QuickCEP 約20億円の資金調達を完了
〜グローバルAIエージェント市場での成長を加速〜
AIエージェントを活用した海外向けEC/CXソリューションを提供する QuickCEP(本社:シンガポール 日本支社:東京都中央区京橋) は、約20億円の資金調達を完了いたしました。本ラウンドには複数のグローバルVCおよび事業会社が参加し、AIエージェント領域における技術開発とグローバル事業拡大をさらに加速させます。

■QuickCEPについて
QuickCEPは、海外向けEC運営に必要となる AIエージェント・チャットサポート・CDP・マーケティング自動化 をワンストップで提供するSaaSプラットフォームです。
Pop Mart、TCL、Honor、Xiaomiなどのグローバルブランドをはじめ、Aolei、Jisu、Saiwei TimesといったDTC型の越境ECブランド、さらに海外市場で実店舗サービスを展開する飲料・物流・小売系ブランドまで、幅広い企業のCX運用を支援しています。
■リード投資家コメント
今回の資金調達をリードしたグローバルVCのパートナーは、次のように評価しています。
「私たちは、AIが企業の業務効率と顧客体験を大きく変革する力を持つと確信しています。QuickCEPの創業チームは、製品・技術・市場・運用のすべてにおいて高い能力を備えており、クラウド型カスタマーサービス領域での経験と実績も豊富です。
QuickCEPのAIエージェントソリューションは、グローバルブランドの本質的なニーズに応えるものであり、世界的に進む「AIによる業務高度化(ディープエンパワーメント)」の潮流に完全に適合しています。
Pop Mart や Honor など、多くのブランドが QuickCEP を活用することで、リアルタイムなインタラクションとデータ蓄積を実現しています。
QuickCEPが今後も技術革新と市場拡大を進め、世界のブランドに貢献していくことを強く期待しています」
■調達資金の用途
今回調達した資金は、以下の領域に重点投資されます。
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AIエージェント技術の高度化
自動対応率向上、多エージェント連携、モデルアップグレード研究を強化。 -
グローバル製品の拡張とローカライズ
多言語対応強化、CDP/MAの高度化、地域特化のCX設計など世界標準プロダクトを構築。
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グローバル事業の拡大
欧米・中東・アジア圏でのオペレーションチーム強化、現地パートナーアライアンスの形成。
■グローバル市場で進む「次世代CX」の潮流
海外EC領域では、
・24時間体制の顧客対応
・人手不足
・高度な顧客体験の必要性
などの課題が共通しており、AIエージェント導入が急速に拡大しています。
QuickCEPのAIエージェントは、
・問い合わせの 85%以上を自動解決
・オペレーション効率大幅改善
・顧客満足度の向上
・グローバルEC運営の最適化
といった成果から、高い評価を得ています。
■QuickCEP日本支社について
QuickCEP日本支社は、海外企業の日本進出、および日本企業のグローバル、インバウンド事業を支援するため、
・AIエージェント導入支援
・多言語対応チャット/カスタマーサポート構築
・CRM・マーケティング自動化設計
・CDP導入・データ利活用支援
をワンストップで提供しています。

■QuickCEP CEO Billy Chenコメント
QuickCEP CEO Billy Chen 氏は次のように述べています。
「市場には多くのAI製品がありますが、大企業の業務プロセスにエージェントを実装し、組織能力として組み込むことができる製品はほとんどありません。
QuickCEPは、消費者がブランドに最初に接触する瞬間から、マーケティング、オペレーション、カスタマーサービスまで、企業のあらゆる部門と連携しながら、ライフサイクル全体を一貫して支援できる点が大きな強みです」
さらに同氏は、AIエージェントの「記憶」機能について次のように述べています。
「AIエージェントは、顧客とのすべての対話を蓄積し、精緻なタグプロファイルを生成します。
これにより、マーケティングからアフターサービスに至るまで、一人ひとりに合わせた“正確で温かみのある体験”を提供できます。これは、人間には難しい能力です。」
◾️まとめ
QuickCEPは、AIエージェントを中心とした次世代の顧客体験(CX)を実現するために、技術・製品・運用のすべてを統合したプラットフォームとして進化を続けています。
今回の資金調達により、グローバル市場での事業展開、AIエージェント技術の高度化、そして日本企業を含む世界中のブランドの成長支援を、これまで以上に加速させてまいります。
QuickCEPはこれからも、企業と消費者のコミュニケーションの在り方を根本から変える存在として、
“世界基準のCXを誰もが実現できる未来” を創り続けます。
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