「パテ・クルート世界選手権2019 」セルリアンタワー東急ホテル 塚本治 優勝 史上初!日本拠点シェフとして初優勝!
12月2日(月)フランス・リヨンにて開催 世界中のシェフが集結 シャルキュトリの技と味を競う 世界大会での快挙!
「パテ・クルート世界選手権2019」優勝の瞬間
詳細はこちら https://www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/restaurant/coucagno/plan/57639/index.html
セルリアンタワー東急ホテル(東京都渋谷区、総支配人:宮島芳明)のシェフ塚本治が、日本シャルキュトリ協会(東京都千代田区:会長Christophe PAUCOD[Lugdunum Bouchon Lyonnais 代表取締役])によりアジア代表として送り出された「パテ・クルート世界選手権2019」にて初優勝を飾りました。日本を拠点に活動するシェフとしては初の受賞、塚本自身は2度目の世界大会への挑戦で果たした快挙となります。
セルリアンタワー東急ホテル 塚本治
塚本治 世界決勝作品
世界決勝 盛り付けシーン
日本を拠点に活動する、日本人のシェフが受賞した初快挙ということもあり、現地フランスでは既にセンセーショナルなニュースとして発信されています。今回の栄誉ある結果を機に、日本シャルキュトリ協会とセルリアンタワー東急ホテルでは、日本におけるシャルキュトリの魅力発信やフランス料理の技術向上に寄与するべく、引き続き努めてまいります。
【パテ・クルート世界選手権2019 開催実績】
大会名称:パテ・クルート世界選手権2019 (フランス語名 「la Finale du Championnat du Monde de Pâté-Croûte 2019」)
実施日:2019年12月2日(月)
会場:フランス・リヨンRestaurant Selcius https://www.selcius.fr/
審査方法:試食審査会 ・パテ(全体)のビジュアル/パテ(カット)ビジュアル/ジュレ(ゼリー状の調理法)の味/クルートの味、火入れの状態、全体の味(バランス、ファルスの味)
決勝出場者数:13名 (内日本拠点選手2名)
審査員数: 審査委員長 1名 審査委員 24名 ※審査員の名前は別紙参照
世界決勝 審査風景
審査委員長
Le chef René MEILLEUR (HOTEL RESTAURANT LA BOUITTE - SAVOIE***)
審査委員
Gabriel Paillasson, MOF pâtissier et MOF glacier
Daniel Leron, MOF cuisinier
Bernard Leprince, MOF cuisinier
Christophe Roure, MOF cuisinier
Alain Le Cossec, MOF cuisinier
Jérôme De Oliveira, pâtissier, Champion du Monde de Pâtisserie 2009
Valérie Cristina, chef
Karen Torosyan, chef étoilé et Champion du Monde de Pâté-Croûte 2015
Daniel Gobet, Champion du Monde de Pâté-Croûte 2018
Frédéric Vardon, chef étoilé
Vincent Guerlais, chef pâtissier et chocolatier, Président Relais Desserts
Christophe Paucod, cuisinier étoilé à Tokyo
Gilles Verot, Charcutier, Vice-Champion du Monde de Pâté-Croûte 2010
Sébastien Bouillet, chef pâtissier et chocolatier
Amandine Chaignot, Chef
Odile Mattei, journaliste gastronomie
Luc Dubanchet, fondateur d’Omnivore
Frédéric Berthod, chef cuisinier
Frédéric Côte, chef cuisinier
Stéphane Durand-Souffland – Journaliste Gastronomie
Vincent Ferniot, journaliste gastronomie
Olivier Ginon, PDG GL Events
Michel Chapoutier, vigneron de la Vallée du Rhône
Mathilde Chapoutier, Directrice Commercial du Groupe
★日本シャルキュトリ協会とは★
【協会概要 】
