TIS、AI搭載型チャットボット作成サービス「Dialog Play®」にベータ版としてAzure OpenAI Serviceと連携する機能を付与

検索機能が強化され、FAQに登録されていない未知の語彙に対して、人間らしいより自然なコミュニケーションに対応

TISインテックグループ

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、AI搭載型チャットボット作成サービス「Dialog Play」に、ベータ版としてOpenAI社が開発したChatGPT、GPT-3/3.5/4といった生成AIモデルを利用可能なAzure OpenAI Serviceと連携する機能を付与することを発表します。

「Dialog Play」は業務に特化したチャットボットを作成することができるAIチャットボットプラットフォームです。「スマートシニアライフ事業」のLINE公式アカウント「おおさか楽なび」にも採用※1されています。

 

※1  https://www.tis.co.jp/news/2022/tis_news/20221221_1.html

 

今回の機能追加では、「Dialog Play」のFAQ検索機能にAzure OpenAI ServiceのAIモデルを活用することで検索機能が強化されます。チャットボット利用者はFAQに登録されていない未知の語彙に対して、一定の回答や人間らしいより自然なコミュニケーション対応ができるようになり、チャットボット管理者は汎用的質問についての回答などが改善されること

でFAQの準備の負荷軽減などのメリットがあります。さらに、チャットボットの利用方法としてもFAQやシナリオで回答するサービスから、雑談を交えたコミュニケーション支援ツールとして幅を広げる効果も見込めます。

 

「Dialog Play」はTISで自社開発したAIチャットボットのため、生成AIなど新しい技術も迅速にソリューションに取り入れることができます。


■背景

昨年末から話題のChatGPTについて、安全性(倫理的)の向上や従来より正確に回答をすることが可能なChatGPTが2023年3月にリリースされたことで、利用者数が爆発的に増加し世間での認知度も高くなりました。以前よりTISではAI・データ分析のプロフェッショナルであるTISインテックグループの澪標アナリティクス社と連携して多角的にChatGPTの評価を進めてきました。

検証の結果、OpenAI社が開発したChatGPTを含むGPT-3、CodexなどのAIモデルの利用が可能なAzure OpenAI Serviceを活用することでAIチャットボットの「Dialog Play」の機能強化に一部利用可能と判断し、まずはベータ版としてサービスを開始することにしました。

Azure OpenAI ServiceのAIモデルを「Dialog Play」のメインエンジンとして利用するのではなく、滑らかな会話や効果的な回答などの機能を強化する部分に活用することで、既存のAIチャットボットの優位性と生成AIの先進性をTISがチューニングすることでお客様に快適なサービスの利用環境を提供します。

 

■「Dialog Play」新機能の概要

・社内文書の投入によるFAQの自動生成

社内文書をAIモデルに投入することでFAQを自動生成できるため、FAQ作成の工数削減に活用頂けます。

※セキュリティの観点からお客様の判断で新機能を利用するか選択頂くことが可能です。

 

・生成AIによる回答内容の生成

 チャットボットとのやり取りで嚙み合わない会話の部分を分析、回答内容の生成、FAQに登録することで、より会話の質向上や未知の語彙に対しても自然なコミュニケーションが実現できる可能性が広がります。

 

<提供開始時期>

・2023年7月にベータ版を提供予定

※2023年10月より正式版とする予定

 

<提供形態>

・Dialog Playの新機能として追加

Dialog Play利用料内で利用可能(ADVANCEプラン&STANDARDプランが対象、LITEプランは対象外※2)、設定費用は別途見積り※3

 

※2 「Dialog Play」は必要最低限のみの機能をラインナップしたLITEと、実運用を前提としたSTANDARD版、よりセキュアか

つ拡張して利用することを前提にしたADVANCE版の3つを提供しています。

※3 ChatGPT提供側の料金体系に変更等があった場合、料金設定を変更する可能あり。

 

「Dialog Play」の詳細は下記をご覧ください。

https://www.tis.jp/service_solution/dialogplay/

 

■今後について

今後のAzure OpenAI Service と連携した機能アップについては、以下を予定しています。

1)問い合わせ履歴分析の機能拡張リリース(7/11)

2)質問文生成の拡張リリース(7/11)

また進化のスピードが劇的に早い生成AIを継続的に検証しつつ、「Dialog Play」に最適な機能を取り入れることで独自サービスの提供を目指します。

 

 

TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/

TISインテックグループのTISは、金融、産業、公共、流通サービス分野など多様な業種3,000社以上のビジネスパートナーとして、お客様のあらゆる経営課題に向き合い、「成長戦略を支えるためのIT」を提供しています。50年以上にわたり培ってきた業界知識やIT構築力で、日本・ASEAN地域の社会・お客様と共創するITサービスを提供し、豊かな社会の実現を目指しています。

 

TISインテックグループについて

TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心とした様々な社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

 

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※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

 


 

◆本サービスに関するお問い合わせ先

TIS株式会社 ビジネスイノベーションユニット

ビジネスイノベーション事業推進部 マーケティング窓口

E-mail:biu_marketing@tis.co.jp

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会社概要

TIS株式会社

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URL
https://www.tis.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー
電話番号
050-1702-4071
代表者名
岡本安史
上場
東証プライム
資本金
100億円
設立
1971年04月