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福島県で「第2回 浜通り連携協定サミットin南相馬」開催!地域課題の“解”を浜通りから世界へ届ける

2023年2月14日・15日の2日間、福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドで「第2回浜通り連携協定サミットin南相馬」が開催されました。

2回目の開催となる「浜通り連携協定サミット」は、2021年2月に東日本大震災からの復興並びに福島県浪江町、双葉町および南相馬市が目指す、夢と希望のある未来の“まちづくり”の実現に向け締結された「福島県浜通り地域における新しいモビリティを活用したまちづくり連携協定(以下、連携協定)」のもと、協定に参画する同3自治体と8つの企業の集いです。エネルギー・モビリティ・地域活性化・強靭化の4領域において、各社の資源や先進技術、ノウハウを互いに共有し、持続可能なまちづくりに向けた様々な活動を推進。今回のサミットでは、更なる発展と連携強化に向け、以下の新たな取り組みを発表しました。

1.浪江町の「道の駅なみえ」で実証した電気自動車(以下、EV)を活用したエネルギーマネジメントシステムを南相馬市の施設へ導入する。老朽化した既存設備とEVの組み合わせで効率的にBCPを再構築し再生可能エネルギーの利活用も推進する。また、災害時の本部機能を維持しながら「走る蓄電池」となるEVと可搬機器を通じて、複数施設での災害時協力体制を構築する

2.災害による停電発生時、自治体(南相馬、浪江町)からの要請に応じて、日産グループ(日産自動車、フォーアールエナジー、福島日産自動車、福島日産自動車)が、EVやEVからの外部給電に必要な関連機材を貸与する。併せて、有事の際の円滑な運営体制の構築と、機器を適正に使用できるよう、日頃からの啓発活動や情報共有等を実施する

サミットには連携協定パートナー11者ほか、関連する省庁や県からも多くの来賓が参列、地域で活躍する企業や団体も参加し、浜通り地域のビジョンを語ったほか、その主旨をグラフックレコーディングでビジュアル化し想いを共有しました。浜通り地域での活動は日本全国の地方都市、さらには世界にも発信できる「解」であることを共通認識として、今後の取り組みでのさらなる団結と発展を誓いました。