ハラスメント撲滅に向けた究極のプロテクション法

~意識改革に重点を置いた「対人バウンダリー強化講座」(ハラスメント対策編)を開催~

令和2年6月から大企業で施行されたパワハラ防止法(改正労働施策総合推進法)。ところがいまだにハラスメント関連の相談件数は増加傾向にある。厚生労働省によると、令和2年度に総合労働相談コーナーに寄せられた相談は前年比8.6%増の年間約129万件にも上ったという。令和4年4月には同法が中小企業向けにも施行されたが、ハラスメント関連の痛ましい報道は後を絶たない。
そこで一般社団法人HITキャラクトロジー心理学協会( https://characterogy.com )では、ハラスメントを受けてしまう側の「意識改革」に重点を置いた「対人バウンダリー強化1Day講座」(ハラスメント対策編)および「同マスター養成講座」を考案。これらを令和4年7月24日(日)より開講( https://characterogy.com/curriculum_boundary/#link2 )。ハラスメントの撲滅を目指す。

■ハラスメントを受けても「NO」と言えない人々

ハラスメント(Harassment)とは、嫌がらせやいじめを意味し、相手に不快感や不利益を与え、その尊厳を傷つけることを指す。パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなどの言葉があるように、さまざまな場面でハラスメントが起きている。ところが日本人は他者とのバウンダリー(境界線)が曖昧なため、どのシーンでどのように「NO」を伝えればよいかがわからないというケースが非常に多い。

「NO」を言えない人々は、幼少期に家族や近しい人から不快なバウンダリーの侵され方を繰り返しされてきた傾向にある。そのときにどうすればよかったのかがわからず、当時の意識のまま大人になってしまったため、同じようにバウンダリーを超えて侵入してくる人に対して、どう対処してよいかがわからず、途方に暮れてしまうのだ。
 

 

 

 

■自分を守るために知っておきたい7つのバウンダリー(境界線)

ハラスメントをしている側は、「これまでの風習だから」「たんなる悪ふざけだから」などの思いから、自分が相手のバウンダリーを侵し、ハラスメントをしていると気づいていないことも多い。だからこそ、それを受けている側が正しいバウンダリーの知識と「NO」の伝え方を学ぶ必要がある。知識をつけて強くなり「NO」を言うことで、自分自身を守るのと同時に相手の人間的な成長を促し、ハラスメントをなくしていくことができる。

なお、バウンダリーは自分の内側に起こる反応をみるときに使う「セット・バウンダリー」、自分の外側からくる影響をみるときに使う「ドロー・バウンダリー」に大別される。ハラスメントの問題を解決する際に覚えておきたいのは後者で、次の7つのバウンダリーに細分化される。

①  身体的バウンダリー ②空間的バウンダリー ③時間的バウンダリー ④社会的バウンダリー ⑤役割的バウンダリー ⑥金銭的バウンダリー ⑦環境的バウンダリー

 


 
■優先順位が高いバウンダリーから「NO」を言う

私達の周りにはさまざまなバウンダリーが存在するため、優先順位を知って対処する必要がある。先に示したバウンダリーは①から⑦の順番で優先順位が高くなっている。たとえば「会議室で男性の部長とミーティングの準備をしていたとき、手を握られた。どう対応すればよいかわからず固まってしまった」という女性社員の場合。会社で起きたことなので「④社会的」、2人だけの会議室で起きたことなので「②空間的」、上司と部下という立場なので「⑤役割的」、手を握られたので「①身体的」と、この出来事には少なくとも4つのバウンダリーが絡んでいることがわかる。

この場合はもっとも優先順位の高い「①身体的」バウンダリーを意識し、「部長、困ります」などの言葉で「NO」を伝え、バウンダリーを超えていることを明確に相手に伝えることが必要となる。

 

 


 
■中小企業のパワハラ防止法対策にも活用できる

このように「NO」と言うべきときに、どのように伝えるか。その方法を詳しく解説するのが、令和4年7月24日(日)より開講する「対人バウンダリー強化1Day講座」(ハラスメント対策編)および「同マスター養成講座」だ。オンラインで行われるため、全国どこからでも受講可能。

パワハラ、セクハラ、モラハラ、マタハラなど各種ハラスメントの対策はもちろん、友達、先生、義理の親など多様な人間関係において「この場合はどのように相手に『NO』と伝えたら正解なのか」と悩む場面でも同講座の内容は活用できる。令和4年4月に中小企業にむけて施行されたパワハラ防止法への取り組みを考えている中小企業にも役立つ内容となっている。この講座を開催することを通じて、⼀般社団法人HITキャラクトロジー心理学協会では、さまざまなハラスメントの撲滅を目指していく。

 
対人バウンダリー強化講座(ハラスメント対策編)詳細及びお申込みページ

https://characterogy.com/curriculum_boundary/#link2

 

 

■協会概要
協会名 : ⼀般社団法人HITキャラクトロジー心理学協会
代表理事 : ⼭本 美穂子
所在地 : 愛媛県松山市北条辻1265番地2
TEL: 050-1111-2246
URL: https://characterogy.com
E-Mail: info@characterogy.com

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会社概要

URL
https://characterogy.com/
業種
サービス業
本社所在地
愛媛県松山市北条辻1265番地2
電話番号
050-1111-2246
代表者名
山本 美穂子
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年12月