「キャリアの自律」への関心の高まりを受け、対応または対応を検討する企業が約7割。「働き手自身が希望の仕事に応募できる制度を導入」の声
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施。今回は、「キャリアの自律」に関して調査しました。社員や入社希望者の「キャリアの自律」への関心について、「関心が高くなっていると感じる」と回答した人事担当者が半数を超えました。約8割の人事担当者が、特に「キャリアの自律」への関心が高い世代は「20代」であると回答。また、「キャリアの自律」への関心が高くなっていることを受け、約7割の人事担当者が「対応または対応を検討していることがある」としました。対応または対応を検討していることは「研修機会の拡充」が最多。次いで、「人事評価制度の変更」、「1on1などのコミュニケーションの機会の拡充」が続きました。「キャリアロードマップを策定する研修を導入した」「評価制度を見直した」「キャリアに関する1on1をしている」といった声が寄せられています。
【TOPICS】
(1)「キャリアの自律」への関心が「高くなっていると感じる」の回答が半数を超える
(2)「キャリアの自律」への関心が高い世代は「20代」
(3)「キャリアの自律」への関心が高くなっていることを受け、「対応または対応を検討していることがある」の回答が約7割
(4)「キャリアの自律」に関連して対応または対応を検討していることは「研修機会の拡充」が最多
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高くなっています。働き手の「キャリアの自律」への関心を、企業はどのように捉えているのかアンケートを実施しました。
(1)「キャリアの自律」への関心が「高くなっていると感じる」の回答が半数を超える
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13485/1358/13485-1358-b59b361f946e062776400abcd7d4da7c-2560x1920.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
社員や入社希望者の「キャリアの自律」への関心について、「関心が高くなっていると感じる」と回答した人事担当者が12.6%に上りました。「どちらかと言えば関心が高くなっていると感じる」37.7%を合わせると、半数以上の人事担当者が「キャリアの自律への関心が高くなっている」としています。「採用面接において、研修制度や入社後のキャリアプランを質問される機会が増えてきた」「キャリア形成支援への関心が高くなっている」などの声が上がっています。
■人事担当者の声
「資格取得に意欲的な社員が増えている」
「キャリアアップを理由とした社内公募制度の活用が高まっている」
「社内のキャリア形成支援制度について、拡充を希望する声が上がるようになった」
「キャリアに関するeラーニングコンテンツの視聴数が増えている」
「『キャリア形成』や『スキルアップ』を理由に転職する人が増えているように感じる」
「会社の指示(異動・配置)に従うだけではなく、自分がどうしたいか、どうありたいかを考える社員が増えたと感じる」
「若手のうちから、チャレンジの機会を得て成長したいという20代が増えている」
「転職を通じてキャリアを形成することを前提に、新卒での入社先を『ファーストキャリア』として就職活動をしている入社希望者が増えている」
(2)「キャリアの自律」への関心が高い世代は「20代」
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13485/1358/13485-1358-9665b478e7d43741c7016bfe648ad676-2560x1920.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
「キャリアの自律」への関心が高い世代は「20代」と回答した人事担当者が、75.9%に上りました。若い世代を中心に、「キャリアの自律」に関心を持っていることが分かります。次いで回答を集めたのは「30代」21.1%でした。
(3)「キャリアの自律」への関心が高くなっていることを受け、「対応または対応を検討していることがある」の回答が約7割
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13485/1358/13485-1358-771db1343561c7f0f9a812e421282d2d-2560x1920.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
「キャリアの自律」への関心が高くなっていることを受け、「対応していることがある」と回答した企業は27.2%でした。「対応を検討していることがある」42.7%を合わせると、約7割の人事担当者が「キャリアの自律への関心が高くなっていることを受け、対応または対応を検討していることがある」ことが分かります。
(4)「キャリアの自律」に関連して対応または対応を検討していることは「研修機会の拡充」が最多
![](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13485/1358/13485-1358-7b441445f5e48d23ea8041bbca418454-3424x1926.png?width=1950&height=1350&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)
「キャリアの自律」への関心が高くなっていることを受け、対応していること・対応を検討していることは「研修機会の拡充」が61.1%で最多。次いで、「人事評価制度の変更」47.5%、「1on1などコミュニケーションの機会の拡充」42.6%が続きました。「キャリアロードマップを策定する研修を導入した」「評価制度を見直した」「キャリアに関する1on1をしている」「社内公募制度を導入し、働き手自身が希望の仕事・ポジションに応募できる制度を導入した」「海外留学制度・国内留学制度を導入した」といった声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2025年1月10日~2025年1月23日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:企業・団体の人事担当者
・有効回答数:461件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代・30代の社会人、学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
[東証プライム上場・経団連加盟企業/主な提供サービス:20代専門転職サイト「Re就活」、30代向け転職サービス「Re就活30」、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)、合同企業セミナー「転職博」「就職博」、転職エージェント「Re就活エージェント」]
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