クラウドCTI「CT-e1/SaaS」 WebRTC対応アプリケーションの提供を開始
~より手軽にコンタクトセンターの業務環境構築を実現~
株式会社コムデザイン(東京都千代田区平河町、代表取締役社長:寺尾憲二)は、コンタクトセンター向けクラウド型CTI「CT-e1/SaaS」の新たな機能として、アプリケーションのインストール不要で利用可能なWebRTC技術を活用したコミュニケーター向けWebアプリケーションの提供を開始しました。
■背景と狙い
CT-e1/SaaSは、SIP通信によるIPフォンの利用に加え、既設PBXとの連携が可能な柔軟な利用環境を提供してきました。今回、新たにWebアプリケーション対応を実現し、ユーザーの利便性をさらに向上させ、多様な利用シーンに対応できる選択肢を提供いたします。
アプリケーションをインストールする手間を省くことで導入のハードルを下げ、より迅速にサービスを利用開始できることが大きなメリットです。現代のコンタクトセンターに求められる早期開設を支援する有効な手段として、新たな価値を提供します。
WebRTCとは
WebRTC(Web Real-Time Communication)は、World Wide Web Consortium(W3C)が提唱するオープン規格で、専用ソフトウェアやプラグインを必要とせず、ウェブブラウザ間でボイスチャット、ビデオチャット、ファイル共有を可能にするリアルタイムコミュニケーション技術です。
■今後の展開
本Webアプリケーションは、新規利用ユーザーを対象に段階的に提供を開始いたします。
2024年にリリースした新アプリケーションの発表を皮切りに、CT-e1/SaaSでは継続してユーザビリティに優れたデザインへの改良に取り組んでおります。今回のWebアプリケーションの提供にとどまらず、継続してコンタクトセンターにとって優れたアプリケーション開発を継続してまいります。
■「CT-e1/SaaS」について
「CT-e1/SaaS」は、コムデザインが提供するクラウド型CTIサービスです。低コスト・専用設備不要といったクラウド型サービスのメリットに加えて、機能の網羅性の高さや、導入企業ごとの柔軟なカスタマイズが可能という特長もあり、累計1,745テナント31,000席以上の企業に採用されています。詳細は以下URLをご参照ください。
■CCP(Converged Communications Platform)について
CCP(Converged Communications Platform)とは、近年コールセンターで注目が集まっている、カスタマーとコミュニケーターの“会話”そのものをデータとして活用し、業務効率の向上や付加価値の創出を図るコールセンターDXという取り組みに最適なテレフォニープラットフォームコンセプトです。 CCPにより、コールセンターDXを目的とした、テキストマイニングや会話解析、会話自動要約などのソリューションを提供するサービスに対して、「音声データ」または「テキストデータ」を柔軟且つ手軽に連携することが可能となります。これにより、コールセンターは高額の初期投資や運用負荷をかけることなく、コールセンターDXに取り組むことができます。
■株式会社コムデザイン
コムデザインは、2000年に創業。2008年からクラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS」の提供を開始。高い拡張性を持つ自社開発のアーキテクチャと利用者のニーズにきめ細かく対応可能なサービスモデル「CXaaS」により、小規模から大規模まで業種を問わずコールセンターに支持されています。
※CXaaS(Customer Experience as a Service )とは
「CXaaS」とはコールセンターに求められるクラウドCTI機能の提供および開発だけではなく、利用までに必要な専門エンジニアによる伴走体制もふくめて定額費用で提供するサービスモデルです。
関連書籍:「CXaaS 「攻めのIT活用」を実現する新しいクラウドサービスモデル」(翔泳社)
■お問合せ先
株式会社コムデザイン
担当 :セールス&マーケティンググループ 寺尾(望)
電話 :050-5808-5500
E-Mail:sales@comdesign.co.jp
*プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
その後、予告なしに変更されることがございますので、あらかじめご了承願います。