第一志望ではない企業には「第一志望群だと伝える」が44.5%で最多。同時に複数の内々定保有に「抵抗ない」が過半数。
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、2026年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、「選考」に関するインターネットアンケートを実施しました。第一志望ではない企業から志望順位を聞かれた際に、「第一志望群だと伝える」との回答が44.5%と最多で、「第一志望だと伝える」の43.8%を上回りました。「第一志望だと伝える」と回答した学生からは、「やる気を見せたい」「志望度が高いほうが受かりやすいと思う」などの声が寄せられました。「第一志望群だと伝える」と答えた学生からは、「嘘にならず、かといって先方を不快にさせにくそう」「企業に対して興味を持ち、真剣に選考を受けていることを示すため」といった声が上がっています。また、同時に複数の内々定を持っていることについては、「抵抗はない」との回答が過半数を占めました。
【TOPICS】
(1)第一志望ではない企業には「第一志望群だと伝える」が44.5%で最多
(2)同時に複数の内々定を持っていることに「抵抗ない」が過半数
【調査の背景】
以前は100社以上の企業にプレエントリーし、30社以上の選考に参加する学生が少なくありませんでした。また、内定獲得のために、企業から志望度を聞かれた際は志望度にかかわらず「第一志望」と答える学生が多い傾向がありました。売り手市場が続いている最近は、「第一志望群」との表現が学生の間で定着してきました。自分の本音をどこまで正直に伝えるのか、「競争」よりも「協調」を重視する傾向があるといわれるZ世代の就職活動の特徴や考え方を探りました。
(1)第一志望ではない企業には「第一志望群だと伝える」が44.5%で最多

第一志望ではない企業から志望順位を聞かれた際に、「第一志望群」と伝える学生が44.5%を占め、「第一志望だと伝える」との回答43.8%を上回りました。「第一志望だと伝える」と回答した学生からは、「やる気を見せたい」「志望度が高いほうが受かりやすいと思う」「そう答えないと落ちる」「それがマナーだと思う」などの声が寄せられました。一方、「第一志望群だと伝える」と答えた学生からは、「嘘にならず、かといって先方を不快にさせにくそう」「企業に対して興味を持ち、真剣に選考を受けていることを示すため」「自分の就活の基準に合っていれば内定をいただきたいため」といった声が上がりました。
(2)同時に複数の内々定を持っていることに「抵抗ない」が過半数

同時に複数の内々定を持っていることについて、「抵抗はない」と回答した学生が「あまり抵抗はない」と合わせて52.6%で過半数を占めました。「内定はあればあるほどいい」「比較検討できる方がいい」「自分のキャリアを慎重に選択するためには、複数の選択肢を持つことが重要」などの声が上がりました。「抵抗がある」7.5%と「やや抵抗がある」20.3%を合わせると、3割弱でした。「不義理であるように感じる」「嘘をついたことの罪悪感」「企業に申し訳なく感じる」などの声が寄せられています。
■調査概要
・調査期間:2025年3月4日~2025年3月23日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)」へのサイト来訪者
・有効回答数:281件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
■株式会社学情とは
株式会社学情は、「つくるのは、未来の選択肢」をパーパスに、20代・30代の社会人、学生の転職・就職を支援するサービスを提供しています。一貫してキャリアの起点となる「初めての転職」「就職」を支援。これからを担う世代にひとつでも多くの選択肢を示すことで、働き手・企業・社会の未来に貢献していきます。
[東証プライム上場・経団連加盟企業/主な提供サービス:20代専門転職サイト「Re就活」、30代向け転職サービス「Re就活30」、スカウト型就職サイト「Re就活キャンパス」(※2025年3月1日より、あさがくナビからブランドリニューアル)、合同企業セミナー「転職博」「就職博」、転職エージェント「Re就活エージェント」]
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