PR TIMES、過去最高の四半期売上高と営業利益を更新(2021年度第3四半期決算を発表)
- 創業来15期連続で売上高25%超成長と営業黒字の達成が視野に入る -
プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は2022年1月13日(木)、2021年度(2022年2月期)第3四半期(2021年9月~11月)の四半期決算を発表いたしました。
※2022 年1月13 日(木)午後3時30 分より、2021年度第3四半期決算説明会をライブ配信いたします。
【配信日時】 2022 年1月13 日(木)午後3時30 分開始
【ライブ配信URL】 https://youtu.be/2YnijcVAyZc
(アーカイブ配信はいたしません。)
INDEX (1)2021年度第3四半期 決算 (2)2021年度第3四半期 サービス動向 (3)トピックス&参考情報 |
- (1)2021年度第3四半期決算
売上高と各利益が四半期で過去最高を更新し、粗利率は3四半期連続で過去最高、営業利益率は4四半期ぶりに過去最高を更新しています。
足元の業績は売上高、各利益そして利益率、すべて良好に推移しています。
2021年度第3四半期累計の業績は、売上高 36億800万円(前年同期比130.3%)、営業利益 15億2000万円(前年同期比137.7%)、当期純利益10億4400万円(前年同期比112.7%)となりました。
2021年4月13日に公表した通期業績予想に対して、売上高で76.5%、営業利益で86.9%、当期純利益で86.1%の進捗となっております。また、創業来14期連続で売上高25%成長と営業黒字を続けておりますが、2021年度も第3四半期まで経過して、15期連続の達成が視野に入っております。
四半期売上高は13億1100万円(前年同期比127.6%)と、堅調に成長基調を継続しており、3四半期連続で過去最高の四半期売上高を更新しております。
四半期営業利益は6億2300万円(前年同期比132.1%)と、売上高同様に順調に推移しており、2四半期連続で四半期営業利益も過去最高を更新しております。
また四半期営業利益が初めて6億円を突破いたしました。
こちらは四半期販管費の内訳と比率になります。販売管理費の内訳をS&M(Sales & Marketing)、R&D(Research & Development)、G&A(General & Administrative)で集計し、継続的に開示しています。
第3四半期のS&Mは2億6900万円で販売管理費全体に対して48.9%、R&Dは1億5100万円で27.6%、G&Aは1億2900万円で23.5%となりました。第2四半期と比較してS&Mの比率が下がりG&Aの比率が上がっていますが、注目するような大きな変動ではありませんでした。
広告宣伝費について、第3四半期も第2四半期に続いて大きな投資がありませんでした。
当社では積極的かつ規律ある投資により、事業成長と利益拡大のいずれも目指しています。
これまで事業規模が拡大する中でも売上高成長率を保ってきましたが、成長率も利益率も高水準を維持しています。売上高成長率と営業利益率の合計は75.1%と、過去最高水準にあります。
2021年度の真の事業成長率を測るには、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年度との比較が有効だと考えています。
2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大とその対応が進む中、四半期ごとの成長率にバラつきが生じています。2020年度の第1四半期は新型コロナウイルス感染の初期拡大時期でした。様々な社会混乱により利用企業のプレスリリース契機が中止または延期して、「PR TIMES」の利用が一時的に成長鈍化しました。しかし、第2四半期になると新型コロナウイルス関連のマスク、消毒液など一時的な商品群のプレスリリースが急増して、成長率が一転して高まりました。
2021年度の売上高は、2019年度との比較で、第1四半期と第2四半期がともに67.1%となり、第3四半期が65.9%となっています。いずれも3期連続30%成長ラインを若干下回る高成長かつ無理のない健康的な水準が続いていることを確認しています。
2021年度業績予想に対する進捗状況です。第3四半期が経過して、2021年4月13日に発表した通期の業績予想に対して、好調に進捗しています。
売上高は通期予想 47億1500万円に対し進捗率は76.5%、営業利益は通期予想 17億5000万円に対し進捗率は86.9%となりました。前年同期の進捗率は売上高が73.5%、営業利益が84.8%でしたので、好調だった前年同期の進捗率を上回って進捗しています。通期業績予想に対する着地見通しは、売上高でプラス10%未満、各利益でプラス30%未満であるため、現時点で業績を上方修正しておりません。
業績概況の最後に、バランスシートを紹介させていただきます。
現預金が30億円を突破しました。営業キャッシュフローによって、前年同期比で143.6%、前四半期比で115.0%と大きく増やすことができました。
- (2)2021年度第3四半期 サービス動向
第3四半期の新規利用企業社数は3979社と、前年同期比171社増・前四半期比31社減となりました。
業績概況で広告宣伝費を2四半期連続で大きな投資をしていないと報告いたしましたが、それでも新規利用企業社数を大きく伸ばしています。これは広告宣伝費に依存せずにネットワーク効果を基礎とした持続的な利用企業社数の増加を実現していますが、中期経営目標である2025年度利用企業社数15万社に向けて、利用企業社数の増加ペースを加速させる新たな施策を今後展開していきます。
第3四半期の「PR TIMES」プレスリリース件数は8万2826件の利用があり、過去最高を更新し、前年同期比で33.7%増、前四半期比で15.5%増となりました。3四半期連続で過去最高を更新しています。
「PR TIMES」のプレスリリースに活用される画像数は42万4249点で、前年同期比34.9%増、前四半期比16.9%増と3四半期連続で過去最高を更新しました。
また動画素材の数は6687点で、前年同期比24.9%増加、前四半期比8.8%増と7四半期連続で過去最高を更新しています。
続いて、「PR TIMES」を超える事業の創出を目指して取り組んでいるサービスラインを2つ紹介します。
一つ目が、SaaS型タスク・プロジェクト管理ツールの「Jooto」です。
当年度よりKPIをユーザー数から有料利用企業社数に変更し、2025年度に有料利用企業社数10000社を目標としております。
11月末時点の有料利用企業社数は1727社で、前四半期比で80社増と順調に有料化が進んでいます。
二つ目が、カスタマーサポートツールからクラウド情報整理ツールへコンセプトを刷新した「Tayori」です。
こちらも当年度よりKPIをアカウント数から有料アカウント数に変更しており、2025年度に有料アカウント数6000アカウントを目標としております。
