「パンチスピリット」あふれる人財育成を目指して 金型部品のパンチ工業「人財育成方針」等を制定
各方針の概要
【パンチグループ 人財育成方針】
創業者の情熱や執念を今に伝えるべく明文化したパンチグループの企業アイデンティティ「パンチスピリット(創業者精神)」を発揮し、成果として具現化できる人財を、目指すべき人財像として定めています。
パンチグループ 人財育成方針 方針全文
https://www.punch.co.jp/csr/pdf/20230512_human_capital_development_policy.pdf
●パンチスピリットとは
「チャレンジ」、「創意工夫」、「自由闊達」の3つをキーワードに、2016年に制定された企業アイデンティティです。1975年に当社を創業した森久保有司の情熱や執念といった、起業の原点に立ち返ることが必要であるとの考えから制定されました。このパンチスピリットが社内に息づいていることが当社グループの強みです。この強みを発揮することで、差別化ができる高い技術力を持ち、特注金型部品の世界シェア1位(当社推計)を獲得することができたと自負しています。
【パンチグループ エンゲージメント向上のための社内環境整備方針】
社員のエンゲージメント向上のため、人財育成方針に基づいて社員が学び、成長できる「場」を提供します。併せて、一人ひとりが活き活きと働くことができるよう、多様性を尊重し、社員の健康に配慮し、加えて、心理的安全性を担保すべく社内環境の整備と組織風土の醸成に努めます。
パンチグループ エンゲージメント向上のための社内環境整備方針 方針全文
https://www.punch.co.jp/csr/pdf/20230512_internal_environment_improvement_policy.pdf
方針制定の背景
パンチ工業は、2022年度から2024年度までの3ヵ年の中期経営計画『バリュークリエーション2024』において、経営基盤の強化策の一つとして「サステナビリティ」の推進を掲げています。人は「資本」であり「企業価値の源泉」であるとの考えから「人的資本経営」に取組み、社員ひとり一人が能力を発揮し、活き活きと働ける職場環境の整備にも取組んでいます。また、社員がキャリアパスを実現するための人財育成体系の整備や研修制度等の社員教育の拡充を図っています。
人財育成、働きやすい職場環境整備の実現に向けた取組み
・社内教育機関「パンチアカデミー」の設置
職人技と熟練の機械操作だけでなく、ものづくりの探求心などを持った人財の育成と、当社が長年培ってきた技能の継承を目的に、2017年より「パンチアカデミー」を設置。新人教育や階層別研修、営業担当者のためのものづくり研修など多様な研修を実施しています。技能の継承では、ものづくり最前線から離れる年代のベテラン社員たちが指導員として人財育成という新たなミッションにチャレンジしています。
・技能オリンピック
技術力向上や他部署との交流を目的とした技能コンテストを定期的に行っています。2022年度は、日本の各工場やグループ会社から約110名が、平面研削加工や芯なし研削加工、機械加工以外でもパソコンタイピングなど4つの種目において、部門の垣根を越えて技能を競いました。対象工程の変更や対象部門の追加も検討しながら、今後も実施予定です。
・風土改革委員会
各拠点に「風土改革委員会」を設置し、さまざまな企業風土改革の取組みを展開しています。ペットボトルキャップを回収する「エコキャップ運動」をはじめとするリサイクル活動の社内での先導役の他、職場を花で彩る「花いっぱい運動」や社員から食料品を集め地域の社会福祉法人に寄付する「フードドライブ活動」など、社会貢献や社内コミュニケーション活性化につながるイベントの企画・運営を行っています。
・ダイバーシティに関する教育の実施
全社員を対象とした無意識の根拠のない思いこみや偏見に気付くためのアンコンシャスバイアス研修や、女性社員を講師とした女性活躍推進についての社内セミナーを実施しています。
・「パンチ・ファミリーサロン」の開催
産・育休中の社員(性別問わず)を対象としたWeb交流会「パンチ・ファミリーサロン」を開催しています。歓談や相談を通じて休職中の不安を和らげ、スムーズな復職につなげることを目的としたもので、先輩パパ・ママからの仕事と育児の両立に関するアドバイスや会社制度の活用方法などの情報交換を行っています。
・「パンチ・ファミリーデー」の開催
社員の子どもを対象とした工場見学会を実施しています。
当イベントは、子どもたちや家族に、普段は見ることのできないお父さん・お母さんの働く姿に触れることで働くことの楽しさや大変さを感じてもらい、また職場を知ることで会社のファンを増やすことを目的に開催しています。
・男性社員の育児休業・育児休暇取得の促進
2024 年度には対象となる男性社員の育児休業・育児休暇取得率30%以上という目標を掲げていますが、2023年3月末時点で既に目標を大きく上回り、100%(※)に達しています。取得日数・回数の増加や有意義な育児期間とするなど、より質の高い育児休業・休暇の取得に向け、制度をまとめたハンドブックを作成し、社員に配布することで制度の認知を進めています。また、社内報でも定期的に取得者の体験記を掲載し、職場での理解向上を図っています。
※厚生労働省のくるみん認定の基準に基づいて算出
・時間単位の年次有給休暇(以下、有給休暇)取得制度の開始
2016年度より、1時間を単位とした有給休暇取得を認め、柔軟にワークライフバランスの確保ができるようにしています。
・疾病治療等と仕事の両立に向けた支援施策の強化・新設
2021年度より、病気治療と仕事を両立するための制度を導入しています。治療計画や体調に合わせて働けるとともに、有給休暇の不足による経済面などの不安を軽減し、安心して長く仕事を続けられるように支援しています。
・「マイジョブプラン制度」の導入
2019年度より、仕事や働き方の将来像を自ら考え、上司と共有する制度を設けています。年に1回、上司と面談を行い、希望の配属部署や仕事を申告することができます。評価や適性に加え、マイジョブプランも参考に人財育成を行っています。
会社概要
社名 :パンチ工業株式会社
代表 :代表取締役/社長執行役員 森久保 哲司
所在地:東京都品川区南大井6丁目22番7号 大森ベルポートE館5階
上場 :東京証券取引所 プライム市場(6165)
創業 :1975年
売上高 :427億円(2023年3月期)
従業員 :3,923名
事業内容:金型部品の製造・販売及び金型関連の付属品販売
社名に込められた意味:パンチ工業という社名は、創業の製品であるプリント基板用穴あけパンチの「パンチ」と、活力にあふれた「パンチ」の効いた会社という意味が込められています。
会社ロゴマークに込められた意味:ゲンコツマークは、「商品である金型用パンチ/ピンと企業としての勢い」を表現しており、斜線は、「稲妻のごとく業界に新風を送らんとする」意気込みを表現しています。
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