Mintel、「アジア太平洋におけるビューティ・パーソナルケア業界の動向」を発表

株式会社ミンテルジャパン

消費者が「何を」「なぜ」求めているかを探すエキスパートであるMintelは、「アジア太平洋地域(APAC)におけるビューティ・パーソナルケア業界の動向」を発表しました。このアナリストによる考察では、Mintelが予測したトレンドが、各地域のビューティ・パーソナルケア市場でどのように展開されたかを明らかにし、アジア太平洋地域での市場と消費者動向を紐解きます。
Mintel Director of Consulting, Beauty & Personal Care(南アジア太平洋地域)Sharon Kwekによるコメント
「美容製品はこれまでも、感情に訴えかける(エモーショナルな)手法で販売されており、消費者に自信、イメージ、願望を与えてきました。新型コロナウイルスの影響を軽減するための対策の実施や、デジタルコマースへの劇的な変化を経て、この時代のエモーショナル・セリングが消費者のニーズをかなり複雑に表現していることはすでにお気づきのことでしょう。

カスタマージャーニーが、もはや直線的ではなく、フィジカルスペースとデジタルスペースの両方のタッチポイントが同時進行することで、消費者のブランドディスカバリーは、まさに瞬発的なものとなりました。

Mintelが毎年発行する『アジア太平洋地域におけるビューティ・パーソナルケア業界の動向』では消費者トレンドにおける進化とブランドにとっての新たな商機に焦点を当てています。」

『アジア太平洋地域におけるビューティ・パーソナルケア業界の動向』 一部ご紹介

ビューティ・コンシューマーは感情的な深みを求めている
消費者のビューティ製品に対する期待が高まっている今、 見た目やパッケージ、 テクスチャーの面白さなどの魅力が求められています。Mintelは、これらが人々の購買決定において大きな役割を果たすようになってきたと考察しています。 製品やブランドの飛躍となる要因、 つまり口コミ効果やトレードアップ(より高価な製品を購入する) 機会につなげることです。

ブランドにとって今も新商品の開発の核となるのは機能性や有効性であり、消費者が購入する際の大事な要素でもあります。しかし重要性を増しているのは、楽しくて、目を引くビジュアル、多様な使用体験という、新たな角度からの活用方法です。 感覚的に訴える製品は、ブランドが激しい競争の中で際立ち、 若い世代にアピールするのに役立っています。

ブランドと消費者のフレッシュな関係を築く
Mintelのデータによると、中国の消費者の81%が、自分はコミュニティの一員であると感じることが重要であると回答しました。また、シンガポールとタイでも、61%の消費者が同様の意見を述べています。さらにインドでは、女性消費者の36%がSNS上の美容コミュニティやグループに属していると回答しています。

消費者がこれらのコミュニティを活用して、製品の使用感やブランドへの思いを共有することで未開拓の消費者層の潜在意識に訴えかけることができます。事実や数値は、品質を保証する大きな要素ですが、製品やブランドを表現する要素は流動的なものです。だからこそ、感情に訴えかける、エモーショナル・セリングによって消費者への働きかけを広げることができるのです。


参照元:  Mintel グローバル・コンシューマー、2021年3月

中国の18歳以上のインターネットユーザー1,000人

シンガポールの18歳以上のインターネットユーザー1,000人

タイの18歳以上のインターネットユーザー 1,000人

 Mintelの2021年版「アジア太平洋におけるビューティ・パーソナルケア業界の動向」はこちらから無料でダウンロードができます。
http://japan.mintel.com/apac-beauty-personal-care-landscape

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会社概要

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URL
https://japan.mintel.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区丸の内二丁目4番1号 丸の内ビルディング18階
電話番号
03-6228-6595
代表者名
リチャード・カー
上場
未上場
資本金
-
設立
2008年03月