11月末時点の有料アカウント数は624と、前四半期比で46アカウント増となり、「Tayori」も順調に有料化が進んでいます。
- (3)トピックス&参考情報
2021年日本国内に上場した企業125社の内、68.8%の86社が「PR TIMES」を利用しています。特に、東証マザーズ市場のIPOに限ると75.3%が上場時に「PR TIMES」を利用していました。当社グループは設立2年以下のスタートアップ企業に「PR TIMES」利用を最大10件無料支援したり、スタートアップ向けメディア「BRIDGE」を運営するなど、スタートアップの広報を支援しています。
・PR TIMES:「プレスリリースの日」に記念日登録
世界初のプレスリリースが発表された10月28日を「プレスリリースの日」に記念日登録しました。そして「プレスリリースの日」に合わせ、プレスリリースに対する思いと決意を言葉にした企業広告[思いは人を動かし、リレーしていく]をForbes JAPAN12月号へ掲載しました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001132.000000112.html
・PR TIMES:プレスリリースアワード2021を開催
プレスリリース発信文化の普及と発展のために「プレスリリースアワード」を初開催しました。2021年度は420件のエントリーから8社を選定して12月20日に授賞式を執り行いました。2022年以降も継続する計画で、「プレスリリースの日」に発表を予定しています。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001144.000000112.html
・PR TIMES:地方地域展開の拡大
2021年12月に上毛新聞社、秋田魁新報社、山陽新聞社と提携しました。地方情報流通のための提携は計47例(地方金融機関24行・8信金、地方メディア11媒体、地方自治体1府3市)、37都道府県に広がっています。
(詳細↓)
上毛新聞社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001138.000000112.html
秋田魁新報社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001139.000000112.html
山陽新聞社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001140.000000112.html
・PR TIMES/PRパートナー:食べ物語
キリンビール、サントリー酒類の商品を取り扱う飲食店向けに「PR TIMES」、「PR TIMES STORY」、「PR TIMES TV」を特別プランで提供するプロジェクトを発足し、明治大学文学部教授の齋藤孝氏にアンバサダー就任いただきました。飲食店および協力企業に向けて広報PR勉強会を実施し、今後開催を予定している食べ物語アワードと合同試食会は齋藤氏にも協力いただきます。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001134.000000112.html
・Jooto:ソフトバンクグループのSB C&Sと業務提携
SB C&Sが全国1万2000社のパートナー企業を通じて「Jooto」の代理販売を開始することに加え、同社が運営するICT製品・サービス紹介サイト「IT-EXchange」に「Jooto」を掲載します。また、ソフトバンクとSB C&Sが2021年9月に主催した「SoftBank World 2021」で「これから来る!注目ソリューション」に「Jooto」を紹介いただきました。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001149.000000112.html
・コーポレート:年頭所感2022
2022年の年頭所感として、「行動者にPRの力で働きがいを」を発表しました。社員一同自ら行動者であり続け、PRの力を信じ、多くの行動者を支えていくことを宣言しています。当社の事業を通じてSDGs 8番目の開発目標「働きがいも経済成長も」に貢献してまいります。
(詳細↓)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001150.000000112.html
当社IRに関してよくあるご質問は、「Q&AでPR TIMESを知る」ページに公開しております。
https://tayori.com/q/ir-qa
当社のIRでは、公開前及び戦略に関わる情報については、言及を差し控えさせていただいております。
公開可能な情報は、適宜「PR TIMES」内に掲載してまいりますので、ぜひそちらをご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/112
2020年度のみ単体決算、その他の会計年度は連結決算でございます。各ページでの表記を省略しております。
※本プレスリリースおよび決算発表説明資料の端数処理につきましては、百万円単位未満の表示は切り捨て、%(パーセント)の表示は小数点第1位未満四捨五入を原則としております。
本プレスリリースおよび決算発表説明資料に記載した意見や予測は、資料作成現時点における当社の見解であり、その情報の正確性を保証するものではりません。
実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があることをご了承願います。
【株式会社PR TIMES会社概要】
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 :株式会社PR TIMES (東証一部 証券コード:3922)
所在地 :東京都港区南青山2-27-25ヒューリック南青山ビル3F
設立 :2005年12月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- 広報・PRの効果測定サービス「Webクリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR支援の実施
- 動画PRサービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- クラウド情報整理ツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- 広報PRのナレッジを届けるメディア「PR TIMES MAGAZINE」(https://prtimes.jp/magazine/)の運営
- Webニュースメディア運営、等
URL :https://prtimes.co.jp/
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