和歌山県産青唐辛子を使用したピリ辛が食欲をそそる 『青唐辛子金山寺味噌』醤油醸造発祥の地から10月30日に新発売
和歌山県湯浅町は、醤油醸造発祥の地として日本遺産に認定されています。金山寺味噌は、現在の醤油のもとになったものといわれています。
醤油醸造発祥の地として知られる和歌山県湯浅町で、醤油のもととなった金山寺味噌の製造を明治14年(1881年)から行う老舗の醸造元『丸新本家』(本社:和歌山県有田郡湯浅町、代表:新古 敏朗)は、和歌山県で生産された青唐辛子を使用した「青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~」を2025年10月30日(木)みその日から新発売します。

■金山寺味噌とは
「金山寺味噌」は、お味噌汁などで使用する味噌とは違い、米、大麦、大豆、茄子、ウリ、生姜、シソなどの野菜が入った自然発酵のおかず味噌で、和歌山県が発祥の地として知られております。食べ方としては、ご飯の上にのせてお茶をかけるお茶漬けや、煮だしたほうじ茶の中にご飯を入れて炊く、茶粥(郷土料理)のトッピングなどがあり長年愛され続けています。

■開発背景
『辛みそのようなピリ辛な金山寺味噌食べてみたい』という社員の何気ない一言から製造に取り掛かりました。青唐辛子の配合割合の検討を重ね、辛すぎないちょうどよい割合に。さらに、ゆずを合わせると柚子胡椒のような料理のアクセントにもなるのではないかと、ゆずの風味をプラスすることにしました。出来上がった金山寺味噌は味噌の甘さと青唐辛子の辛さ、柚子のさわやかな風味が絶妙に調和し、食べだすと止まらなくなるような、あとを引く味わいになりました。
■おすすめの料理例
おにぎりの具やお醤油の代わりにお豆腐に乗せて、
ひき肉と炒めて辛味のマイルドな和風ガパオ など

おにぎり

お豆腐の金山寺味噌がけ

和風ガパオ
■こだわり
*国産原料
金山寺味噌は和歌山県発祥のおかず味噌で、製造過程で出る〈たまり〉は現在の醤油のもととなったと言われています。弊社の金山寺味噌は、使用する金山寺麹(大豆、裸麦、米を原料に麹菌を付けて製麹したもの)から自社で製造しています。一緒に混ぜ込む野菜も国産原料を使用し、丁寧に発酵熟成させています。また、金山寺味噌に使われる茄子は湯浅町の伝統野菜〈湯浅なす〉で、生産が途絶えかけていたものを地域の農家さんや自治体の方のお力を借りて復活させた貴重な茄子です。
*県内で生産されたものを全国へ
林野庁「都道府県別森林率・人工林率」調査によると令和4年3月31日現在、和歌山県の森林率は77%。県土の約4分の3が山林に覆われて山・海・川に囲まれた自然豊かな地域です。
この豊かな自然環境の中で育まれる農林水産物には、全国的に知られているものから、生産量が限られ、県外にはほとんど流通しない希少なものまで、実に多様な魅力があります。
私たちは、こうした和歌山県産の農作物を、伝統食である金山寺味噌に活用することで、地域の魅力をより広く発信していきたいと考えています。自然の恵みと食文化が融合した金山寺味噌を通じて、和歌山県の豊かさを感じていただけるよう努めてまいります。

■製品概要
名称:青唐辛子金山寺味噌~柚子風味~
価格:150g 604円(税込み)
特長:*和歌山県産の青唐辛子を使用
*国産原料へのこだわり
*味噌の甘み、青唐辛子の辛味にゆずの風
味が調和
販売場所:湯浅醤油有限会社醤館、丸新本家本店
丸新本家株式会社(田辺店・南紀白浜とれとれ市場店)
■みその日とは
毎月30日は、日本の伝統的な食文化の継承と発展を目的として、全国味噌工業協同組合連合会が制定したみその日です。
■丸新本家
創業1881年。丸新本家は、和歌山・湯浅の地で144年にわたり金山寺味噌を作り続けてきました。
創業当時から変わらぬ製法を守り、素材の持ち味を活かした丁寧な味噌づくりにこだわり続けています。
米麹の製造から自社で一貫して行い、金山寺味噌や普通味噌に加え、生米麹や金山寺麹など、発酵の魅力を伝える多彩な商品を展開しています。
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