【フードロス削減】Upcycle by Oisixが「グッドデザイン賞」受賞 2年でオリジナル商品79品を開発、プラットフォーマーとしての取り組みを評価
URL:https://upcyclebyoisix.jp/
※ アップサイクル商品:これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のこと。
■Upcycle by Oisix 概要
サービス開始2年でオリジナル商品79品を開発 サステナブルな環境配慮型商品を選ぶアクションを応援
生産現場から食材がお客様に届くまで一気通貫で「食」に向き合うOisixだからこそ生まれた「Upcycle by Oisix」は2021年7月8日に最初の商品を販売開始。これまでに畑や加工現場で未活用だった食材約96トンをアップサイクルしフードロスを削減(2023年9月末現在)。2品から始まったオリジナル商品数は79品となりました。これまで見栄えや食感の悪さなどから捨てられていた食材を、より環境負荷が低く、新たな価値を加えた自社オリジナルのアップサイクル商品として開発、おいしく驚きのある新たな食材を生み出しています。
「Upcycle by Oisix」は、今後もサステナブルな環境配慮型の商品を、より多くのお客様の食生活に手軽に取り入れていただくプラットフォーマーとしての取り組みを推進します。
【グッドデザイン賞審査委員による評価コメント】 ※審査時点の商品開発数
フードロスをテーマにして通常では廃棄されていた素材を活用した商品開発は、昨今では多く見るが、本案件は自社内流通での資材調達に止まらず、複数の他社へ新たな繋がりを作り、コラボレーションして66※品種の商品化を達成した業績は大きく、他の類似するプロジェクトの好事例となる。 また商品ブランドデザインの視点では、生活者に食材の利用に関する新しい発見を促すポジティブな捉え方をコンセプトに据え、興味を引き込み気軽に購入したくなる仕掛け作りが巧みである。この点はパッケージデザインに至るまで、コンセプトが的確に表現されていて良い。本案件では、他社との連携・ブランドの仕組み作り・商品の開発・コミュニケーションデザインの全てが、ブレずに一貫して行われたデザインの質を評価した。
≪受賞概要≫
■ アップサイクル食品 [アップサイクル・バイ・オイシックス]
■捨てられていたものに付加価値をつけ新たな製品にするアップサイクルの考えを食の世界に取り入れ、畑や加工現場で未活用だった食材をアップサイクルするフードロス解決型ブランド。オリジナル商品79品、累計約96トンのフードロス削減達成。自社サプライチェーンだけでなく、食品製造業、外食産業の原料廃棄の課題解決にも乗り出しています。
■ グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/15571
食品宅配サービス「Oisix」について
2000年に設立。「つくった人が自分の子どもに食べさせられる食材のみを食卓へ」をコンセプトとした、有機野菜や特別栽培野菜、合成保存料・合成着色料を使わない加工食品などの生鮮食品を取り扱うEC食品宅配サービスです。現在、会員数は396,709人(2023年6月末時点)で日本全国の方にご利用いただいています。
2013年7月に販売を開始した、必要量の食材とレシピがセットになり主菜と副菜の2品が20分で完成するミールキット『Kit Oisix』は、シリーズ累計出荷数が1億5千万食(2023年5月時点)を突破しています。
オイシックス・ラ・大地株式会社について
オイシックス・ラ・大地株式会社は、「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の国内主要ブランドを通じ、安心・安全に配慮した農産物、ミールキットなどの定期宅配サービスを提供しています。子会社の買い物難民向け移動スーパー「とくし丸」や、米国でヴィーガンミールキットを展開する「Purple Carrot」も含め、食のサブスクリプションサービスを広げています。
当社は、「サステナブルリテール」(持続可能型小売業)としてSDGsに取り組み、サブスクリプションモデルによる受注予測や、ふぞろい品の積極活用、家庭での食品廃棄が削減できるミールキットなどを通じ、畑から食卓まで、サプライチェーン全体でフードロスゼロを目指しています。
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