“氷見の食材を世界へ” 松本魚問屋がプロの料理人向けツアーサービス開始!
「氷見テロワールの旅-至高の食材を求めて-」世界で活躍する料理人が氷見市に集結した初回ツアーのスペシャルムービーを公開!
富山県氷見市で創業100年以上の歴史を持つ有限会社松本魚問屋と「地域文化資本ラボ」を運営する合同会社quod(クオド)は、氷見の豊かな食材を世界に発信する取り組みとしてプロの料理人向けツアー「氷見テロワールの旅-至高の食材を求めて-」を新サービスとしてスタート!初回のツアーを開催しました。
一流の料理人に氷見の食材の魅力と地域風土や漁業文化など食材が美味しい背景を伝えるこのツアーを通じて、氷見の魚介の良さを至高の料理人たちの間で認識してもらうべく、その価値を広めていきたいと考えています。
1月に開催された初回のツアーでは世界的に活躍する気鋭の料理人3名が集結しました。富山の地域文化に触れ、氷見の漁業・漁法や魚介をはじめとする食材について学び、氷見では実際に新鮮な食材を地元の寿司店で味わいました。また料理人が実際に現地で料理をしたことも含めて、氷見の食材への理解が深まる機会になり、本ツアーで伝えたかった氷見の食材・魚介の良さを参加者に感じてもらえたツアーとなりました。本ツアーのスペシャルムービーを公開します! こちらから
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<ツアー参加料理人>
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ダニエル・カルバート
ロンドン「The Ivy」「L’Autre Pied」などを経て、NYの3つ星レストラン「Per Se」では最年少のスーシェフに。その後パリの3つ星レストラン「Epicure」を経て、「SÉZANNE」でエグゼクティブシェフに就任。オープンからわずか3年の2024年「アジアのベストレストラン50」で1位、ミシュランガイド東京2025で3ツ星を獲得、今世界で最も注目を集めるシェフの一人。
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庄司夏子(しょうじ・なつこ)
「ル・ジュー・ドゥ・ラシエット」(現「レクテ」)、「フロリレージュ」を経て、オーナーシェフとして24歳の時にスイーツ専門店「été」を開業。宝石箱のようなマンゴータルトが“幻のケーキ”と称され人気を呼び、翌年スイーツ店を併設した1日1組限定レストランに。2020年「アジアのベストレストラン50」にて「ベストパティシエ賞」を日本人として初めて受賞。2022年には「アジアの最優秀女性シェフ賞」受賞。
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橋場俊治(はしば・しゅんじ)
服部栄養専門学校を首席で卒業後、日本最高峰の鮨店のひとつ「鮨さいとう」の齋藤孝司氏の右腕として長年務め、2020年「鮨しゅんじ」として独立。市場だけでなく全国の生産者から直接仕入れ、素材に向き合い、そこに込められた想いを鮨に込める。「革新してこそ伝統は続く」という信念のもと、素材を活かす新しい発想を取り入れた現代の江戸前鮨で頂点を目指す。2025年新湊に鮨オーベルジュを開業予定。
▪️氷見の食、漁業文化を世界へ発信、未来に残すために
氷見漁港は「天然の生簀」とも称されるほど、新鮮な魚が豊富に水揚げされる漁港です。最大水深約1,200mの富山湾は、寒流と暖流が交わる環境にあり、約500種類もの多種多様な魚介類が育まれます。特に寒ブリをはじめとする旬の魚は、一流の料理人たちも驚く高い品質と鮮度を誇っています。松本魚問屋はこの豊かな氷見の魚介の魅力や食文化を未来に残していくため、このツアーを地域文化資本ラボを運営するquodとともに企画しました。
今回のツアーでは新湊漁港、氷見漁港での競りを見学し、その食材をその日に最高の鮮度で実際に料理人たちが味わい、食材の良さを体感。氷見漁業文化センターでは定置網や漁業についての解説を受け、美味しい食材の背景を学びました。
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▪️参加料理人のコメント「衝撃を受ける鮮度」「漁法の素晴らしさ」
「400年も続く漁法が今も続いていることが素晴らしく、驚いた」「海老や蟹など今まで扱ったことのある食材が、現地の鮮度で食べると、全く違う食材に感じられて、衝撃を受けた」「富山湾の魚がなぜ美味しいのかその背景を知ることができてよかった」との声が上がり、世界で活躍する料理人たちに氷見の食材の魅力が充分に伝わりました。実際にその日に仕入れた魚介を使って料理し、互いに学び合いながら味わう場所も設けました。
▪️松本魚問屋 専務・松本幸一郎のコメント「富山の食材の魅力を再確認できた」
このツアーを企画し、料理人たちを案内した立場としても、ツアー全体を通して充実感があり、今後の可能性を十分に感じさせてくれるツアーとなりました。
「先人達が築き上げたサステナブルな定置網漁業の素晴らしさを参加してくれた料理人の皆さんに伝えることができた。自分自身も、実際に目の前で美しく料理に生かされていく食材を見て、富山の食材の魅力と可能性を再確認できた」(企画・案内担当:松本魚問屋 専務・松本幸一郎)
◯ツアー初日の様子
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◯ツアー2日目の様子
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▪️「氷見テロワールの旅-至高の食材を求めて-」今後のツアー予定
今回の第一回ツアーが現在世界で活躍する料理人たちの間でSNSでの発信を通して話題となりました。「次回があればぜひ参加したい」との声が数多く上がったため、今後定期的にプロ料理人向けのツアーを実施していくことになりました。今後のツアー日程や申し込み方法は下記のサイトで公開していきます。
「氷見テロワールの旅-至高の食材を求めて-」公式サイト https://matsumoto-uodonya.co.jp/trip/
▪️【松本魚問屋×quod】氷見での今後の展望
氷見の魅力を世界へ、世界から氷見へ―
松本魚問屋とquodは、氷見の豊かな食材を産地で存分に味わえるオーベルジュを構想中です。「口福の里海」をテーマに氷見を魚のガストロノミーの聖地にすべく、氷見駅前エリアを中心とした地域開発を進めています。ホテル運営会社などとも連携しながら、氷見ならではの最高の食材、素材を活かした技、地域文化を体験できる場を創出し、氷見の漁業・食の魅力を世界へ発信していきます。
▪️有限会社松本魚問屋(富山県氷見市)
富山県氷見市で創業100余年の老舗魚問屋。富山湾で水揚げされる新鮮な海産物に加え、オリジナル加工品を提供しており、特に氷見産寒ブリやほたるいかが全国的に高い評価を獲得し、多くの料理人から信頼されている。
「氷見の魚·魚食文化を次世代に残したい」という強い想いのもと、鮮魚卸売業にとどまらない幅広い事業を展開。「毎日おさかなひとくち」をコンセプトとした商品開発や、オンラインストアの運営に注力。さらに今後は氷見の食材を世界へ発信し、氷見の活性化を目指していく。
松本魚問屋公式サイト https://matsumoto-uodonya.co.jp/
▪️合同会社quod(富山県富山市/東京都港区)
地域の方々と共に、地域を象徴するプロジェクトを多数生み出し、PRしていく「ローカルプレイスブランディング」に取り組んでいる。特に、地域の文化資本を生かした物件・プロジェクトの開発・地域経営と地方企業のPRを強みにもつ。また、地域に眠っている文化資本について、研究・活動していく「地域文化資本ラボ」を運営している。富山県では、西部エリアのDMOである(一社)富山県西部観光社 / (株)水と匠の経営企画・物件開発の担当としても活動中。
quod公式サイト https://cfquod.jp/
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