中小企業の65.1%が「早期離職」に課題を実感!採用ミスマッチの真因は「業務の見えなさ」にあり

─ 株式会社給与アップ研究所、「業務可視化と採用に関する実態調査」を実施 ─

株式会社給与アップ研究所

人事評価内製化プログラム『ジョブオペ®︎』を展開する、株式会社給与アップ研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役:高橋 恭介)は、新卒・中途採用を定期的に行っている中小企業の経営者103名を対象に、「業務可視化と採用に関する実態調査」を実施いたしました。その結果、採用ミスマッチの根本原因として「業務の不透明さ」や「評価制度の不整備」が浮き彫りとなりました。

 

主な調査結果サマリー

  • 中小企業の約7割が、中途採用での「早期離職」に課題を実感

  • 早期離職の主な理由は、「業務内容と求職者の期待・スキルのミスマッチ」が65.7%で最多

  • 人材採用と定着の改善のために取り組むべきこと:

    第1位:「業務効率化」

    第2位:「業務内容の可視化と明確化」

■調査概要

項目

内容

調査名

業務可視化と採用に関する実態調査

調査主体

株式会社給与アップ研究所

調査方法

インターネット調査(IDEATECH提供「リサピー®︎」)

調査期間

2025年4月24日〜4月28日

調査対象

新卒・中途採用を定期的に行い、人事制度の意思決定に関わる中小企業(従業員300名未満)の経営者103名

※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。

≪利用条件≫

1 情報の出典元として「株式会社給与アップ研究所」の名前を明記してください。

2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。

URL:https://www.salary-up.com/jobope-cloud/

<全設問は下記の通りです>

Q1:あなたの会社では、中途採用で「早期離職」(入社3年以内の退職)に課題を感じていますか。

Q2:Q1で「非常に課題を感じている」「やや課題を感じている」と回答した方に質問
早期離職が起きる主な理由はどのようなことだと思いますか。(複数回答)

Q3:あなたの会社では、各部署の業務内容の可視化(業務内容・フロー・必要スキルの明文化など)はどの程度進んでいますか。

Q4:あなたの会社では、社員に対する目標設定は明確に行われていますか。

Q5:あなたの会社の採用面接では、先輩社員から応募者に対して評価制度や目標設定の説明を行っていますか。

Q6:Q5で「必ず行っている」「ケースによって行っている」と回答した方に質問
先輩社員からの説明を行う理由は何ですか。(複数回答)

Q7:あなたの会社では、優秀な人材に対する待遇改善(昇進・福利厚生の充実など)は適切に行われていますか。

Q8:あなたの会社では、業務効率化のために生成AIやBPO(業務委託)などを活用していますか。

Q9:あなたの会社で採用と定着の改善のために、取り組むべきだと思うことは何ですか。(複数回答)

Q10:業務可視化(業務内容・フロー・必要スキルの明文化など)が進むことで、どのような効果があると思いますか。(複数回答)

調査結果の全容は5/21(水)開催のセミナーにて公開いたします!是非お申し込みください。

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▼お申し込み:https://us06web.zoom.us/webinar/register/9617448530393/WN_s5vg1qhdQBC14NPDFRSZ9w

※以下に、調査結果の一部を公開いたします。


65.1%の企業が「中途採用の早期離職」に課題を実感

「非常に課題を感じている」(33.1%)と「やや課題を感じている」(32.0%)を合わせると、65.1%の中小企業経営者が中途採用における早期離職(入社3年以内)を課題と認識していることが分かりました。

Q1:あなたの会社では、中途採用で「早期離職」(入社3年以内の退職)に課題を感じていますか。
  • 非常に課題を感じている:33.1%

  • やや課題を感じている :32.0%

  • あまり課題を感じていない:22.3%

  • 全く課題を感じていない:10.7%

  • わからない/答えられない:1.9%

早期離職の主な理由:「業務とスキルのミスマッチ」が最多

「早期離職が起きる主な理由はどのようなことだと思いますか(複数回答)」という設問に対し、最も多かった回答は「業務内容と求職者の期待・スキルのミスマッチ」(65.7%)でした。

