初任給が高い企業は「志望度が上がる」の回答が9割に迫る。学生が適正だと感じる、初任給の金額は上昇の傾向
【TOPICS】
(1)初任給を引き上げる企業、専門性や能力に応じて初任給を設定する企業は
「志望度が上がる」の回答が9割超
(2)初任給が高い企業は「志望度が上がる」と回答した学生が9割に迫る
(3)就職において、初任給は「最優先ではないが重視している」と回答した学生が8割に迫る
(4)学生が適正だと感じる初任給は上昇傾向。「月収25~29万円」の回答が、前年比9.3ポイント増加
【調査の背景】
優秀な人材を採用するために、新卒の初任給を引き上げる企業や、一律の初任給ではなく、職種や能力に応じた給与制度を導入する企業が増えています。これから就職活動をする2025年卒が「初任給」をどのように受け止めているのかアンケートを実施しました。
(1)初任給を引き上げる企業、専門性や能力に応じて初任給を設定する企業は
「志望度が上がる」の回答が9割超
初任給を引き上げる企業や、専門性や能力に応じて初任給を設定する企業について、「志望度が上がる」と回答した学生が65.1%に上りました。「どちらかと言えば志望度が上がる」27.3%を合わせると、9割以上が「初任給を引き上げる企業」、「専門性や能力に応じて初任給を設定する企業」は志望度が上がるとしています。「初任給を引き上げる企業が増えているので、変化に対応している企業は好感が持てる」「企業が個人の能力を評価しようとしていることが分かる」「自身への期待値が分かると嬉しい」「専門性や能力が給与に反映されるのであれば、より知識やスキルを習得するモチベーションになる」といった声が上がりました。
(2)初任給が高い企業は「志望度が上がる」と回答した学生が9割に迫る
初任給が高い企業は、「志望度が上がる」と回答した学生が48.3%に上りました。「やや志望度が上がる」38.3%を合わせると、9割に迫る学生が初任給の高い企業は「志望度が上がる」としています。「初任給が高い企業は、若手のうちからチャンスがあると思う」「初任給の高い企業のほうが、モチベーション高く働けそう」「初任給によって、生活の質が左右されると思う」「その他の条件が同じであれば、初任給の高い企業のほうが志望度は上がる」といった声が寄せられています。
(3)就職において、初任給は「最優先ではないが重視している」と回答した学生が8割に迫る
就職において、初任給をどの程度意識するかについて、「最優先ではないが重視している」と回答した学生が、75.6%で最多となりました。「最も重視している」7.8%を合わせると、「重視する」とした学生は8割を超えました。「物価が上がっているので、初任給は重視している」「初任給だけでなく、その後の昇給イメージも重視している」「能力や成果がどの程度給与に反映されるか気になる」といった声が寄せられました。
(4)学生が適正だと感じる初任給は上昇傾向。「月収25~29万円」の回答が、前年比9.3ポイント増加
「初任給はどの程度が適正だと思いますか?」という質問に対し、「月収20~24万円」と回答した学生が45.6%に上りました。「月収25~29万円」38.1%を合わせると、8割以上の学生が初任給の適正な額は「20万円代」だと考えていることが分かります。一方、2022年に、2024年卒の学生を対象に実施した調査と比較すると、「月収20~24万円」の回答は12.9ポイント減少。「月収25万円~29万円」の回答は9.3ポイント増加しました。初任給を引き上げる企業が増加していることや、物価が高騰していることを受け、学生が適正だと感じる初任給の金額は、上昇傾向であることが分かります。
■調査概要
・調査期間:2023年8月24日~2023年9月6日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」へのサイト来訪者
・有効回答数:373件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
■「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」とは
会員数40万名、学生満足度2年連続No.1のスカウト型就職サイト(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)。ダイレクトリクルーティングサイト会員数3年連続No.1(※2020年~2022年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位)も獲得しており、最も多くの学生を対象にスカウト配信が可能です。「あさがくナビ」は動画型ダイレクトリクルーティングサイトとして、動画を通して、リアル(企業の雰囲気や社員の声)を体感できるコンテンツを拡充させています。また、職種別掲載機能を実装し“ジョブ型採用”を可能にするなど、マッチング精度のさらなる向上に取り組んでいます。朝日新聞のその日の記事から社会や業界に関してのトピックスを就活目線でわかりやすく解説した「今日の朝刊」など、就活ノウハウだけでなく、社会や世の中を知るためのコンテンツを提供しています。
https://service.gakujo.ne.jp/newgraduate/navi
■株式会社学情とは
東証プライム上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数200万名の「20代向け転職サイト4年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2022年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や、会員数40万名の「オリコン顧客満足度(R)調査 学生満足度2年連続No.1・スカウト型就職サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。
また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、合同企業セミナーのトップランナーとして、20代来場数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」(2020年 自社調べ 転職イベントにおける20代来場数 第1位)や、新卒学生対象・合同企業セミナー来場数No.1「合同企業セミナー〈就職博〉」(2023年 東京商工リサーチ調査 新卒学生対象・合同企業セミナー 来場数 第1位)を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会]
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