

調査地域 :全国47都道府県        

調査対象 :18~79歳の男女、人口構成比に合わせて割付

調査期間 :2025年10月27日(月)~28日(火)

有効回答数:本調査3,000サンプル                 

※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合があります

■会社概要

会社名:株式会社クロス・マーケティング https://www.cross-m.co.jp/

所在地:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24F

設 立:2003年4月1日

代表者:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹

事業内容:マーケティングリサーチ事業、マーケティング・リサーチに関わるコンサルテーション

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

株式会社クロス・マーケティング広報担当 : マーケティング部

TEL : 03-6859-1192 FAX : 03-6859-2275

E-mail : pr-cm@cross-m.co.jp

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<例> 「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した調査によると・・・」

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会社概要

URL
http://www.cross-m.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー24階
電話番号
03-6859-2251
代表者名
五十嵐 幹
上場
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資本金
1億円
設立
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