NDIソリューションズ、汎用AIチャットボットCB3シリーズに「データセットジェネレーター」を新機能として搭載。ChatGPTを活用しコーパス作成・運用の工数を大幅に削減
NDIソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井 淳文)は、汎用AIチャットボットCB3シリーズに「データセットジェネレーター powered by ChatGPT(以下データセットジェネレーター)」を新機能として追加したことを発表しました。
データセットジェネレーターは、対話型AIの機械学習に必要なデータセットのうち、質問文の表現を多様化させる機能です。
CB3のコーパス管理者は新機能を利用することで、追加の質問と回答のセットを短時間で生成できます。これにより、CB3の利用者は質問に回答できない状況を減らし、より便利なチャットボット体験を享受することができます。
またデータセットジェネレーターはCB3のコーパス運用における効率改善にも大きく貢献します。従来、コーパス管理者は言い回しの異なる複数の質問文を独自に工夫して作成する必要がありましたが、新機能によりこの作業が自動化され、膨大な労力と時間を節約することができます。
データセットジェネレーターとは |
1.質問のバリエーションを自動生成
CB3の管理画面で登録された任意の質問文を選択し、「質問のバリエーションを増やす」ボタンをクリックすると、10種類の質問文のバリエーションが自動的に生成されます(※)。
※この機能はOpenAI社のChatGPTの機能を利用しているため、お客様にてOpenAI社のAPI有料プランの登録と料金が必要になります。
<管理画面から増やしたい質問文の回答を選択>
<ボタン一つで質問のバリエーションを作成>
2.質問のバリエーションを選択・登録
生成された質問文は確認画面で表示され、不適切な言い回しがある場合はチェックを外して登録を行います。
<登録済の質問を選択し、ChatGPTを利用した質問のパターンを作成することが可能>
データセットジェネレーターによる効果 |
新機能の導入により、以下のような効果が得られます。
◎ AIチャットボットの運用における負荷を大幅に軽減
AIチャットボットでは1つの回答に対して異なる言い回しを持つ質問文を10個程度作成することが推奨されていますが、新機能により質問文の作成作業が自動化されるようになります。これまで、管理者(作成者)にとって大きな負担となっていたこの作業が、自動化により大幅に軽減されます。
◎ ユーザーの利便性と満足度の向上
新機能により、CB3のコーパス管理者は短時間で追加の質問と回答のセットを準備することができるようになります。これによりユーザーが回答を得られないと言う状況を減らし、CB3の利便性と満足度を更に向上させます。
データセットジェネレーターは、コーパス管理者の効率性とチャットボット利用者の利便性の両面で大きな改善をもたらします。
汎用AIチャットボット CB3について |
CB3は、社内の問い合わせ対応や外部のお客様対応など、幅広い用途で活用できる汎用AIチャットボットです。他のシステムとの連携も可能であり、業務システムの共通したUI(ユーザーインターフェース)としても利用できます。
CB3は単なる質問応答だけでなく、その後に利用すべきシステムへナビゲートしたり、専門知識/スキルが無い人でもあらゆるシステムをチャットボット経由で利用したりできる、新しいシステム利用の体験を実現するために機能強化を継続しています。
製品紹介サイト:https://solution.ndisol.jp/cb3
<各社の商標または登録商標>
・記載の会社名、製品名は、それぞれ会社の商標または登録商標です。
強化機能の提供時期 |
2023年8月1日より提供を開始します。
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<本件に関するお問い合わせ>
NDIソリューションズ株式会社 ソリューション戦略本部 マーケティング部 担当:一本木・菅
Email : ndi.marketing@ndisol.com
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