3社に1社は「カジュアル面談」を実施。期待する効果は「ミスマッチの防止」、「志望意欲の醸成」
【TOPICS】
(1)3社に1社は「カジュアル面談」を実施。「実施を検討している」企業も3割に上る
(2)カジュアル面談に期待する効果は「ミスマッチの防止」が最多
(3)カジュアル面談で意識していることは「面接のような雰囲気にならないようにする」が最多
【調査の背景】
売り手市場により採用難易度が高止まりするなか、採用活動における重心が前倒しになっています。転職潜在層へのアプローチや、選考参加を決断していない求職者と接点を持つことを目的に「カジュアル面談」に注目が集まっています。応募・選考参加前に相互理解を深めることができる「カジュアル面談」は、「ミスマッチを防げる」と求職者からも支持されている傾向です。キャリア採用における、「カジュアル面談」の取り組み状況を調査しました。
(1) 3社に1社は「カジュアル面談」を実施。「実施を検討している」企業も3割に上る
キャリア採用において、「カジュアル面談」を「実施している」と回答した企業が36.7%に上りました。3社に1社が「カジュアル面談」を実施していることが分かります。「実施を検討している」の回答も30.1%に達しました。前年調査と比較すると、「実施している」と回答した企業は7.6ポイント、「実施を検討している」と回答した企業は4.4ポイント増加しました。「カジュアル面談」を実施する企業や実施を検討する企業が増えていることが分かります。
(2) カジュアル面談に期待する効果は「ミスマッチの防止」が最多
「カジュアル面談」に期待する効果は、「ミスマッチの防止」が65.4%で最多。次いで、「志望意欲の醸成」45.2%、「応募数を増やす」40.3%が続きました。
(3) カジュアル面談で意識していることは「面接のような雰囲気にならないようにする」が最多
カジュアル面談の際に意識していること、意識しようと思っていることは、「面接のような雰囲気にならないようにする」が71.5%で最多。次いで、「なるべく緊張を和らげるようにする」63.1%、「良いところだけでなく、課題もありのまま伝えるようにする」57.4%が続きました。
■調査概要
・調査期間:2024年4月15日~2024年5月2日
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:376社
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合あります。
■株式会社学情とは
東証プライム上場・経団連加盟企業。法人株主として朝日新聞社・大手金融機関が資本出資。2004年から、「20代通年採用」を提唱。会員数230万人の「20代向け転職サイト5年連続No.1・20代専門転職サイト〈Re就活〉」(2019年~2023年 東京商工リサーチ調査 20代向け転職サイト 第1位)や、会員数40万人の「オリコン顧客満足度(R)調査 学生満足度2年連続No.1・スカウト型就職サイト〈あさがくナビ(朝日学情ナビ)〉」(※2022年~2023年 オリコン顧客満足度(R)調査 逆求人型就活サービス 就活支援コンテンツ 第1位)を軸に、業界で唯一20代の採用をトータルにサポートする大手就職・転職情報会社です。
また日本で初めて「合同企業セミナー」を開催し(自社調べ)、合同企業セミナーのトップランナーとして、20代来場数No.1の「20代・30代対象の合同企業セミナー〈転職博〉」(2020年 自社調べ 転職イベントにおける20代来場数 第1位)や、就職イベント来場数2年連続No.1「合同企業セミナー〈就職博〉」(2023年~2024年 東京商工リサーチ調査 就職イベント 来場数 第1位)を運営。2019年には外国人材の就職・採用支援サービス「Japan Jobs」を立ち上げるなど、若手人材の採用に関する多様なサービスを展開しています。
[創業/1976年 資本金/15億円 加盟団体/一般社団法人 日本経済団体連合会、公益社団法人 全国求人情報協会]
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