外出やレクの自粛による高齢者の運動不足を解消！感染防止に配慮しつつ身体機能を維持するための筋トレを大特集。『レクリエ 9・10月』

2020年7月30日（木）高齢者介護をサポートするレクリエーション情報誌『レクリエ 9・10月』

株式会社世界文化ホールディングス

2020年8月3日 10時00分

7月30日（木）発売の『レクリエ 9・10月』では、外出やレクの自粛による身体機能の低下を防ぐための筋力トレーニングを特集。また、距離を保ちながらできる「肩・腕を動かすレクリエーション」を紹介します。

■外出ができなくても、上肢・下肢・口腔の筋力トレーニングで機能低下を防ぐ！
コロナ禍で外出やレクを控えがちになり、施設利用者が体を動かす機会が減っているという声が寄せられています。特に要介護の高齢者の場合、運動量の減少が身体機能の低下につながり、日常の活動に支障をきたすことも。健康を維持するためには積極的に運動し、機能の維持に取り組むことが大切です。

今号では、感染防止に配慮しながら上肢・下肢・口腔のそれぞれを無理なく動かせる筋トレを紹介します。ソーシャルディスタンスを保ち、飛沫防止のために利用者は無言で体操を行いますが、大きな動きができる、動作に集中できるなどメリットもたくさん。ゆっくり大きな動作でトレーニングを行いましょう。

■距離を保ってできる！肩・腕を動かすレクリエーション
肩や腕などの上肢は、食事や入浴から衣服の着脱、排泄に至るまで、日常生活の様々な動きにかかわってきます。質の高い利用者主体の生活を送るためには、上肢の機能の維持・向上が欠かせません。上肢を大きく動かすことにより、腕・ひじの曲げ伸ばしや肩まわりの柔軟性の向上、くり返し腕を動かすことでの筋力アップにつながるレクを集めました。また、少人数で人との距離を保ちながらレクを行う工夫も取り入れています。

■ひも上げゲーム
色がついたひもを持ち、介護者の「赤上げて」「青上げて」といった指示に従ってひもを上げ下げする「ひも上げ」ゲームは、腕を上げ下げすることで肩まわりの柔軟性や筋力アップにつながるほか、指示を聞いてひもを動かすので脳の活性化にも効果的です。また、半円形に座り、長いひもを使うなど参加者同士の距離を保つ工夫も紹介します。

＜目次＞
・みんなで作る壁面「9月コスモスの散歩道／10月ぶどうの実り」
・季節を楽しむ今月のカレンダー「りんどう／栗」
・季節の制作「お月見の箱飾り／一輪ざしカバー／ハロウィンのかぼちゃ」
・敬老の日に利用者さんに贈る「ガーベラのフォトカード」
・体が動く歌を楽しむ「音楽レク」
・生活動作を改善する「距離を保って肩・腕を動かすレクリエーション」
・ホワイトボードでできる「脳トレレク」
・ごぼう先生の童謡・唱歌でお達者体操
・ごはんで簡単！料理レク「月見団子／お手軽アップルパイ」
・上肢・下肢・口腔「筋力トレーニングで機能低下を防ぐ！」
・経験やカンに頼らない「根拠のある認知症ケア」
・こんな時、どうすればいい？介護現場のお悩み相談室
・会話のきっかけに役立ちます！「今日は何の日？」
・季節のちぎり絵／美しいぬり絵／ぬり絵カレンダー
・パズルで脳トレ　　他