次いで、「職場の人間関係の問題」(40.3%)や「企業理念や価値観の不一致」(32.8%)など、組織文化や職場環境の課題が上位に挙がっています。

本結果は、「業務可視化」や「採用段階での業務説明の徹底」が、定着率向上に向けた重要な施策であることを示唆しています。

Q2:早期離職が起きる主な理由はどのようなことだと思いますか。(複数回答)
  • 業務内容と求職者の期待・スキルのミスマッチ:65.7%

  • 職場の人間関係の問題:40.3%

  • 企業理念や価値観の不一致:32.8%

  • 入社後の業務内容が採用時の説明と異なると感じられたから:29.9%

  • 給与・待遇への不満:29.9%

  • 目標設定が曖昧で達成感が得られないから:25.4%

  • 評価基準や昇進条件が不確定である:23.9%

  • キャリアパスが見えない:20.9%

  • 教育・研修体制の不足:17.9%

  • 業務量や残業の多さ:16.4%

  • その他:4.5%

  • わからない・答えられない:3.0%

■社員に対する目標設定について、3割以上が「不十分」

「Q4.あなたの会社では、社員に対する目標設定は明確に行われていますか。」(n=103)と質問したところ、「全く明確に行われていない」が3.9%、「あまり明確に行われていない」が30.1%という回答となりました。

Q4:あなたの会社では、社員に対する目標設定は明確に行われていますか。(複数回答)
  • 非常に明確に行われている:15.5%

  • ある程度明確に行われている:48.6%

  • あまり明確に行われていない:30.1%

  • 全く明確に行われていない:3.9%

  • わからない/答えられない:1.9%

採用・定着の改善に必要な施策:1位は「業務効率化」53.4%

「あなたの会社で採用と定着の改善のために、取り組むべきだと思うことは何ですか(複数回答)」という問いに対し、最も多かったのは「業務効率化」(53.4%)でした。
続いて、「業務内容の可視化と明確化」(38.8%)や、「DX推進・テクノロジー活用(生成AIなど)」(35.9%)など、業務の構造改革・見える化に関する項目が上位を占めました。

Q9:あなたの会社で採用と定着の改善のために、取り組むべきだと思うことは何ですか。(複数回答)
  • 業務効率化:53.4%

  • 業務内容の可視化と明確化:38.8%

  • DX推進・テクノロジー活用(生成AIなど):35.9%

  • 評価・報酬制度の改革:35.9%

  • 経営ビジョン・企業理念の共有強化:33.0%

  • 職場環境・社内コミュニケーションの改善:32.0%

  • 教育・研修制度の充実:29.1%

  • 福利厚生の充実:28.2%

  • キャリアパスの明確化:23.3%

  • 採用プロセスの見直し・強化:22.3%

  • 社内業務のデジタル化・システム化:20.4%

  • 採用情報(求人票・採用サイト)の充実:10.7%

  • その他:1.0%

  • わからない・答えられない:4.9%

■まとめ

今回は、新卒・中途採用を定期的に行っており、採用活動や人事制度の意思決定に関わっている中小企業(従業員300名未満)の経営者103名を対象に、業務可視化と採用に関する実態調査を実施しました。

 まず、65.1%が中途採用の「早期離職」に課題を感じていることが判明し、その理由として、65.7%が「業務内容と求職者の期待・スキルのミスマッチ」と回答しました。次に、各部署の業務内容の可視化について、約4割が「不十分」と回答していることに加え、社員に対する目標設定についても

34.0%が「不明確」な実態が明らかになりました。最後に、採用と定着の改善のために、取り組むべきこととして、半数以上が「業務効率化」と捉えており、業務の可視化が進むことで「業務効率化」(53.4%)や「評価の公平性向上」(44.7%)に期待が寄せられています。

 今回の調査では、多くの中小企業が早期離職に課題を感じており、その主因が業務内容と求職者の期待・スキルのミスマッチであることが明らかになりました。採用ミスマッチは単なる採用手法の問題ではなく、企業内部の業務可視化の不足に根本原因があると考えられます。実際に先輩社員による説明を行う企業の多くが、具体的な業務内容の伝達や応募者の不安軽減を目的としており、採用段階での透明性確保の重要性を認識しています。企業の持続的成長には、採用活動の強化だけでなく、業務プロセスの可視化と標準化、評価制度の透明性確保など、内部体制の整備が不可欠でしょう。



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場 所:オンライン開催

参加費:無料、途中参加OK

参加特典:登壇資料

アンケート回答特典:

・会社代表者限定「業務棚卸ワーク」無料実施

・会社代表者限定:「採用力診断」無料実施


■会社概要

会社名 :株式会社給与アップ研究所

代表者 :代表取締役 高橋 恭介

所在地 :〒102-0083 東京都千代田区麹町6-6-2 番町麹町ビルディング5階

設立  :2021年1月

資本金 :10,000,000円

URL  :https://www.salary-up.com/

事業内容:・人事評価内製化プログラム『ジョブオペ®︎』
     ・営業まるごとDX!「ジョブオペ®︎ BPO」
     ・経営者限定交流会『ズバセル®️』運営

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会社概要

株式会社給与アップ研究所

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URL
https://www.salary-up.com/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一番町14-2 10F
電話番号
-
代表者名
高橋 恭介
上場
未上場
資本金
-
設立
2021年01月