VポイントデータとAIリサーチを融合したマーケティングソリューション「デプスル」の提供を開始

―定量調査×定性調査のハイブリッドリサーチが可能に―

Vポイントを運営するCCCMKホールディングス株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長兼CEO:髙橋 誉則、以下「CCCMKHD」)は、GMOインターネットグループにおいてマーケティングリサーチ事業を展開するGMOプレイアド株式会社(代表取締役社長:冨岡 信之、以下「GMOプレイアド」)とともに、V会員の購買・行動データでセグメント可能なオンラインリサーチ「Vアンケート」に、AIが回答者一人ひとりの答えに応じて質問を自動生成し深掘りするインタビュー機能を組み合わせた新たなマーケティングソリューション「デプスル」(https://www.cccbiz.jp/whitepaper146)の提供を本日より開始いたします。

従来、マーケティングリサーチにおいては、「定量調査(アンケート)」と「定性調査(インタビュー)」はそれぞれ独立したプロセスで実施されており、両者の結果を統合・分析するためには多くの時間とコストを要していました。特に定性調査は、実施予算や担当者のスキルに依存しやすく、大規模な実施や再現性のある運用が困難となるなど課題がありました。

こうした課題を解決するために誕生したのが、CCCMKHDが提供するV会員向けの定量調査「Vアンケート」と、GMOプレイアドが提供する生成AIを活用したデプスアンケート「Depth X byGMO」を組み合わせた、ハイブリッド型リサーチソリューション「デプスル」です。

本ソリューションでは、約1,890万人(※)の対象者からVポイントの購買・行動データをもとに、最適なターゲット層をセグメントします。続いて、セグメント対象者に対して「Vアンケート」を通じて仮説検証等に資する定量調査を実施した上で、生成AIによるデプスアンケート「Depth X byGMO」に誘導します。「Depth X byGMO」では回答内容を生成AIによって動的に深掘りすることで、回答の理由や感情など、生活者のインサイトを引き出します。これにより、大規模なリサーチにおいても、従来より短期間・低コストで多様な潜在ニーズを抽出することが可能になります。

※V会員のうち、Vアンケートへの協力について許諾を得ている会員数です。(2025年5月時点)

CCCMKHDとGMOプレイアドは、今後、商品開発・広告戦略・サービス改善などの施策に関心を持つ企業や団体に対し「デプスル」を提供することで、生活者のリアルな声に基づいたマーケティングの実現を支援してまいります。

<「デプスル」概要>

(1)ターゲティング

約1,890万人の生活者パネルから、購買データ・行動データ・属性情報や志向性データなどをもとに最適な対象者層を抽出します。性別・年代・属性・年収・興味関心など、目的に応じた柔軟なセグメント設定に対応しています。

(2-1)定量調査(Vアンケート)

「Vアンケート」を活用し、(1)で抽出した対象V会員へのWEB調査を行います。目的に応じた調査設計で、仮説検証、セグメントや時系列比較、満足度調査など多角的な定量分析を実施します。

(2-2)デプスアンケート

(2-1)で許諾いただいたV会員に対し「Depth X byGMO」に遷移させ、アンケート結果をもとに生成AIを通じて対象者の回答を動的に深掘りします。一人ひとりに応じた質問を投げかけ、なぜそのような選択をしたのか、どのように感じたのかといった感情や背景まで把握します。

(3)レポーティング

定量・定性調査のデータを統合し、「アンケート集計表」「マインドマップ」「インサイト分析サマリ」の3つのレポートを納品いたします。

<「Depth X byGMO」について>

https://youtu.be/oFWmx5Aa344?si=8Dc8q-EsqdnkmS4h

「Depth X byGMO」は、生成AIを活用した新しいオンラインリサーチサービスです。約6,400万人の調査対象者(パネルネットワーク)(※)に対してアンケートを実施できるだけでなく、AIが回答者の回答を深掘りし、より具体的な生活者の本音やインサイトを引き出します。

例えば、新商品開発時に、「このデザインをどう思いますか?」という単純な質問に「少し派手に感じる」と回答した人には、AIが「具体的にどこが派手に感じますか?」と追加質問を自動的に生成します。この仕組みにより企業のマーケティングや商品企画の担当者は、生活者の「なぜそう思うのか?」という背景まで掘り下げることができ、よりインサイトを捉えたマーケティング施策や商品開発につなげることが可能になります。

※ 調査モニターはGMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチ&AI株式会社が提供するアジア16の国と地域で6,406万人(2025年8月時点)の「ASIA Cloud Panel」と連携しています。

<「デプスル」に関するコラムのご案内> 

https://www.cccbiz.jp/columns/mknews56

V会員の豊富なデータを活用してセグメント抽出できる「Vアンケート」と、GMO プレイアドの「Depth X byGMO」を掛け合わせた、AIを活用した新ソリューション「デプスル」が誕生しました。細かなセグメントで深く聞ける、デプス調査をご紹介します。

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会社概要

URL
https://www.cccmkhd.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目3番3号 横浜コネクトスクエア14階
電話番号
045-522-8174
代表者名
髙橋誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年12月