シャルキュトリとはフランス語で食肉加工品を意味し、ワイン、チーズと並んで、フランスの食文化の根幹をなすものです。豊かなフランスの食文化をフランスシャルキュトリを通じて正しく紹介し、フランス本国との食文化交流を深めることを目的として活動をしています 。2013(平成25)年4月設立。
公式サイト:http://charcuterie.jp/
【日本シャルキュトリ協会による「パテ・クルート世界選手権アジア大会」について】
シャルキュトリの中でも特にプロによる高度なテクニックが必要とされるのが「パテ・クルート」です。日本シャルキュトリ協会では2015年から「パテ・クルート世界選手権アジア大会」を開催しております。世界一の「パテ・クルート」を決める世界選手権がフランスで毎年12月、2009年から開催されています。日本で開催されるアジア大会はその出場権をかけてのコンクールでフランス本国からMOF※1シェフを審査委員長に招き、フランス人と日本人で構成された審査委員により厳正な試食審査が行われます。年々参加者が増え、本年度は全国の有名ホテルや各都市のレストランのシェフを中心に70人を超える応募となりました。
7月16日に行われた第一次審査の結果12名のファイナリストが選出されました。5周年を迎えたアジア大会決勝はフランス大使公邸で10月2日に開催されました。
アジア大会 審査風景
塚本治「アジア大会」エントリー作品
塚本治「アジア大会」エントリー作品
※1 MOF:国家最優秀職人賞(Meilleur Ouvrier de France)。フランス文化の最も優れた継承者たるにふさわしい高度の技術を持つ職人に授与される称号。
アジア大会 優勝
日本シャルキュトリ協会 会長(「パテ・クルート世界選手権2019」世界決勝 審査員)
本年度の世界選手権は全体的にレベルが高かった。特に6位までの作品は素晴らしかった。優勝した塚本選手と2位のDETROZ-GABERT 選手(Les Cocottes de Christian Constant /France)との採点差はわずか6点。塚本選手の優勝の決め手は味付け、ファルスの色、生地の仕上がりがしっかりしていてシンプルでエレガントだったこと。味や構成が複雑すぎる作品は選ばれなかった。フランスでは多くのメディアがこの大会を注目した。日本でも同様にメディアの注目度が高まることを期待したい。今年はプロの世界選手権の前に料理学校の生徒たちのコンクールもあったが日本でも料理学校の生徒を対象にコンクールを行うのもパテ・クルートの普及によいかもしれない。また70点の応募をいただいた第一次審査はレシピと写真で決まったが、来年は試食を加えてみてはどうかと思う。
★塚本 治 コメント
まだまだ未熟者の私でございますが、「パテ・クルート世界選手権2019」で優勝し、世界一になることができ大変光栄に思っております。また私を技術的にも精神的にも支えてくださった皆さまへの感謝の気持ちでいっぱいです。
これからはこの経験を活かして、自分自身のさらなるスキルアップとともに、後進の指導育成に力を注ぎ、セルリアンタワー東急ホテル、並びにフランス料理の発展に貢献していきたいと思っております。
★塚本治(つかもと・おさむ)プロフィール
タワーズレストラン「クーカーニョ」シェフ
セルリアンタワー東急ホテル「クーカーニョ」シェフ塚本治(つかもと・おさむ)
1998年、武蔵野調理師専門学校卒業。
2001年、セルリアンタワー東急ホテル開業とともに総料理長 福田順彦に師事。メインキッチンにて宴会や婚礼の調理に関わり、その後ガーデンキッチン「かるめら」にてレストラン部門を経験。日常業務とともに、総料理長が講師を務める料理教室のアシスタントなど様々な業務に携わってきた。
2018年、現在の職場であるタワーズレストラン「クーカーニョ」に異動。
同年、アシスタントシェフに昇格。スーシェフとして調理場内の運営を司るほか、日々後輩の育成にもあたっている。
自身の技術向上のために研鑽を積み、多くのコンテストや大会にも果敢にチャレンジし受賞を重ねているが、ここ数年はパテ・クルートの精度の向上に注力。紆余曲折を重ねながら今回の世界選手権優勝を見据えて日々鍛錬してきた。
料理人を目指したきっかけは「弟に食事をよく作っていました。そのときに作った料理を、弟が笑顔で美味しそうに食べる姿を見て料理人になりたいと思いました」「音楽や美術が好きで、何か表現をする仕事に就きたいと思っていました」と語る。
<主な受賞歴>
2010年 第14回FFCCコンクール メートル キュイジニエ ド フランス“ジャン・シリンジャー杯”入賞
2012年 第6回エスコフィエ・フランス料理コンクール 準優勝
2015年 第1回パテ・クルート世界選手権 アジア大会決勝 準優勝
2016年 第2回パテ・クルート世界選手権 アジア大会決勝 準優勝
2017年 第3回パテ・クルート世界選手権 アジア大会決勝 優勝
2017年 パテ・クルート世界選手権2017 世界決勝 審査員特別賞
2019年 パテ・クルート世界選手権2019 世界決勝 優勝
以 上
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